何か誰かが失言して、すぐフォローする人って居るじゃないですか。
あれすげえな、って思ってね。
嫁がパン教室へ通ってるんだけど、初級と上級に分かれてるのね。
ちょうど半年の初級講座が終わり、上級を申し込もう、としてた。
であの、初級最後の教室から帰ってきた嫁が、なにやら悩んでいる。
あれほど行きたいと言ってたのに、どうしたんだろ、イースト菌が絶滅したのかな、と思って聞いてみたところ。
教室で、先生がぼそっと
「私パンあんまり好きじゃないのよね。だから試作とか苦痛で……」
と言ったらしい。
えーーーーーー! まさかのパン好きじゃない宣言。
パン好きじゃない人が、パン好きな生徒にパンを教えとるよー!
やまあ、いいよ。ビジネスとしてはありがちなことですよ。レシピと実習に価値があるのでそれに金を払っている、と考えれば等価交換は成り立ってる。そこはとやかく言わないし、金返せとも思わない。
びっくりしたのは、そこじゃなくて、なんだろ、パン好き風な顔しやがって、というところですよ。
先生のブログは、パンがいっぱいで、作りました〜おいしいだことの、そういうの書いてるんですよ。パン大好きキャラを作ってんすよ。
あと、思っても言うなよ。パン大好きキャラでパン大好き生徒を集めてんだから、最後までキャラを突き通すのがプロってもんだろ。仮にそうでも言っちゃダメだろ。
いやあ、そうやって事実を知ってから先生のブログ見ると笑えるなあ。
あのパンも、このパンも、すっげえ嫌々作ってんだよ? この旨そうなパンもねえ、パンそんなに好きじゃない人が焼いたんだよ!!! あーすげえ言いたい。言いたいけど言えない。すごいものを背負ってしまった。
先生のとんでもない告白に、嫁も、あわわ、あわわわわ! ってなったらしいんだけど、
そのとき、一緒にいた生徒が、すかさず、
「えっそうなんですね! 私なんか試作のたびにいっぱい作って食べちゃうから太っちゃうんですよ〜先生うらやましい〜」
えーーー! すごいフォローだー! そういう角度からかー! すげえなー!
なんでしょう、こういうの。なんといいますか、こういうスーパーレシーブがスパッとできる人ってすごく憧れる。
俺も、こういうのやりたい! やりたいのだ。
このスーパーレシーブの思考パターンを分析すると、意外と簡単なことが分かった。
パンが好きすぎた場合の弊害を思いつけばいいんだ。
だから、誰かがショッキングな失言をしたら、「正反対な人間の弊害」をとっさに言えば、それがスーパーレシーブになる、ということだ。こういう、具体的な問いになれば回答を作るのはわりと出来る気がする。うひょう! これははやく使いたい!
その機会は意外と早くやってきました。
客先で打ち合わせしてたら、お客さんが「もうこのビジネス辞めたい……」的なことをぽろっと。
えーーーー!! ですよ。ものすごいスパイクですよ。
こっちは、なんだろ、そっちがやるやる言うから、ギリギリまで要望をねじ込ませてあげたのに。それに筋は悪くないから続ければそれなりになんとかなりそうな気も個人的にはしてる。
でも、それよりも何よりも、「あっ! ここはレシーブできるとこだー!」って脳が反応しちゃったんですね。ビジネスが辞めれない人の弊害を言えばいいんだな!
「えっそうなんですね! 普通決断力が無くてなかなか辞めれないですよ。辞めることも選択肢に入れるなんてさすがですね!」
決まった!! ナイスレシーブ!! 見た? 見た?
でもそしたらホントにやめよった。しごといっこなくなった。
あれすげえな、って思ってね。
嫁がパン教室へ通ってるんだけど、初級と上級に分かれてるのね。
ちょうど半年の初級講座が終わり、上級を申し込もう、としてた。
であの、初級最後の教室から帰ってきた嫁が、なにやら悩んでいる。
あれほど行きたいと言ってたのに、どうしたんだろ、イースト菌が絶滅したのかな、と思って聞いてみたところ。
教室で、先生がぼそっと
「私パンあんまり好きじゃないのよね。だから試作とか苦痛で……」
と言ったらしい。
えーーーーーー! まさかのパン好きじゃない宣言。
パン好きじゃない人が、パン好きな生徒にパンを教えとるよー!
