ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
未だに、電子レンジの意味がわからんのよ。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
何で?
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
何で温まるの?
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
直接触れずに温めるなんて。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
母親からの手紙かっつーの。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
母親からの手紙かっつーの。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
ほんと分からんものは信用ならん。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
掃除機はなんとなく分かる。
ケイコの発言:
ああうん。
雄二の発言:
炊飯ジャーも、なんとなく分かる。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
電子レンジが、分からんのよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
何で温まるの?
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
なんで、ちょっと湿るの? 揚げ物とか。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
「ハァー」って温められてる気がする。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
あの湿っぽさは、「ハァー」でしょ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰かに「ハァー」ってやられてる気がする。
ケイコの発言:
そんな隙ないでしょ。
雄二の発言:
いや。なんか、ソース準備したりしてるときに。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
ガサガサっと。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ガサガサっときて、「ハァー」って。
ケイコの発言:
じゃあ今度見ておきなよ。ずっと。
雄二の発言:
ずっと見ておく。
ケイコの発言:
うん。見てな。
雄二の発言:
捕まえるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ていうか、この前捕まえたわ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
で、捕まえて、ぱっと顔見たら、高校のとき一緒だったシモヤマで。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
いや、その、それが。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
あ、シモヤマって、ああ、こういうのやってたんだー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
シモヤマはまだ始めたばっかりだから捕まっちゃったけど、熟練は、10秒前にはもう居ないんだって。その、電子レンジのとこには。
ケイコの発言:
ああ。へえ。
雄二の発言:
60秒のところを、50秒で終わらせるんだって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
だから、10秒とかにセットする奴はホント殺そうかと思うらしいよ。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
逃げるのに10秒かかるのに、絶対無理だから。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だから、10秒とかにセットされると、あのー、ぶっちゃけ、温めないらしいね。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
出てかないんだって。もう。はなっから。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
たまに、どうしても逃げ遅れそうになると、ブレーカー切って真っ暗にして逃げるんだって。
ケイコの発言:
え、それで、電子レンジ使うとたまに切れるの?
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
電子レンジが電気食うからじゃないんだ。
雄二の発言:
電子レンジは皿回すくらいしか電気つかわないって言ってた。シモヤマが。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
ひどいのだと、皿も電気じゃないって言ってた。ぐるーん! ってシモヤマが最初に回して、あとは惰性で。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あと、卵って電子レンジ入れると爆発すんじゃん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれは、思わずやっちゃうんだって どーん! って。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
いくら「ハァー」ってやっても、殻のせいで全然温まらなくて、もう、なんか、こう、こうなって、どーん! って。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あと、猫死ぬじゃん。電子レンジで乾かすと。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
あれも、思わずやっちゃうんだって。キュー! って。
ケイコの発言:
なんで。
雄二の発言:
ほんと、なんか、開けていきなり猫が居て、めちゃくちゃびっくりして、思わず殺しちゃうんだって。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
いや、そっと電子レンジに近づいて、開けて、「ハァー」ってしようと思ったら、中から「ニャー」だよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あとは、最近、なんか、サトウのごはん、みたいのあるじゃん。電子レンジでできるごはんみたいなやつ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれは、「ハァー」じゃ温まらないから、電子を使って温めてるんだって。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
でもシモヤマも、不思議だ不思議だって言ってた。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
不思議だなあ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
不思議だわ。電子レンジ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
作ってる人、意味分かってんのかな。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
不思議だ不思議だって言いながら作ってるよ、多分。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
不思議だし、寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
未だに、電子レンジの意味がわからんのよ。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
何で?
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
何で温まるの?
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
直接触れずに温めるなんて。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
母親からの手紙かっつーの。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
母親からの手紙かっつーの。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
ほんと分からんものは信用ならん。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
掃除機はなんとなく分かる。
ケイコの発言:
ああうん。
雄二の発言:
炊飯ジャーも、なんとなく分かる。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
電子レンジが、分からんのよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
何で温まるの?
