お盆は、実家に戻りました。
でまあ、大した準備もせずに帰ったものだから、あの、iPhoneの充電ケーブルを忘れてしまった。
帰りの日は、いろいろ連絡しなければならないので、泣く泣く、向こうでの1日間は電源を切ることに。
いやー。困る困る。
最近は、なんか思いついたら、FastEverというアプリで、Evernoteに即ぶっこまないと不安になる。
会議中だろうと何だろうとぶっこむ。
あーポロポロ落ちてく! 二度と出会わない考えかもしれないのに!
ちなみに最新のぶっこみには「コンビニで買ったパンが予想通りのうまくもなくまずくもなかったときの普通の顔」って書いてありました。多分、オモコロのライターの原宿君がTwitterで「普通って実は面白い」とか言ってたので、例を考えたんだと思います。全然入れたの覚えてません。
話戻すと、あれだ。空き時間にネットもできない。メルマガがgmailに溜まってたので読もうと思ってたのにこれも読めない。最近買った雑誌もiPhoneの中だわ。
何をしろって言うの? 泣きそう!
とここまできて、これは依存症の域なのでは、ということに気づく。
なんか昔、メールを100通とか打っちゃう感じの女子高生から携帯を1日間取り上げたらどうなるか、というドキュメント? 実験? みたいのやってて、後半寂しさのあまり泣いてた。
今俺泣きそう。やることの殆どがiPhoneに集約されてるので、iPhoneが無いとやることがない。
これはいかん、と思ったので、畳のでこぼこの数を数えたりしたのですが、ちっとも面白くなく、そのうち寝てました。確か女子高生も泣きつかれて寝てたので、女子高生と俺の所作を2画面で並行で見ると、大体同じ感じだと思います。
いやしかし、あれですよ。iPhoneユーザからiPhoneをひょいと取り上げて代わりに同じ大きさの油粘土でも持たせたら、みんな結構おろおろすると思うんだわ。やることなくなって。
そのうち、油粘土でなんか作りはじめると思うんだけど、でもそれをTwitterで共有できないことに気づいて、やっぱりおろおろすると思うんだわ。
でまあ、大した準備もせずに帰ったものだから、あの、iPhoneの充電ケーブルを忘れてしまった。
帰りの日は、いろいろ連絡しなければならないので、泣く泣く、向こうでの1日間は電源を切ることに。
いやー。困る困る。
最近は、なんか思いついたら、FastEverというアプリで、Evernoteに即ぶっこまないと不安になる。
会議中だろうと何だろうとぶっこむ。
あーポロポロ落ちてく! 二度と出会わない考えかもしれないのに!
ちなみに最新のぶっこみには「コンビニで買ったパンが予想通りのうまくもなくまずくもなかったときの普通の顔」って書いてありました。多分、オモコロのライターの原宿君がTwitterで「普通って実は面白い」とか言ってたので、例を考えたんだと思います。全然入れたの覚えてません。
話戻すと、あれだ。空き時間にネットもできない。メルマガがgmailに溜まってたので読もうと思ってたのにこれも読めない。最近買った雑誌もiPhoneの中だわ。
何をしろって言うの? 泣きそう!
とここまできて、これは依存症の域なのでは、ということに気づく。
なんか昔、メールを100通とか打っちゃう感じの女子高生から携帯を1日間取り上げたらどうなるか、というドキュメント? 実験? みたいのやってて、後半寂しさのあまり泣いてた。
今俺泣きそう。やることの殆どがiPhoneに集約されてるので、iPhoneが無いとやることがない。
これはいかん、と思ったので、畳のでこぼこの数を数えたりしたのですが、ちっとも面白くなく、そのうち寝てました。確か女子高生も泣きつかれて寝てたので、女子高生と俺の所作を2画面で並行で見ると、大体同じ感じだと思います。
いやしかし、あれですよ。iPhoneユーザからiPhoneをひょいと取り上げて代わりに同じ大きさの油粘土でも持たせたら、みんな結構おろおろすると思うんだわ。やることなくなって。
そのうち、油粘土でなんか作りはじめると思うんだけど、でもそれをTwitterで共有できないことに気づいて、やっぱりおろおろすると思うんだわ。
嫁情報だけど、Gacktは水を一日4リットル飲むらしい。
「Gacktすっごいトイレ行ってるよ!」って嫁が言ってた。
まあ、そうなんだろうけど。
Gacktはいいんだけど、最近は汗をめちゃくちゃかくので、水分を多めに摂るようにしてるんですけど、あのー、毎日水のペットボトルを買うと、ちょっと残った奴とかが机に溜まっていくので、どれが今日買ったものかが分からなくなる。
はじめのうちは、冷たさで見分けることができる。これは簡単。
でも、午後とかになると、水もぬるくなってきて、あと、残り具合も、昨日以前に放置したやつに似てくるので、どんどんレベルは高くなっていく。うっかり昨日のやつを飲んでしまいそうになる。
そのとき、俺、コンビニをね、毎日行くとこ変えてるのを思い出しまして。
気分転換のために、ローソンとサンクスを交互に行ってるんだった。
ということは! 水は交互に違うはずである! 今日はサンクス! いろはすが安かった!