やまあ、いいよ。ビジネスとしてはありがちなことですよ。レシピと実習に価値があるのでそれに金を払っている、と考えれば等価交換は成り立ってる。そこはとやかく言わないし、金返せとも思わない。
びっくりしたのは、そこじゃなくて、なんだろ、パン好き風な顔しやがって、というところですよ。
先生のブログは、パンがいっぱいで、作りました〜おいしいだことの、そういうの書いてるんですよ。パン大好きキャラを作ってんすよ。
あと、思っても言うなよ。パン大好きキャラでパン大好き生徒を集めてんだから、最後までキャラを突き通すのがプロってもんだろ。仮にそうでも言っちゃダメだろ。
いやあ、そうやって事実を知ってから先生のブログ見ると笑えるなあ。
あのパンも、このパンも、すっげえ嫌々作ってんだよ? この旨そうなパンもねえ、パンそんなに好きじゃない人が焼いたんだよ!!! あーすげえ言いたい。言いたいけど言えない。すごいものを背負ってしまった。
先生のとんでもない告白に、嫁も、あわわ、あわわわわ! ってなったらしいんだけど、
そのとき、一緒にいた生徒が、すかさず、
「えっそうなんですね! 私なんか試作のたびにいっぱい作って食べちゃうから太っちゃうんですよ〜先生うらやましい〜」
えーーー! すごいフォローだー! そういう角度からかー! すげえなー!
なんでしょう、こういうの。なんといいますか、こういうスーパーレシーブがスパッとできる人ってすごく憧れる。
俺も、こういうのやりたい! やりたいのだ。
このスーパーレシーブの思考パターンを分析すると、意外と簡単なことが分かった。
パンが好きすぎた場合の弊害を思いつけばいいんだ。
だから、誰かがショッキングな失言をしたら、「正反対な人間の弊害」をとっさに言えば、それがスーパーレシーブになる、ということだ。こういう、具体的な問いになれば回答を作るのはわりと出来る気がする。うひょう! これははやく使いたい!
その機会は意外と早くやってきました。
客先で打ち合わせしてたら、お客さんが「もうこのビジネス辞めたい……」的なことをぽろっと。
えーーーー!! ですよ。ものすごいスパイクですよ。
こっちは、なんだろ、そっちがやるやる言うから、ギリギリまで要望をねじ込ませてあげたのに。それに筋は悪くないから続ければそれなりになんとかなりそうな気も個人的にはしてる。
でも、それよりも何よりも、「あっ! ここはレシーブできるとこだー!」って脳が反応しちゃったんですね。ビジネスが辞めれない人の弊害を言えばいいんだな!
「えっそうなんですね! 普通決断力が無くてなかなか辞めれないですよ。辞めることも選択肢に入れるなんてさすがですね!」
決まった!! ナイスレシーブ!! 見た? 見た?
でもそしたらホントにやめよった。しごといっこなくなった。
こんなのも書いたよ。
先週は参院選でしたね。
選挙の会場は、近くの小学校だったのですが、校庭の端を歩いていたら、
「遠足おじいちゃ〜ん」
という声が聞こえてきました。
低学年くらいの子が、他の子から、「遠足おじいちゃん」と呼ばれていました。
変なあだ名をつけられて、嫌がる、という、ありがちな構図なのですが、なぜ「遠足おじいちゃん」と呼ばれるようになったのか、考えてみました。
いやそんなのどうでもいいわ。遠足おじいちゃんとかどうでもいい。
まあでも、こういう、意味わかんないあだ名ってのは、なんだろ、たまーにつくよね。
今まで見た一番すごいあだ名は、あのー、あれだ。中学校のときに、「テッテテテテッテ」と呼ばれている友達が居ました。
何でも、自転車に乗ってるときに、川へ落ちたらしいんだけど、そのときのリズムが「テッテテテテッテ」っていう感じで、非常にテンポよく落ちていったらしいんですね。
音が、そのまま、呼び名になった。なんか一番プリミティブな命名法の一つだと思うのですごい。
選挙の会場は、近くの小学校だったのですが、校庭の端を歩いていたら、
「遠足おじいちゃ〜ん」
という声が聞こえてきました。
低学年くらいの子が、他の子から、「遠足おじいちゃん」と呼ばれていました。
変なあだ名をつけられて、嫌がる、という、ありがちな構図なのですが、なぜ「遠足おじいちゃん」と呼ばれるようになったのか、考えてみました。