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
なんで、ちょっと湿るの? 揚げ物とか。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
「ハァー」って温められてる気がする。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
あの湿っぽさは、「ハァー」でしょ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰かに「ハァー」ってやられてる気がする。
ケイコの発言:
そんな隙ないでしょ。
雄二の発言:
いや。なんか、ソース準備したりしてるときに。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
ガサガサっと。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ガサガサっときて、「ハァー」って。
ケイコの発言:
じゃあ今度見ておきなよ。ずっと。
雄二の発言:
ずっと見ておく。
ケイコの発言:
うん。見てな。
雄二の発言:
捕まえるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ていうか、この前捕まえたわ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
で、捕まえて、ぱっと顔見たら、高校のとき一緒だったシモヤマで。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
いや、その、それが。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
あ、シモヤマって、ああ、こういうのやってたんだー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
シモヤマはまだ始めたばっかりだから捕まっちゃったけど、熟練は、10秒前にはもう居ないんだって。その、電子レンジのとこには。
ケイコの発言:
ああ。へえ。
雄二の発言:
60秒のところを、50秒で終わらせるんだって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
だから、10秒とかにセットする奴はホント殺そうかと思うらしいよ。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
逃げるのに10秒かかるのに、絶対無理だから。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だから、10秒とかにセットされると、あのー、ぶっちゃけ、温めないらしいね。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
出てかないんだって。もう。はなっから。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
たまに、どうしても逃げ遅れそうになると、ブレーカー切って真っ暗にして逃げるんだって。
ケイコの発言:
え、それで、電子レンジ使うとたまに切れるの?
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
電子レンジが電気食うからじゃないんだ。
雄二の発言:
電子レンジは皿回すくらいしか電気つかわないって言ってた。シモヤマが。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
ひどいのだと、皿も電気じゃないって言ってた。ぐるーん! ってシモヤマが最初に回して、あとは惰性で。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あと、卵って電子レンジ入れると爆発すんじゃん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれは、思わずやっちゃうんだって どーん! って。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
いくら「ハァー」ってやっても、殻のせいで全然温まらなくて、もう、なんか、こう、こうなって、どーん! って。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あと、猫死ぬじゃん。電子レンジで乾かすと。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
あれも、思わずやっちゃうんだって。キュー! って。
ケイコの発言:
なんで。
雄二の発言:
ほんと、なんか、開けていきなり猫が居て、めちゃくちゃびっくりして、思わず殺しちゃうんだって。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
いや、そっと電子レンジに近づいて、開けて、「ハァー」ってしようと思ったら、中から「ニャー」だよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あとは、最近、なんか、サトウのごはん、みたいのあるじゃん。電子レンジでできるごはんみたいなやつ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれは、「ハァー」じゃ温まらないから、電子を使って温めてるんだって。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
でもシモヤマも、不思議だ不思議だって言ってた。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
不思議だなあ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
不思議だわ。電子レンジ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
作ってる人、意味分かってんのかな。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
不思議だ不思議だって言いながら作ってるよ、多分。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
不思議だし、寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
まあ、こんばんは。
ケイコの発言:
花見行ってきた。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
綺麗だったよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
行った?
雄二の発言:
行ってない。
ケイコの発言:
行きなよ。
雄二の発言:
一人で?
ケイコの発言:
ごめんね。
雄二の発言:
いいよ。
ケイコの発言:
じゃあ、お休みは何してたの?
雄二の発言:
新宿に用事があって行ったんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
改札を通って駅を出ようとしたら、SuiCaの残高が足りなかった。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、チャージしようとしたんだけど、財布忘れて。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
え、チャージ出来ない。
ケイコの発言:
出来ないね。
雄二の発言:
財布取りに帰っても、横浜駅から出られない。
ケイコの発言:
出られないね。
雄二の発言:
JR路線内に完全に閉じ込められた!
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
将棋で言うところの、詰み、だ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
これが旧国鉄の仕掛けた大きな罠だ、と気づくのに、そう時間は掛からなかった。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
キオスクでの強制労働が待っている。
ケイコの発言:
ほんと、それキオスクの人に怒られるよ?
雄二の発言:
東京ばな奈は要りませんか……東京ばな奈は要りませんか……。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
マッチ売りの少女風に。
ケイコの発言:
必死なんだ。
雄二の発言:
必死だよ。売り上げが悪いと人形焼にされてしまう。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
やけにリアルで悲痛な顔をした人形焼が混じっていたことはないかい?
