ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
ハッスルしてるかい?
ケイコの発言:
してないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品ブームだね。
ケイコの発言:
まあ。そうだね。
雄二の発言:
会社に、飲み会のときいっつもトランプの手品やりだす先輩が居るんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
その手品は、なんだろ、まあ、そんな大したことないのよ。なんか、引いたカードを当てる、的な。
ケイコの発言:
当てるのはすごいと思うけど。
雄二の発言:
やあ、まあ、すごいんだけど、むしろ、その、飲み会のたびに取り出すトランプを彼がどこに仕込んでるのか未だに分からなくてさあ、そこにみんなびっくりしている。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
だって、その日突然決まった飲み会で「手品やってくださいよー」って振っても必ずトランプ持ってんだよ。
ケイコの発言:
すごいね。
雄二の発言:
世の中に出回っている「トランプ」というものは、もしかしたらすべて彼から広がっていっているのかな、とか考えたことがある。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
すごい手品だよ。
ケイコの発言:
まあねえ。
雄二の発言:
たまにUNO出しちゃったりしたら面白いなあ。あ! UNO出ちゃった! みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
すごい手品師だわ。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
先輩を見て、決めたんだけどさあ。
ケイコの発言:
まさか。
雄二の発言:
手品師に、なろうと思うわ。
ケイコの発言:
やっぱり。
雄二の発言:
え、なんかもっと、ないの? がんばって! とか。
ケイコの発言:
今からなるの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
最近流行りのトランプ手品とかやるんだ?
雄二の発言:
UNOでやる。
ケイコの発言:
UNOメインに使っている人は見たこと無いね。
雄二の発言:
先輩が間違えて出したUNOでやる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカードはドゥロートゥーですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
とか言っても、お客さんUNO知らなくて、ドゥロートゥーがどれだかよくわかってなくて、適当に「違います」とか言っちゃったり。
ケイコの発言:
わあ。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
UNOなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
UNOならではの演目もあるよ。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
スキップするスキップ、とかね。
ケイコの発言:
それは、ちょっと、見たい。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
夜な夜なリバースするリバース。
ケイコの発言:
汚いよ。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
なんだったら、最近小学生に流行りのムシキングカードみたいなのでもいけるんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカブトムシは、これですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、なんか、外国のカブトムシとか名前ややこしいから、お客さん、自分の引いたやつ忘れちゃったりしてね。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
それ……だと思います。とか言っちゃって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ホントは、それ間違いでさ。一回間違えて、実は別の場所から正解が! みたいな手品だったのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
ムシキングカードなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
ほら! カードをこすっていると、ゴホンヅノカブトのツノがもう一本増えました! すごいね! みたいなこと言っても、そもそも誰もゴホンヅノカブトを知らない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
しまいには、ポケットに仕込んでたカブトムシがなんか照明のとこ飛んでっちゃったり。
ケイコの発言:
最低だね。
雄二の発言:
まあ、大変ですよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品大変だなあ!
ケイコの発言:
変なカードでやるからでしょ?
雄二の発言:
ポケモンカードでやるわ。
ケイコの発言:
同じ結果が待っていると思うよ。
雄二の発言:
そうか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
君は、そこまで分かるか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
天才だな。
ケイコの発言:
誰でも分かるよ。
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
カードじゃない手品はやらないの?
雄二の発言:
どんな。
ケイコの発言:
別のモノに変わったりするのとか。ぱっと他の何かに変わるのって手品の定番じゃない。
雄二の発言:
ああ、そういうのか。
ケイコの発言:
あるの?
雄二の発言:
あるよ。
ケイコの発言:
どんなの。
雄二の発言:
環境有害物質を無害物質に変える。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ!
ケイコの発言:
あのー。
雄二の発言:
何。
ケイコの発言:
とても高尚なんだけど、なんだろ、手品じゃないよね。
雄二の発言:
有害物質を無害化する部分が手品じゃないよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
次の世代の子供たちを笑顔に変える、という手品だよ。
ケイコの発言:
わー!
雄二の発言:
手品師になるわ。
ケイコの発言:
なりな。
雄二の発言:
なるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どこに言えばいいんだろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
区役所かな。
ケイコの発言:
そうじゃない?
雄二の発言:
とりあえず寝るわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
ハッスルしてるかい?
ケイコの発言:
してないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品ブームだね。
ケイコの発言:
まあ。そうだね。
雄二の発言:
会社に、飲み会のときいっつもトランプの手品やりだす先輩が居るんだけどさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
その手品は、なんだろ、まあ、そんな大したことないのよ。なんか、引いたカードを当てる、的な。
ケイコの発言:
当てるのはすごいと思うけど。
雄二の発言:
やあ、まあ、すごいんだけど、むしろ、その、飲み会のたびに取り出すトランプを彼がどこに仕込んでるのか未だに分からなくてさあ、そこにみんなびっくりしている。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
だって、その日突然決まった飲み会で「手品やってくださいよー」って振っても必ずトランプ持ってんだよ。
ケイコの発言:
すごいね。
雄二の発言:
世の中に出回っている「トランプ」というものは、もしかしたらすべて彼から広がっていっているのかな、とか考えたことがある。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
すごい手品だよ。
ケイコの発言:
まあねえ。
雄二の発言:
たまにUNO出しちゃったりしたら面白いなあ。あ! UNO出ちゃった! みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
すごい手品師だわ。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
先輩を見て、決めたんだけどさあ。
ケイコの発言:
まさか。
雄二の発言:
手品師に、なろうと思うわ。
ケイコの発言:
やっぱり。
雄二の発言:
え、なんかもっと、ないの? がんばって! とか。
ケイコの発言:
今からなるの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
最近流行りのトランプ手品とかやるんだ?