- 一人だけ疲れてておじいちゃんのようだった
- 遠足におじいちゃんがついてきた
- 遠足に行った先におじいちゃんが素で来てた
- 遠足で拾ったつづらを開けたらおじいちゃんになっちゃった
- 遠足におじいちゃんがついてきたことを、霊が見える田中が気づいた
- 田中はおじいちゃんを魔法瓶に封じ込めた
- 実は「変速おじいちゃん」で、腰を曲げると5速に入ってめちゃくちゃ速い
- 実は「戦国おじいちゃん」で、2列で桶狭間を歩いているときに奇襲してきた
- 実は「天国おじいちゃん」で、生前は誰からも慕われていたし、天国へ行って当然
- 実は「塩素食うおじいちゃん」で、女の子がおやつに持ってきた塩素をバクバク食って女の子を泣かせてしまった
- 実は「雑念エンタテイメント」と呼ばれていた
- 「遠足おばあちゃん」と呼ばれている女の子と仲が良いから
- 2年前は「遠足おじさん」と呼ばれていた
いやそんなのどうでもいいわ。遠足おじいちゃんとかどうでもいい。
まあでも、こういう、意味わかんないあだ名ってのは、なんだろ、たまーにつくよね。
今まで見た一番すごいあだ名は、あのー、あれだ。中学校のときに、「テッテテテテッテ」と呼ばれている友達が居ました。
何でも、自転車に乗ってるときに、川へ落ちたらしいんだけど、そのときのリズムが「テッテテテテッテ」っていう感じで、非常にテンポよく落ちていったらしいんですね。
音が、そのまま、呼び名になった。なんか一番プリミティブな命名法の一つだと思うのですごい。
あのー。よく、都会のATMとかで、待ち行列がぐちゃぐちゃにならないように、ジグザグにロープ張ってあるとこあるじゃないですか。

こんなかんじの。
やまあ、お昼休み時とかは、うまく機能してるんだけど、なんだろ、4時とかあんまり人が居ないときのこのジグザグを通るときの虚しさと言ったらない。
これ、腸が身長の数十倍ある要領で、めちゃくちゃ歩くからね。すぐそこにあるATMが遠い遠い。全然辿りつかない。
や、全然人が居なければ、こう、直接ATM機へ座薬感覚でズドンと行くんだけども、ちょっとだけ、ちょっとだけ待ってるの。だから、その後ろに並ぶには、ジグザグしないとならないの。
角を曲がるたびにムカムカムカムカしてきて、最終コーナーを曲がる頃には8ムカくらい溜まっている。
で、誰かが使用中のATMから「モウイチド サイショカラ ヤリナオシテ クダサイ」とか聞こえてきた日には、はい、9、10、で、あれですよ。ジグザグのロープ引っ張ってガラガラガラーン! ですよ。
まあ、そこは大人力でやらないんですけど、何回か妄想はした。
あとあのー、渋谷とか新宿のヤマダ電機とかのレジ前のジグザグね。
混んでるときは有効なんだけど、昼下がりとか、空いてるとき。レジが遠い遠い。
や、ここも、あれですよ。誰も居ないときは、ズドンと店員のとこ行っちゃうんですけど、あのー、アホな先客がさあ、ジグザグを一生懸命通ってレジを目指してる時があるんですね。

こうなったら、なんだろ、ズドンと行ってレジを横取りするのは、マナー違反じゃないですか。なんか悪い。
なので、仕方なく、俺もジグザグレースに参戦することになる。

何、これ。
これほど虚しいレースは無いよ。で、なんだろ、角を曲がるたびに店員が視界に入るじゃないですか。なんかバーコード読む機械みたいの持って。「はやく着いたほうを読み取るよ〜がんばれ〜」みたいな顔して。何これ。
そりゃああれですよ。レジ着いたときにはデフォルトで怒ってますよ。「は! 違います! 欲しいのはiPhone4用ですよ」
iPhone3GS用の保護シートを持ってきたのは俺だというのに、である。
あのジグザグ、ほんと腹立つわー。どこに有っても腹立つ。
もし、家の前にあれがあったらめちゃくちゃ腹立つ。
ケーキの前に有ったらアリがたからない可能性がある。

こんなかんじの。
やまあ、お昼休み時とかは、うまく機能してるんだけど、なんだろ、4時とかあんまり人が居ないときのこのジグザグを通るときの虚しさと言ったらない。
これ、腸が身長の数十倍ある要領で、めちゃくちゃ歩くからね。すぐそこにあるATMが遠い遠い。全然辿りつかない。