ケイコの発言:
買わないから分からないけど。
雄二の発言:
ときに、首都圏では、毎年5万人が行方不明になるそうだよ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
そのうちの何人が、人形焼にされているんだろうねえ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
家で、お母さんが、「あの子帰って来ないねえ」なんて言いながら、人形焼をぱくり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
僕だよ! 僕ここに居……ギャア!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「あら、美味しい、この人形焼」
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そりゃあ美味しいだろうさ。お前が生んだ子だからね!!!!!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
なんか、温度差あるよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
わあー! 怖いー! みたくならないの。
ケイコの発言:
特には。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、でも俺は人形焼にされる前にこう、うまいこと追手をかいくぐって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
意気投合したホームレスたちと地下に潜伏して、ここを脱出する作戦を練る。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
このホームレスたち、というのが個性的でね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
パソコンに強いホームレス、通称「IT」。こいつには、SuiCaのハッキングをやってもらう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
腕っぷしの強いホームレス、通称「輪島似」。こいつには、脱出時、体を張ってもらう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あとなんか、臭いホームレス、通称「逆消臭ポット」。こいつは、ただただ臭い。
ケイコの発言:
要るの?
雄二の発言:
あと、すっごいエロいホームレス、通称「デラべっぴん」。こいつは、ただただエロい。
ケイコの発言:
要るの?
雄二の発言:
いやーなんかねー、正直、ITしか要らないんだけど、なんか、ITの友達でーす、みたいな感じでぞろぞろついてきた。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
逆消臭ポット、すげえ臭いし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
日本中の消臭ポットは、こいつに繋がっている。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
デラべっぴんなんて、キオスクに官能小説万引きしに行って捕まりそうになって、アジトばれそうになるし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ろくなことしない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
でも、そんな仲間が、俺は、大好きだ!
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
窓口行くとお金貸してくれるよ。
雄二の発言:
は?
ケイコの発言:
窓口行って事情説明すると、お金貸してくれるよ。
雄二の発言:
え、そうなの。
ケイコの発言:
っていうか、今メッセやってるってことは駅出たんだよね。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
どうやって出たの。
雄二の発言:
遅れてきた友達と駅の中で合流して、お金貸してもらった。
ケイコの発言:
ふうん。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝る、か。
ケイコの発言:
うん。おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
まあ、こんばんは。
ケイコの発言:
花見行ってきた。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
綺麗だったよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
行った?
雄二の発言:
行ってない。
ケイコの発言:
行きなよ。
雄二の発言:
一人で?
ケイコの発言:
ごめんね。
雄二の発言:
いいよ。
ケイコの発言:
じゃあ、お休みは何してたの?
雄二の発言:
新宿に用事があって行ったんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
改札を通って駅を出ようとしたら、SuiCaの残高が足りなかった。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、チャージしようとしたんだけど、財布忘れて。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
え、チャージ出来ない。
ケイコの発言:
出来ないね。
雄二の発言:
財布取りに帰っても、横浜駅から出られない。
ケイコの発言:
出られないね。
雄二の発言:
JR路線内に完全に閉じ込められた!
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
将棋で言うところの、詰み、だ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
これが旧国鉄の仕掛けた大きな罠だ、と気づくのに、そう時間は掛からなかった。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
キオスクでの強制労働が待っている。
ケイコの発言:
ほんと、それキオスクの人に怒られるよ?
雄二の発言:
東京ばな奈は要りませんか……東京ばな奈は要りませんか……。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
マッチ売りの少女風に。
ケイコの発言:
必死なんだ。
雄二の発言:
必死だよ。売り上げが悪いと人形焼にされてしまう。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
やけにリアルで悲痛な顔をした人形焼が混じっていたことはないかい?
