何か誰かが失言して、すぐフォローする人って居るじゃないですか。
あれすげえな、って思ってね。
嫁がパン教室へ通ってるんだけど、初級と上級に分かれてるのね。
ちょうど半年の初級講座が終わり、上級を申し込もう、としてた。
であの、初級最後の教室から帰ってきた嫁が、なにやら悩んでいる。
あれほど行きたいと言ってたのに、どうしたんだろ、イースト菌が絶滅したのかな、と思って聞いてみたところ。
教室で、先生がぼそっと
「私パンあんまり好きじゃないのよね。だから試作とか苦痛で……」
と言ったらしい。
えーーーーーー! まさかのパン好きじゃない宣言。
パン好きじゃない人が、パン好きな生徒にパンを教えとるよー!
やまあ、いいよ。ビジネスとしてはありがちなことですよ。レシピと実習に価値があるのでそれに金を払っている、と考えれば等価交換は成り立ってる。そこはとやかく言わないし、金返せとも思わない。
びっくりしたのは、そこじゃなくて、なんだろ、パン好き風な顔しやがって、というところですよ。
先生のブログは、パンがいっぱいで、作りました〜おいしいだことの、そういうの書いてるんですよ。パン大好きキャラを作ってんすよ。
あと、思っても言うなよ。パン大好きキャラでパン大好き生徒を集めてんだから、最後までキャラを突き通すのがプロってもんだろ。仮にそうでも言っちゃダメだろ。
いやあ、そうやって事実を知ってから先生のブログ見ると笑えるなあ。
あのパンも、このパンも、すっげえ嫌々作ってんだよ? この旨そうなパンもねえ、パンそんなに好きじゃない人が焼いたんだよ!!! あーすげえ言いたい。言いたいけど言えない。すごいものを背負ってしまった。
先生のとんでもない告白に、嫁も、あわわ、あわわわわ! ってなったらしいんだけど、
そのとき、一緒にいた生徒が、すかさず、
「えっそうなんですね! 私なんか試作のたびにいっぱい作って食べちゃうから太っちゃうんですよ〜先生うらやましい〜」
えーーー! すごいフォローだー! そういう角度からかー! すげえなー!
なんでしょう、こういうの。なんといいますか、こういうスーパーレシーブがスパッとできる人ってすごく憧れる。
俺も、こういうのやりたい! やりたいのだ。
このスーパーレシーブの思考パターンを分析すると、意外と簡単なことが分かった。
パンが好きすぎた場合の弊害を思いつけばいいんだ。
だから、誰かがショッキングな失言をしたら、「正反対な人間の弊害」をとっさに言えば、それがスーパーレシーブになる、ということだ。こういう、具体的な問いになれば回答を作るのはわりと出来る気がする。うひょう! これははやく使いたい!
その機会は意外と早くやってきました。
客先で打ち合わせしてたら、お客さんが「もうこのビジネス辞めたい……」的なことをぽろっと。
えーーーー!! ですよ。ものすごいスパイクですよ。
こっちは、なんだろ、そっちがやるやる言うから、ギリギリまで要望をねじ込ませてあげたのに。それに筋は悪くないから続ければそれなりになんとかなりそうな気も個人的にはしてる。
でも、それよりも何よりも、「あっ! ここはレシーブできるとこだー!」って脳が反応しちゃったんですね。ビジネスが辞めれない人の弊害を言えばいいんだな!
「えっそうなんですね! 普通決断力が無くてなかなか辞めれないですよ。辞めることも選択肢に入れるなんてさすがですね!」
決まった!! ナイスレシーブ!! 見た? 見た?
でもそしたらホントにやめよった。しごといっこなくなった。
あれすげえな、って思ってね。
嫁がパン教室へ通ってるんだけど、初級と上級に分かれてるのね。
ちょうど半年の初級講座が終わり、上級を申し込もう、としてた。
であの、初級最後の教室から帰ってきた嫁が、なにやら悩んでいる。
あれほど行きたいと言ってたのに、どうしたんだろ、イースト菌が絶滅したのかな、と思って聞いてみたところ。
教室で、先生がぼそっと
「私パンあんまり好きじゃないのよね。だから試作とか苦痛で……」
と言ったらしい。
えーーーーーー! まさかのパン好きじゃない宣言。
パン好きじゃない人が、パン好きな生徒にパンを教えとるよー!
やまあ、いいよ。ビジネスとしてはありがちなことですよ。レシピと実習に価値があるのでそれに金を払っている、と考えれば等価交換は成り立ってる。そこはとやかく言わないし、金返せとも思わない。
びっくりしたのは、そこじゃなくて、なんだろ、パン好き風な顔しやがって、というところですよ。
先生のブログは、パンがいっぱいで、作りました〜おいしいだことの、そういうの書いてるんですよ。パン大好きキャラを作ってんすよ。
あと、思っても言うなよ。パン大好きキャラでパン大好き生徒を集めてんだから、最後までキャラを突き通すのがプロってもんだろ。仮にそうでも言っちゃダメだろ。
いやあ、そうやって事実を知ってから先生のブログ見ると笑えるなあ。
あのパンも、このパンも、すっげえ嫌々作ってんだよ? この旨そうなパンもねえ、パンそんなに好きじゃない人が焼いたんだよ!!! あーすげえ言いたい。言いたいけど言えない。すごいものを背負ってしまった。
先生のとんでもない告白に、嫁も、あわわ、あわわわわ! ってなったらしいんだけど、
そのとき、一緒にいた生徒が、すかさず、
「えっそうなんですね! 私なんか試作のたびにいっぱい作って食べちゃうから太っちゃうんですよ〜先生うらやましい〜」
えーーー! すごいフォローだー! そういう角度からかー! すげえなー!
なんでしょう、こういうの。なんといいますか、こういうスーパーレシーブがスパッとできる人ってすごく憧れる。
俺も、こういうのやりたい! やりたいのだ。
このスーパーレシーブの思考パターンを分析すると、意外と簡単なことが分かった。
パンが好きすぎた場合の弊害を思いつけばいいんだ。
だから、誰かがショッキングな失言をしたら、「正反対な人間の弊害」をとっさに言えば、それがスーパーレシーブになる、ということだ。こういう、具体的な問いになれば回答を作るのはわりと出来る気がする。うひょう! これははやく使いたい!
その機会は意外と早くやってきました。
客先で打ち合わせしてたら、お客さんが「もうこのビジネス辞めたい……」的なことをぽろっと。
えーーーー!! ですよ。ものすごいスパイクですよ。
こっちは、なんだろ、そっちがやるやる言うから、ギリギリまで要望をねじ込ませてあげたのに。それに筋は悪くないから続ければそれなりになんとかなりそうな気も個人的にはしてる。
でも、それよりも何よりも、「あっ! ここはレシーブできるとこだー!」って脳が反応しちゃったんですね。ビジネスが辞めれない人の弊害を言えばいいんだな!
「えっそうなんですね! 普通決断力が無くてなかなか辞めれないですよ。辞めることも選択肢に入れるなんてさすがですね!」
決まった!! ナイスレシーブ!! 見た? 見た?
でもそしたらホントにやめよった。しごといっこなくなった。
こんなのも書いたよ。