ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
タマオの野郎が川でうまいことやってるらしい。
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
我らもちやほやされたいのう。
ケイコの発言:
誰が?
雄二の発言:
いざ川へ! 我らも、いざ川へ行かん! そうじゃ! 我らも可愛いがられるはずじゃ!
ケイコの発言:
登場人物が一人も分からない。
雄二の発言:
タマオとボラです。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
ボラ、大量発生。
ケイコの発言:
その事件って、2年前くらいだよね?
雄二の発言:
今になって、ボラの気持ちに気づいたから。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あー! 気づいてあげればよかった!
ケイコの発言:
今ボラ事件のことを考えているのは、日本で一人だと思うよ?
雄二の発言:
悔やまれる。もう、あの日は帰ってこない。
ケイコの発言:
もし気づいてたら、何してたの?
雄二の発言:
ボーラちゃーん! って。
ケイコの発言:
どれがボラちゃんなの?
雄二の発言:
ボラの集団全体で、ボラちゃん。
ケイコの発言:
ああ、うん。
雄二の発言:
東京スカパラダイスオーケストラに対して「スカパラー!」って言う感じで。
ケイコの発言:
言うの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラちゃんアイスとかさ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
ボラの魚肉が入っている。
ケイコの発言:
食べちゃっていいの。
雄二の発言:
あまりにも多いから、ちょっと間引いちゃった。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
すごい企業努力で、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
よく観光地で売ってる、ご当地の名産品を無理やり使ったソフトクリームみたいな感じで、すごいがんばって、まあまあ、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
大抵、その名産品って、普通に食べたほうが旨いんだけど。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あれほど無駄な企業努力ないよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
マイナスのモノをかろうじてプラマイゼロに持っていく努力。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
偏差値40からの大学受験、みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰も得をしていない。すごい。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
この前、秋刀魚アイスってあってさあ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
秋刀魚もさあ、まさかアイスにされるとは思ってないよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
死んでも死にきれん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
霊とかになる。
ケイコの発言:
怖いの?
雄二の発言:
釣れた! と思って引き上げたら、誰もいない! ギャー!
ケイコの発言:
ただ釣りが下手なだけじゃないの?
雄二の発言:
あと、残された子供が多分めちゃくちゃいじめられる。お前の母ちゃんアーイスー! みたいな。
ケイコの発言:
えっすごいかわいそう。
雄二の発言:
うん、なんか言っててすごいかわいそうに思えてきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
秋刀魚のアイス良くない。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
ボラのアイスは?
雄二の発言:
ボラのアイスも良くない。
ケイコの発言:
やめな。
雄二の発言:
うん。やめるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
やめるわっつーか。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
そもそも、俺、ボラでアイスなんて作んないし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラのアイスって、何それ。
ケイコの発言:
知らないよ。
雄二の発言:
そもそも、なんでボラの話になったんだっけ。
ケイコの発言:
ボラ大量発生事件を2年ぶりに蒸し返したからだよ。
雄二の発言:
あ、あれって、最後どうやって終わったんだっけ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
まだ居るんだっけ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
意外と居そうだよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
だってさ、はるばる川まで来て、注目はちょっと浴びたけど、ちやほや、とは程遠かったじゃない。なんつーか、引くに引けないよね。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ちやほやされないからぞろぞろ帰る、とか、なんか恥ずかしいじゃない。あれ、もしかして君たち、ちやほやされに来たの? みたいな。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
違いますー! はじめっから川に用があったんですー! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
食いたくもない水草とか食って、「あーこれこれ! これのために来たんだよね」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
淡水うめー! 海水超しょっぱい! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、メンツとかどうでもよくなってそのうち帰ったと思うけどね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
タマオの野郎が川でうまいことやってるらしい。
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
我らもちやほやされたいのう。
ケイコの発言:
誰が?
雄二の発言:
いざ川へ! 我らも、いざ川へ行かん! そうじゃ! 我らも可愛いがられるはずじゃ!
ケイコの発言:
登場人物が一人も分からない。
雄二の発言:
タマオとボラです。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
ボラ、大量発生。
ケイコの発言:
その事件って、2年前くらいだよね?
雄二の発言:
今になって、ボラの気持ちに気づいたから。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あー! 気づいてあげればよかった!
ケイコの発言:
今ボラ事件のことを考えているのは、日本で一人だと思うよ?
雄二の発言:
悔やまれる。もう、あの日は帰ってこない。
ケイコの発言:
もし気づいてたら、何してたの?
雄二の発言:
ボーラちゃーん! って。
ケイコの発言:
どれがボラちゃんなの?
雄二の発言:
ボラの集団全体で、ボラちゃん。
ケイコの発言:
ああ、うん。
雄二の発言:
東京スカパラダイスオーケストラに対して「スカパラー!」って言う感じで。
ケイコの発言:
言うの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラちゃんアイスとかさ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
ボラの魚肉が入っている。
ケイコの発言:
食べちゃっていいの。
雄二の発言:
あまりにも多いから、ちょっと間引いちゃった。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
すごい企業努力で、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
よく観光地で売ってる、ご当地の名産品を無理やり使ったソフトクリームみたいな感じで、すごいがんばって、まあまあ、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
大抵、その名産品って、普通に食べたほうが旨いんだけど。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あれほど無駄な企業努力ないよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
マイナスのモノをかろうじてプラマイゼロに持っていく努力。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
偏差値40からの大学受験、みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰も得をしていない。すごい。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
この前、秋刀魚アイスってあってさあ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
秋刀魚もさあ、まさかアイスにされるとは思ってないよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
死んでも死にきれん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
霊とかになる。
ケイコの発言:
怖いの?
雄二の発言:
釣れた! と思って引き上げたら、誰もいない! ギャー!
ケイコの発言:
ただ釣りが下手なだけじゃないの?
雄二の発言:
あと、残された子供が多分めちゃくちゃいじめられる。お前の母ちゃんアーイスー! みたいな。
ケイコの発言:
えっすごいかわいそう。
雄二の発言:
うん、なんか言っててすごいかわいそうに思えてきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
秋刀魚のアイス良くない。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
ボラのアイスは?
雄二の発言:
ボラのアイスも良くない。
ケイコの発言:
やめな。
雄二の発言:
うん。やめるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
やめるわっつーか。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
そもそも、俺、ボラでアイスなんて作んないし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラのアイスって、何それ。
ケイコの発言:
知らないよ。
雄二の発言:
そもそも、なんでボラの話になったんだっけ。
ケイコの発言:
ボラ大量発生事件を2年ぶりに蒸し返したからだよ。
雄二の発言:
あ、あれって、最後どうやって終わったんだっけ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
まだ居るんだっけ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
意外と居そうだよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
だってさ、はるばる川まで来て、注目はちょっと浴びたけど、ちやほや、とは程遠かったじゃない。なんつーか、引くに引けないよね。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ちやほやされないからぞろぞろ帰る、とか、なんか恥ずかしいじゃない。あれ、もしかして君たち、ちやほやされに来たの? みたいな。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
違いますー! はじめっから川に用があったんですー! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
食いたくもない水草とか食って、「あーこれこれ! これのために来たんだよね」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
淡水うめー! 海水超しょっぱい! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、メンツとかどうでもよくなってそのうち帰ったと思うけどね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。