ケイコの発言:
買わないから分からないけど。
雄二の発言:
ときに、首都圏では、毎年5万人が行方不明になるそうだよ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
そのうちの何人が、人形焼にされているんだろうねえ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
家で、お母さんが、「あの子帰って来ないねえ」なんて言いながら、人形焼をぱくり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
僕だよ! 僕ここに居……ギャア!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「あら、美味しい、この人形焼」
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そりゃあ美味しいだろうさ。お前が生んだ子だからね!!!!!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あれ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
なんか、温度差あるよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
わあー! 怖いー! みたくならないの。
ケイコの発言:
特には。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、でも俺は人形焼にされる前にこう、うまいこと追手をかいくぐって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
意気投合したホームレスたちと地下に潜伏して、ここを脱出する作戦を練る。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
このホームレスたち、というのが個性的でね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
パソコンに強いホームレス、通称「IT」。こいつには、SuiCaのハッキングをやってもらう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
腕っぷしの強いホームレス、通称「輪島似」。こいつには、脱出時、体を張ってもらう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あとなんか、臭いホームレス、通称「逆消臭ポット」。こいつは、ただただ臭い。
ケイコの発言:
要るの?
雄二の発言:
あと、すっごいエロいホームレス、通称「デラべっぴん」。こいつは、ただただエロい。
ケイコの発言:
要るの?
雄二の発言:
いやーなんかねー、正直、ITしか要らないんだけど、なんか、ITの友達でーす、みたいな感じでぞろぞろついてきた。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
逆消臭ポット、すげえ臭いし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
日本中の消臭ポットは、こいつに繋がっている。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
デラべっぴんなんて、キオスクに官能小説万引きしに行って捕まりそうになって、アジトばれそうになるし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ろくなことしない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
でも、そんな仲間が、俺は、大好きだ!
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
窓口行くとお金貸してくれるよ。
雄二の発言:
は?
ケイコの発言:
窓口行って事情説明すると、お金貸してくれるよ。
雄二の発言:
え、そうなの。
ケイコの発言:
っていうか、今メッセやってるってことは駅出たんだよね。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
どうやって出たの。
雄二の発言:
遅れてきた友達と駅の中で合流して、お金貸してもらった。
ケイコの発言:
ふうん。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝る、か。
ケイコの発言:
うん。おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
ハッスルしてるかい?
ケイコの発言:
してないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品ブームだね。
ケイコの発言:
まあ。そうだね。
雄二の発言:
会社に、飲み会のときいっつもトランプの手品やりだす先輩が居るんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
その手品は、なんだろ、まあ、そんな大したことないのよ。なんか、引いたカードを当てる、的な。
ケイコの発言:
当てるのはすごいと思うけど。
雄二の発言:
やあ、まあ、すごいんだけど、むしろ、その、飲み会のたびに取り出すトランプを彼がどこに仕込んでるのか未だに分からなくてさあ、そこにみんなびっくりしている。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
だって、その日突然決まった飲み会で「手品やってくださいよー」って振っても必ずトランプ持ってんだよ。
ケイコの発言:
すごいね。
雄二の発言:
世の中に出回っている「トランプ」というものは、もしかしたらすべて彼から広がっていっているのかな、とか考えたことがある。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
すごい手品だよ。
ケイコの発言:
まあねえ。
雄二の発言:
たまにUNO出しちゃったりしたら面白いなあ。あ! UNO出ちゃった! みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
すごい手品師だわ。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
先輩を見て、決めたんだけどさあ。
ケイコの発言:
まさか。
雄二の発言:
手品師に、なろうと思うわ。
ケイコの発言:
やっぱり。
雄二の発言:
え、なんかもっと、ないの? がんばって! とか。
ケイコの発言:
今からなるの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
最近流行りのトランプ手品とかやるんだ?