雄二の発言:
UNOでやる。
ケイコの発言:
UNOメインに使っている人は見たこと無いね。
雄二の発言:
先輩が間違えて出したUNOでやる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカードはドゥロートゥーですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
とか言っても、お客さんUNO知らなくて、ドゥロートゥーがどれだかよくわかってなくて、適当に「違います」とか言っちゃったり。
ケイコの発言:
わあ。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
UNOなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
UNOならではの演目もあるよ。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
スキップするスキップ、とかね。
ケイコの発言:
それは、ちょっと、見たい。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
夜な夜なリバースするリバース。
ケイコの発言:
汚いよ。
雄二の発言:
UNOならではでしょ?
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
なんだったら、最近小学生に流行りのムシキングカードみたいなのでもいけるんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お客様の引いたカブトムシは、これですか? みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、なんか、外国のカブトムシとか名前ややこしいから、お客さん、自分の引いたやつ忘れちゃったりしてね。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
それ……だと思います。とか言っちゃって。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ホントは、それ間違いでさ。一回間違えて、実は別の場所から正解が! みたいな手品だったのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
分かんないと適当に答える奴ってほんと腹立つわ。
ケイコの発言:
ムシキングカードなんかでやるからでしょ?
雄二の発言:
ほら! カードをこすっていると、ゴホンヅノカブトのツノがもう一本増えました! すごいね! みたいなこと言っても、そもそも誰もゴホンヅノカブトを知らない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
しまいには、ポケットに仕込んでたカブトムシがなんか照明のとこ飛んでっちゃったり。
ケイコの発言:
最低だね。
雄二の発言:
まあ、大変ですよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
手品大変だなあ!
ケイコの発言:
変なカードでやるからでしょ?
雄二の発言:
ポケモンカードでやるわ。
ケイコの発言:
同じ結果が待っていると思うよ。
雄二の発言:
そうか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
君は、そこまで分かるか。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
天才だな。
ケイコの発言:
誰でも分かるよ。
雄二の発言:
そう。
ケイコの発言:
カードじゃない手品はやらないの?
雄二の発言:
どんな。
ケイコの発言:
別のモノに変わったりするのとか。ぱっと他の何かに変わるのって手品の定番じゃない。
雄二の発言:
ああ、そういうのか。
ケイコの発言:
あるの?
雄二の発言:
あるよ。
ケイコの発言:
どんなの。
雄二の発言:
環境有害物質を無害物質に変える。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ!
ケイコの発言:
あのー。
雄二の発言:
何。
ケイコの発言:
とても高尚なんだけど、なんだろ、手品じゃないよね。
雄二の発言:
有害物質を無害化する部分が手品じゃないよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
次の世代の子供たちを笑顔に変える、という手品だよ。
ケイコの発言:
わー!
雄二の発言:
手品師になるわ。
ケイコの発言:
なりな。
雄二の発言:
なるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どこに言えばいいんだろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
区役所かな。
ケイコの発言:
そうじゃない?
雄二の発言:
とりあえず寝るわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
おやすみ。
なんか、最近、クロースアップマジック、っていうんですか、なんつーか、大仕掛けを使わないで、目の前でトランプとかカップとか使ってやる手品、流行ってるみたいで、テレビでよく見かけるんですけど。
番組の作り方として、手品師と台があって、それを芸能人が取り囲む、みたいな感じでね、やってるんですけど、あのー、なんだろ、クロースアップマジックを見ている芸能人て、大抵、だんだん機嫌が悪くなる。
なんだろ、よくトランプを切ったのに当てられたり、心を見透かされたりと、自分の思い通りに行かないことが悔しいのか何なのか、だんだん、明らかにイライラしてくるんですよ。この前なんて、菊川怜が、カップに入れたボールが最後いきなりレモンになっていたことに、完全に腹を立てていた。「ボールじゃない! ボールじゃない!」って言って。あれは、完全に怒ってた。手品師と、レモンに向かって。そんな怒り方はないだろう。
クロースアップマジックの番組は、実はその芸能人たちの理不尽な怒り方みたいなところが見所だったりする。
つーか、手品師ってすごい。なんだろ、こんなにも周りの人をイライラさせることができるなんて。すごい。不思議だなあ。手品みたい。
あとなんだろ、手品師になるにも、難しいじゃないですか。まあ、知らないけど、すごい練習とかするわけじゃないですか。手品師とボディビルダーは、練習すればするほど、嫌われていく。不思議だなあ。手品みたい。
番組の作り方として、手品師と台があって、それを芸能人が取り囲む、みたいな感じでね、やってるんですけど、あのー、なんだろ、クロースアップマジックを見ている芸能人て、大抵、だんだん機嫌が悪くなる。
なんだろ、よくトランプを切ったのに当てられたり、心を見透かされたりと、自分の思い通りに行かないことが悔しいのか何なのか、だんだん、明らかにイライラしてくるんですよ。この前なんて、菊川怜が、カップに入れたボールが最後いきなりレモンになっていたことに、完全に腹を立てていた。「ボールじゃない! ボールじゃない!」って言って。あれは、完全に怒ってた。手品師と、レモンに向かって。そんな怒り方はないだろう。
クロースアップマジックの番組は、実はその芸能人たちの理不尽な怒り方みたいなところが見所だったりする。
つーか、手品師ってすごい。なんだろ、こんなにも周りの人をイライラさせることができるなんて。すごい。不思議だなあ。手品みたい。
あとなんだろ、手品師になるにも、難しいじゃないですか。まあ、知らないけど、すごい練習とかするわけじゃないですか。手品師とボディビルダーは、練習すればするほど、嫌われていく。不思議だなあ。手品みたい。
こんなのも書いたよ。
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