や、全然人が居なければ、こう、直接ATM機へ座薬感覚でズドンと行くんだけども、ちょっとだけ、ちょっとだけ待ってるの。だから、その後ろに並ぶには、ジグザグしないとならないの。
角を曲がるたびにムカムカムカムカしてきて、最終コーナーを曲がる頃には8ムカくらい溜まっている。
で、誰かが使用中のATMから「モウイチド サイショカラ ヤリナオシテ クダサイ」とか聞こえてきた日には、はい、9、10、で、あれですよ。ジグザグのロープ引っ張ってガラガラガラーン! ですよ。
まあ、そこは大人力でやらないんですけど、何回か妄想はした。
あとあのー、渋谷とか新宿のヤマダ電機とかのレジ前のジグザグね。
混んでるときは有効なんだけど、昼下がりとか、空いてるとき。レジが遠い遠い。
や、ここも、あれですよ。誰も居ないときは、ズドンと店員のとこ行っちゃうんですけど、あのー、アホな先客がさあ、ジグザグを一生懸命通ってレジを目指してる時があるんですね。

こうなったら、なんだろ、ズドンと行ってレジを横取りするのは、マナー違反じゃないですか。なんか悪い。
なので、仕方なく、俺もジグザグレースに参戦することになる。

何、これ。
これほど虚しいレースは無いよ。で、なんだろ、角を曲がるたびに店員が視界に入るじゃないですか。なんかバーコード読む機械みたいの持って。「はやく着いたほうを読み取るよ〜がんばれ〜」みたいな顔して。何これ。
そりゃああれですよ。レジ着いたときにはデフォルトで怒ってますよ。「は! 違います! 欲しいのはiPhone4用ですよ」
iPhone3GS用の保護シートを持ってきたのは俺だというのに、である。
あのジグザグ、ほんと腹立つわー。どこに有っても腹立つ。
もし、家の前にあれがあったらめちゃくちゃ腹立つ。
ケーキの前に有ったらアリがたからない可能性がある。
こんなのも書いたよ。
ゲーマー、という人種を素直に尊敬した日。
前の会社の後輩だったんですけど、そいつが彼女をつれてうちに遊びに来たときに、うちの嫁と4人で、Wiiのボンバーマンやったんですね。
ボンバーマンって、やったことある人は分かると思うんですけど、基本、爆弾を置いて、壁を爆破させながら移動範囲を広げ、相手を爆死させることを目的とする遊ぶ愉快なゲームです。壁を爆破すると、たまに、爆弾を強化するアイテムや、爆弾の置ける数を増やせるアイテム、爆弾を投げたりできるアイテムなどがもらえます。ゲームの終盤は、壁が殆どなくなるので、爆弾を置きまくって、連鎖させまくり、できるだけカオス状態を作って相手のミスを誘う展開になります。
で、後輩の彼は、自称ゲーマーでギャンブラー。ギャンブルは通算ではかなりプラスらしい。
でも、ボンバーマンやったことない、と。若干のジェネレーションギャップですわ。
そしたら、後輩、飄々と、Wiiの繋がったテレビを指さしてこんなこと言うんですよ。
「買ったらこのレグザくださいよ。うち14インチなんすよ」
ざわ……ざわ……。
おーいおいおい! ゲーマー君。いくらなんでも、あれですよ。こっちは持ち主ですよ? あと小学校の頃からやってるんですよ? 良いだろう!! あげるあげる!!
こうして、我が家のレグザをかけた戦いが始まったのである。
ゲームが始まりました。
最初はお互い届かない位置からスタートするのですが、壁を爆破して、だんだんと、両者が近づいていきます。一触即発。
普通、初心者なら、このドキドキ感に負けて、相手の場所と自分の場所を貫通させて、自分から仕掛けていきます。
でも、このゲームって、実は、アイテムをどれだけ取ったかにすべてが掛かってるんですね。相手が仕掛けてきても、爆破力があればなんとかなるし、そのまま終盤に突入したときに有利。
だから、ここは淡々と相手が居ない隅の壁を壊して、アイテムを集めていくのが正解なんです。
彼は、ごく自然に、アイテム集めに奔走していました。
こいつ、できる!
で、それを見て、先に動いたのが、ミスターASAHAKAこと俺ですよ。「そうは言っても、こいつアイテムの使い方をまだ知らないだろ、今のうちに叩いてしまえ」という魂胆だったのですが、ええと、結論を申し上げますと、殺されました。
「大体わかりましたよ」
キショー!!!