雄二の発言:
UNOでやる。
ケイコの発言:
UNOメインに使っている人は見たこと無いね。
雄二の発言:
先輩が間違えて出したUNOでやる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカードはドゥロートゥーですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
とか言っても、お客さんUNO知らなくて、ドゥロートゥーがどれだかよくわかってなくて、適当に「違います」とか言っちゃったり。
ケイコの発言:
わあ。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
UNOなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
UNOならではの演目もあるよ。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
スキップするスキップ、とかね。
ケイコの発言:
それは、ちょっと、見たい。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
夜な夜なリバースするリバース。
ケイコの発言:
汚いよ。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
なんだったら、最近小学生に流行りのムシキングカードみたいなのでもいけるんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカブトムシは、これですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、なんか、外国のカブトムシとか名前ややこしいから、お客さん、自分の引いたやつ忘れちゃったりしてね。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
それ……だと思います。とか言っちゃって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ホントは、それ間違いでさ。一回間違えて、実は別の場所から正解が! みたいな手品だったのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
ムシキングカードなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
ほら! カードをこすっていると、ゴホンヅノカブトのツノがもう一本増えました! すごいね! みたいなこと言っても、そもそも誰もゴホンヅノカブトを知らない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
しまいには、ポケットに仕込んでたカブトムシがなんか照明のとこ飛んでっちゃったり。
ケイコの発言:
最低だね。
雄二の発言:
まあ、大変ですよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品大変だなあ!
ケイコの発言:
変なカードでやるからでしょ?
雄二の発言:
ポケモンカードでやるわ。
ケイコの発言:
同じ結果が待っていると思うよ。
雄二の発言:
そうか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
君は、そこまで分かるか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
天才だな。
ケイコの発言:
誰でも分かるよ。
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
カードじゃない手品はやらないの?
雄二の発言:
どんな。
ケイコの発言:
別のモノに変わったりするのとか。ぱっと他の何かに変わるのって手品の定番じゃない。
雄二の発言:
ああ、そういうのか。
ケイコの発言:
あるの?
雄二の発言:
あるよ。
ケイコの発言:
どんなの。
雄二の発言:
環境有害物質を無害物質に変える。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ!
ケイコの発言:
あのー。
雄二の発言:
何。
ケイコの発言:
とても高尚なんだけど、なんだろ、手品じゃないよね。
雄二の発言:
有害物質を無害化する部分が手品じゃないよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
次の世代の子供たちを笑顔に変える、という手品だよ。
ケイコの発言:
わー!
雄二の発言:
手品師になるわ。
ケイコの発言:
なりな。
雄二の発言:
なるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どこに言えばいいんだろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
区役所かな。
ケイコの発言:
そうじゃない?
雄二の発言:
とりあえず寝るわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
ハッスルしてるかい?
ケイコの発言:
してないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品ブームだね。
ケイコの発言:
まあ。そうだね。
雄二の発言:
会社に、飲み会のときいっつもトランプの手品やりだす先輩が居るんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
その手品は、なんだろ、まあ、そんな大したことないのよ。なんか、引いたカードを当てる、的な。
ケイコの発言:
当てるのはすごいと思うけど。
雄二の発言:
やあ、まあ、すごいんだけど、むしろ、その、飲み会のたびに取り出すトランプを彼がどこに仕込んでるのか未だに分からなくてさあ、そこにみんなびっくりしている。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
だって、その日突然決まった飲み会で「手品やってくださいよー」って振っても必ずトランプ持ってんだよ。
ケイコの発言:
すごいね。
雄二の発言:
世の中に出回っている「トランプ」というものは、もしかしたらすべて彼から広がっていっているのかな、とか考えたことがある。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
すごい手品だよ。
ケイコの発言:
まあねえ。
雄二の発言:
たまにUNO出しちゃったりしたら面白いなあ。あ! UNO出ちゃった! みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
すごい手品師だわ。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
先輩を見て、決めたんだけどさあ。
ケイコの発言:
まさか。
雄二の発言:
手品師に、なろうと思うわ。
ケイコの発言:
やっぱり。
雄二の発言:
え、なんかもっと、ないの? がんばって! とか。
ケイコの発言:
今からなるの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
最近流行りのトランプ手品とかやるんだ?
雄二の発言:
UNOでやる。
ケイコの発言:
UNOメインに使っている人は見たこと無いね。
雄二の発言:
先輩が間違えて出したUNOでやる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカードはドゥロートゥーですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
とか言っても、お客さんUNO知らなくて、ドゥロートゥーがどれだかよくわかってなくて、適当に「違います」とか言っちゃったり。
ケイコの発言:
わあ。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
UNOなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
UNOならではの演目もあるよ。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
スキップするスキップ、とかね。
ケイコの発言:
それは、ちょっと、見たい。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
夜な夜なリバースするリバース。
ケイコの発言:
汚いよ。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
なんだったら、最近小学生に流行りのムシキングカードみたいなのでもいけるんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカブトムシは、これですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、なんか、外国のカブトムシとか名前ややこしいから、お客さん、自分の引いたやつ忘れちゃったりしてね。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
それ……だと思います。とか言っちゃって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ホントは、それ間違いでさ。一回間違えて、実は別の場所から正解が! みたいな手品だったのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
ムシキングカードなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
ほら! カードをこすっていると、ゴホンヅノカブトのツノがもう一本増えました! すごいね! みたいなこと言っても、そもそも誰もゴホンヅノカブトを知らない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
しまいには、ポケットに仕込んでたカブトムシがなんか照明のとこ飛んでっちゃったり。
ケイコの発言:
最低だね。
雄二の発言:
まあ、大変ですよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品大変だなあ!
ケイコの発言:
変なカードでやるからでしょ?
雄二の発言:
ポケモンカードでやるわ。
ケイコの発言:
同じ結果が待っていると思うよ。
雄二の発言:
そうか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
君は、そこまで分かるか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
天才だな。
ケイコの発言:
誰でも分かるよ。
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
カードじゃない手品はやらないの?
雄二の発言:
どんな。
ケイコの発言:
別のモノに変わったりするのとか。ぱっと他の何かに変わるのって手品の定番じゃない。
雄二の発言:
ああ、そういうのか。
ケイコの発言:
あるの?
雄二の発言:
あるよ。
ケイコの発言:
どんなの。
雄二の発言:
環境有害物質を無害物質に変える。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ!
ケイコの発言:
あのー。
雄二の発言:
何。
ケイコの発言:
とても高尚なんだけど、なんだろ、手品じゃないよね。
雄二の発言:
有害物質を無害化する部分が手品じゃないよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
次の世代の子供たちを笑顔に変える、という手品だよ。
ケイコの発言:
わー!
雄二の発言:
手品師になるわ。
ケイコの発言:
なりな。
雄二の発言:
なるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どこに言えばいいんだろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
区役所かな。
ケイコの発言:
そうじゃない?
雄二の発言:
とりあえず寝るわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
コンクラーベがね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
コンクラーベ。
ケイコの発言:
意味わかってんの?
雄二の発言:
分かってるよ。ローマ法王を決めるんだろ?
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どうしようね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
選ばれたら。
ケイコの発言:
誰が。
雄二の発言:
俺が。
ケイコの発言:
は?
雄二の発言:
俺が選ばれたら、どうしよう。
ケイコの発言:
枢機卿のなかから選ばれるんだよ?
雄二の発言:
もし、ってことがあるじゃん。なんかの加減で。
ケイコの発言:
ないよ。
雄二の発言:
なんか、全然決まんねーし、どうする? タウンページ適当に開いて出た奴にしない? みたいな。
ケイコの発言:
タウンページ。
雄二の発言:
iタウンページ。
ケイコの発言:
何タウンページでもいいよ。
雄二の発言:
で、何か知らんけどうちの電話が鳴ってさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「おめでとうございます」みたいなことを言うわけよ、向こうは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、俺は、なんか、懸賞詐欺の新しいパターンだと思って、はじめ、冷たく切ったりしてね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ほら、俺、そういうのはすごい敏感だから、ガツンと言うよ。「しつこいなお前。火あぶりにするぞ!」
ケイコの発言:
ちょっと、法王気分になってるじゃない。
雄二の発言:
で、何回も切られるから、向こうも、手を考えてきてね。「今法王になると、プラズマテレビが貰えますよ」
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「え、まじで? えー、どうしよ」
ケイコの発言:
思いっきり、ハマってるじゃん。
雄二の発言:
プラズマテレビ欲しいじゃない。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
プラズマテレビでとくダネ見たい。
ケイコの発言:
もっとプラズマの画質が生かされるものを見なよ。
雄二の発言:
はなまるマーケットのこと?