2回目も負けました。今度は終盤まで行ったんですけど、あいつ、なんか爆弾をポンポンポンポン投げよる。
ゲーマーとは、未知のゲームも飲み込み早いのか。
そのあと、みんなでやろう、みたいな話になって。Wiiのボンバーマンって、なんだろ、基本は一緒で、ルールが若干異なるゲームがいくつも入ってるんですわ。例えば、トーナメント、とか、サバイバル、とか。普通のやつばっかりやってて、全然やったことなかったですけど。
で、彼が適当にゲームの概要見てて「これやりましょう」と言ったのが、なんか、王冠を取るゲーム。
王冠を二人で取り合う。相手を爆破すると、死なないんだけど、王冠を持ってた場合、奪われてしまう。制限時間があって、最後に王冠を持ってたほうが勝ち。
これが、あの、めっちゃくちゃ面白いの。最後の最後で爆発に巻きこまれて王冠奪われたりするシーンが頻発するような展開になりがちで、「ギャー!!!」みたいな。最後まで「ギャーン!!」みたいな感じで。ゲーマー彼女と嫁の対戦でも、たどたどしくても見ててすっごい白熱する。「あと20秒逃げてーーーーーー!!」みたいな。
えっと、超おもしろい。
なんで、数ある中からこれ選んだの? って聞いたら、
「この中だったらこれが一番盛り上がりそうじゃないですか」
そうなの!!!!! すげえなゲーマー!!!!!!
いやー、なんかこういう人居るんだなあ、と思ってね。
やる前からそのゲームの勘所と展開が読める能力。
あと、彼は、長縄跳びを使ったすっごい面白いゲームを考案した、とか前に会社で言ってた。その時は「へー」とか言ってたんだけど、今それに俄然興味が湧いてきた。超面白そう!! どうすんのどうすんの? え、やろうよやろうよ! 長縄買ってくる!
で、今うちのあるレグザは、彼のでして、あの、俺がお借りしています。テレビさんを見させていただいておりまして、今は、滝川クリステルさんがいらっしゃっておりまして、これも彼のものです。
前の会社の後輩だったんですけど、そいつが彼女をつれてうちに遊びに来たときに、うちの嫁と4人で、Wiiのボンバーマンやったんですね。
ボンバーマンって、やったことある人は分かると思うんですけど、基本、爆弾を置いて、壁を爆破させながら移動範囲を広げ、相手を爆死させることを目的とする遊ぶ愉快なゲームです。壁を爆破すると、たまに、爆弾を強化するアイテムや、爆弾の置ける数を増やせるアイテム、爆弾を投げたりできるアイテムなどがもらえます。ゲームの終盤は、壁が殆どなくなるので、爆弾を置きまくって、連鎖させまくり、できるだけカオス状態を作って相手のミスを誘う展開になります。
で、後輩の彼は、自称ゲーマーでギャンブラー。ギャンブルは通算ではかなりプラスらしい。
でも、ボンバーマンやったことない、と。若干のジェネレーションギャップですわ。
そしたら、後輩、飄々と、Wiiの繋がったテレビを指さしてこんなこと言うんですよ。
「買ったらこのレグザくださいよ。うち14インチなんすよ」
ざわ……ざわ……。
おーいおいおい! ゲーマー君。いくらなんでも、あれですよ。こっちは持ち主ですよ? あと小学校の頃からやってるんですよ? 良いだろう!! あげるあげる!!
こうして、我が家のレグザをかけた戦いが始まったのである。
ゲームが始まりました。
最初はお互い届かない位置からスタートするのですが、壁を爆破して、だんだんと、両者が近づいていきます。一触即発。
普通、初心者なら、このドキドキ感に負けて、相手の場所と自分の場所を貫通させて、自分から仕掛けていきます。
でも、このゲームって、実は、アイテムをどれだけ取ったかにすべてが掛かってるんですね。相手が仕掛けてきても、爆破力があればなんとかなるし、そのまま終盤に突入したときに有利。
だから、ここは淡々と相手が居ない隅の壁を壊して、アイテムを集めていくのが正解なんです。
彼は、ごく自然に、アイテム集めに奔走していました。
こいつ、できる!
で、それを見て、先に動いたのが、ミスターASAHAKAこと俺ですよ。「そうは言っても、こいつアイテムの使い方をまだ知らないだろ、今のうちに叩いてしまえ」という魂胆だったのですが、ええと、結論を申し上げますと、殺されました。
「大体わかりましたよ」
キショー!!!