ケイコの発言:
違うよ。
雄二の発言:
まあいいんだけど。
ケイコの発言:
あ、でもさ、なんか枢機卿って日本にも居るんでしょ。
雄二の発言:
居るらしいね。2人。
ケイコの発言:
もしかしたら、日本人が法王になるかもしれないよね。
雄二の発言:
まあでもさー、その2人テレビで見たけどさあ、けっこう金持ってそうな格好してたよ?
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
プラズマテレビくらい持ってるんじゃないの?
ケイコの発言:
全員がプラズマテレビに釣られて引き受けるわけじゃないよ。
雄二の発言:
あ、でも、書斎にもう一台とか、あったらあったで困らないよね。
ケイコの発言:
聞いてないでしょ。人の話。
雄二の発言:
オークションとかで売ってもいいしね、別に。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
で、オークションに「新品!」とか言って出品してみたものの、「なぜ新品なのに売るんですか?」みたいな、ちょっと疑ってるぞ、みたいな質問が書き込まれたりね。
ケイコの発言:
ああ。完全に疑われてるね。最近詐欺多いから。
雄二の発言:
で、返答するんだけど、「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので」とか、ちょっと嫌味っぽく書いちゃったり。
ケイコの発言:
もっと大きい、とか、要らない情報だよね。
雄二の発言:
「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので。アーメン」とか、ちょっといつもの癖が出ちゃったり。
ケイコの発言:
癖なの?
雄二の発言:
で、こいつ何なんだろう、みたいな感じで、出品者の売買の履歴見たら、なんか、児童ポルノばっかり買っててね。
ケイコの発言:
わあ! 例の婦女暴行牧師じゃん!
雄二の発言:
でも、あれなの。評価はすごい良いの。「迅速な対応ありがとうございました」とか、「スムーズな取引ができました。ありがとうございました」とか。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
いい人だよ。しっかりしてる。
ケイコの発言:
いい人というか。最低限でしょ。
雄二の発言:
でもさあ、全然話かわるけどさあ、"大変良い"が1500とかあると、なんか、すごい良い人のように見えるよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だって、「あなたは大変良い」と1500人に言われたんだよ。すごい。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
一見、空海レベルのすごい徳を積んでる、みたいな錯覚に陥る。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
"大変良い"のカウントが尋常じゃない人を見ると、"大変良い"を増やすのが人生の目標になっちゃってるんじゃないか、とちょっと心配になる。
ケイコの発言:
いや、商売でやってたりしたら普通にそのくらいになるでしょ。
雄二の発言:
まあ、いいんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでも、良い人か悪い人か、すばやく判断するには、上手い方法だと思うんだよ。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
今度の法王は、"大変良い"が一番多い人にする、みたいなことにならないかな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
なんか、枢機卿達が、ものすっごい勢いでネットオークションはじめるの。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
「送料こちらで持ちます」「不具合あったらいつでも返品OKです」みたいな、過剰なサービスしたり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
IDをHOUOUで登録しちゃったり。
ケイコの発言:
気が早いね。
雄二の発言:
でも、HOUOUは全然関係ない一般人に取られちゃってて、結局HOUOU2005みたいなやつになっちゃって。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
でも、いまさらはじめたところで、あのエロ牧師がダントツで優勝しちゃうんだけどね。
ケイコの発言:
結局そうなるんだ。
雄二の発言:
ねるかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
コンクラーベがね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
コンクラーベ。
ケイコの発言:
意味わかってんの?
雄二の発言:
分かってるよ。ローマ法王を決めるんだろ?
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どうしようね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
選ばれたら。
ケイコの発言:
誰が。
雄二の発言:
俺が。
ケイコの発言:
は?
雄二の発言:
俺が選ばれたら、どうしよう。
ケイコの発言:
枢機卿のなかから選ばれるんだよ?
雄二の発言:
もし、ってことがあるじゃん。なんかの加減で。
ケイコの発言:
ないよ。
雄二の発言:
なんか、全然決まんねーし、どうする? タウンページ適当に開いて出た奴にしない? みたいな。
ケイコの発言:
タウンページ。
雄二の発言:
iタウンページ。
ケイコの発言:
何タウンページでもいいよ。
雄二の発言:
で、何か知らんけどうちの電話が鳴ってさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「おめでとうございます」みたいなことを言うわけよ、向こうは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、俺は、なんか、懸賞詐欺の新しいパターンだと思って、はじめ、冷たく切ったりしてね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ほら、俺、そういうのはすごい敏感だから、ガツンと言うよ。「しつこいなお前。火あぶりにするぞ!」
ケイコの発言:
ちょっと、法王気分になってるじゃない。
雄二の発言:
で、何回も切られるから、向こうも、手を考えてきてね。「今法王になると、プラズマテレビが貰えますよ」
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「え、まじで? えー、どうしよ」
ケイコの発言:
思いっきり、ハマってるじゃん。
雄二の発言:
プラズマテレビ欲しいじゃない。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
プラズマテレビでとくダネ見たい。
ケイコの発言:
もっとプラズマの画質が生かされるものを見なよ。
雄二の発言:
はなまるマーケットのこと?
ケイコの発言:
違うよ。
雄二の発言:
まあいいんだけど。
ケイコの発言:
あ、でもさ、なんか枢機卿って日本にも居るんでしょ。
雄二の発言:
居るらしいね。2人。
ケイコの発言:
もしかしたら、日本人が法王になるかもしれないよね。
雄二の発言:
まあでもさー、その2人テレビで見たけどさあ、けっこう金持ってそうな格好してたよ?
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
プラズマテレビくらい持ってるんじゃないの?
ケイコの発言:
全員がプラズマテレビに釣られて引き受けるわけじゃないよ。
雄二の発言:
あ、でも、書斎にもう一台とか、あったらあったで困らないよね。
ケイコの発言:
聞いてないでしょ。人の話。
雄二の発言:
オークションとかで売ってもいいしね、別に。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
で、オークションに「新品!」とか言って出品してみたものの、「なぜ新品なのに売るんですか?」みたいな、ちょっと疑ってるぞ、みたいな質問が書き込まれたりね。
ケイコの発言:
ああ。完全に疑われてるね。最近詐欺多いから。
雄二の発言:
で、返答するんだけど、「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので」とか、ちょっと嫌味っぽく書いちゃったり。
ケイコの発言:
もっと大きい、とか、要らない情報だよね。
雄二の発言:
「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので。アーメン」とか、ちょっといつもの癖が出ちゃったり。
ケイコの発言:
癖なの?
雄二の発言:
で、こいつ何なんだろう、みたいな感じで、出品者の売買の履歴見たら、なんか、児童ポルノばっかり買っててね。
ケイコの発言:
わあ! 例の婦女暴行牧師じゃん!
雄二の発言:
でも、あれなの。評価はすごい良いの。「迅速な対応ありがとうございました」とか、「スムーズな取引ができました。ありがとうございました」とか。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
いい人だよ。しっかりしてる。
ケイコの発言:
いい人というか。最低限でしょ。
雄二の発言:
でもさあ、全然話かわるけどさあ、"大変良い"が1500とかあると、なんか、すごい良い人のように見えるよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だって、「あなたは大変良い」と1500人に言われたんだよ。すごい。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
一見、空海レベルのすごい徳を積んでる、みたいな錯覚に陥る。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
"大変良い"のカウントが尋常じゃない人を見ると、"大変良い"を増やすのが人生の目標になっちゃってるんじゃないか、とちょっと心配になる。
ケイコの発言:
いや、商売でやってたりしたら普通にそのくらいになるでしょ。
雄二の発言:
まあ、いいんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでも、良い人か悪い人か、すばやく判断するには、上手い方法だと思うんだよ。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
今度の法王は、"大変良い"が一番多い人にする、みたいなことにならないかな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
なんか、枢機卿達が、ものすっごい勢いでネットオークションはじめるの。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
「送料こちらで持ちます」「不具合あったらいつでも返品OKです」みたいな、過剰なサービスしたり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
IDをHOUOUで登録しちゃったり。
ケイコの発言:
気が早いね。
雄二の発言:
でも、HOUOUは全然関係ない一般人に取られちゃってて、結局HOUOU2005みたいなやつになっちゃって。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
でも、いまさらはじめたところで、あのエロ牧師がダントツで優勝しちゃうんだけどね。
ケイコの発言:
結局そうなるんだ。
雄二の発言:
ねるかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。