2回目も負けました。今度は終盤まで行ったんですけど、あいつ、なんか爆弾をポンポンポンポン投げよる。
ゲーマーとは、未知のゲームも飲み込み早いのか。
そのあと、みんなでやろう、みたいな話になって。Wiiのボンバーマンって、なんだろ、基本は一緒で、ルールが若干異なるゲームがいくつも入ってるんですわ。例えば、トーナメント、とか、サバイバル、とか。普通のやつばっかりやってて、全然やったことなかったですけど。
で、彼が適当にゲームの概要見てて「これやりましょう」と言ったのが、なんか、王冠を取るゲーム。
王冠を二人で取り合う。相手を爆破すると、死なないんだけど、王冠を持ってた場合、奪われてしまう。制限時間があって、最後に王冠を持ってたほうが勝ち。
これが、あの、めっちゃくちゃ面白いの。最後の最後で爆発に巻きこまれて王冠奪われたりするシーンが頻発するような展開になりがちで、「ギャー!!!」みたいな。最後まで「ギャーン!!」みたいな感じで。ゲーマー彼女と嫁の対戦でも、たどたどしくても見ててすっごい白熱する。「あと20秒逃げてーーーーーー!!」みたいな。
えっと、超おもしろい。
なんで、数ある中からこれ選んだの? って聞いたら、
「この中だったらこれが一番盛り上がりそうじゃないですか」
そうなの!!!!! すげえなゲーマー!!!!!!
いやー、なんかこういう人居るんだなあ、と思ってね。
やる前からそのゲームの勘所と展開が読める能力。
あと、彼は、長縄跳びを使ったすっごい面白いゲームを考案した、とか前に会社で言ってた。その時は「へー」とか言ってたんだけど、今それに俄然興味が湧いてきた。超面白そう!! どうすんのどうすんの? え、やろうよやろうよ! 長縄買ってくる!
で、今うちのあるレグザは、彼のでして、あの、俺がお借りしています。テレビさんを見させていただいておりまして、今は、滝川クリステルさんがいらっしゃっておりまして、これも彼のものです。
こんなのも書いたよ。
ふと、アリって、アリ的には地球の支配者だと思ってるんじゃないか、と思った。
や、人間が支配者かどうかは別として、なんだろ、アリにとっては、人間でかすぎて、あんまりよく分かってないんじゃないか。
人間が鬼とか妖怪とかを恐れるみたいな感じで、アリも人間を「ふわふわした恐怖」で捉えている感じなんじゃないか。「なんかあのへん行くとみんな帰ってこないし怖いから行くのやめよう」みたいな。でも俺らって基本イケてるよね! みたいな。
あとは、アリジゴクとかアリクイとか天敵は居るけど、それを言ってしまったら人間も熊に食べられたりするので、天敵が居ることはあんまり支配とは関係ない。
ということで、意外と、アリって、地球支配してる感がある。
たまに同じ種族で戦ったりするじゃん。
大群で同じ種どうしで戦争おっぱじめるところとか、星の支配者のやることですよ。
多分、今は数億年くらい続く戦乱の最中で、いろんな戦術とか、名将とか、居るんだろうな、と思うと、アリはアリでのびのびとやってんだな、と感じる。
アリの戦争
一見大きいアリが有利だけど、ちっこいアリが次から次へと出てくるので混戦に。
シロアリVS黒アリ。
機動力に優れた黒アリが、図体のでかいシロアリを次々と個別撃破していく。
や、人間が支配者かどうかは別として、なんだろ、アリにとっては、人間でかすぎて、あんまりよく分かってないんじゃないか。
人間が鬼とか妖怪とかを恐れるみたいな感じで、アリも人間を「ふわふわした恐怖」で捉えている感じなんじゃないか。「なんかあのへん行くとみんな帰ってこないし怖いから行くのやめよう」みたいな。でも俺らって基本イケてるよね! みたいな。
あとは、アリジゴクとかアリクイとか天敵は居るけど、それを言ってしまったら人間も熊に食べられたりするので、天敵が居ることはあんまり支配とは関係ない。
ということで、意外と、アリって、地球支配してる感がある。
たまに同じ種族で戦ったりするじゃん。
大群で同じ種どうしで戦争おっぱじめるところとか、星の支配者のやることですよ。
多分、今は数億年くらい続く戦乱の最中で、いろんな戦術とか、名将とか、居るんだろうな、と思うと、アリはアリでのびのびとやってんだな、と感じる。
アリの戦争
一見大きいアリが有利だけど、ちっこいアリが次から次へと出てくるので混戦に。
シロアリVS黒アリ。
機動力に優れた黒アリが、図体のでかいシロアリを次々と個別撃破していく。
こんなのも書いたよ。