いやあ、これに気づいたときの、アレよ。もう、俺のIQ、ドーン! みたいな、アレよ。
みたいな話を同僚にしたら、「捨てな」と言われました。そうですね!
水で思い出したのですが、嫁の通っているパン教室は、小麦は国産、砂糖は沖縄のなんとか、みたいな感じで素材にめちゃくちゃこだわってるのに、水は水道水らしい。
ただあの、水道水がまずい、というのも、ある時点での話であって、大都市の水道水は実は旨くなってる。
東京でも、「東京水」ってのを最近ものすごいお金をかけてPRしてる。
キーワードは高度浄水処理。
高度浄水処理
高い浄水器の効果でよく「トリハロメタン除去!」とか言われるけど、高度浄水処理だと既にがんばって取ってる。
でも、それって今のところ全然認知されてなくて、一生懸命水道水旨くしても、浄水器買っちゃったり、お水を他で買っちゃったりする癖がついてるからね、もう。
その結果、二重でトリハロメタン取ってんですよ。取り合ってんですよ。トリハロメタンを。
トリハロメタンに何の恨みがあるんだ。もし俺が母親を除去されたトリハロメタンの子供だったら、確実に人間に復讐を誓うよ。
「Gacktすっごいトイレ行ってるよ!」って嫁が言ってた。
まあ、そうなんだろうけど。
Gacktはいいんだけど、最近は汗をめちゃくちゃかくので、水分を多めに摂るようにしてるんですけど、あのー、毎日水のペットボトルを買うと、ちょっと残った奴とかが机に溜まっていくので、どれが今日買ったものかが分からなくなる。
はじめのうちは、冷たさで見分けることができる。これは簡単。
でも、午後とかになると、水もぬるくなってきて、あと、残り具合も、昨日以前に放置したやつに似てくるので、どんどんレベルは高くなっていく。うっかり昨日のやつを飲んでしまいそうになる。
そのとき、俺、コンビニをね、毎日行くとこ変えてるのを思い出しまして。
気分転換のために、ローソンとサンクスを交互に行ってるんだった。
ということは! 水は交互に違うはずである! 今日はサンクス! いろはすが安かった!
いやあ、これに気づいたときの、アレよ。もう、俺のIQ、ドーン! みたいな、アレよ。
みたいな話を同僚にしたら、「捨てな」と言われました。そうですね!
水で思い出したのですが、嫁の通っているパン教室は、小麦は国産、砂糖は沖縄のなんとか、みたいな感じで素材にめちゃくちゃこだわってるのに、水は水道水らしい。
ただあの、水道水がまずい、というのも、ある時点での話であって、大都市の水道水は実は旨くなってる。
東京でも、「東京水」ってのを最近ものすごいお金をかけてPRしてる。
キーワードは高度浄水処理。
高度浄水処理
高い浄水器の効果でよく「トリハロメタン除去!」とか言われるけど、高度浄水処理だと既にがんばって取ってる。
でも、それって今のところ全然認知されてなくて、一生懸命水道水旨くしても、浄水器買っちゃったり、お水を他で買っちゃったりする癖がついてるからね、もう。
その結果、二重でトリハロメタン取ってんですよ。取り合ってんですよ。トリハロメタンを。
トリハロメタンに何の恨みがあるんだ。もし俺が母親を除去されたトリハロメタンの子供だったら、確実に人間に復讐を誓うよ。
礼服を買いに行ったんです。
まず礼服が分からない。普段スーツを着ないので、スーツもよく分からないのに、礼服はその上級編である。突然そんな場所へ放り出されたら、俺は、並んでいる礼服の袖を手でダーってやりながら歩くことしかできない。
そんなとき、おばさんの店員が、「お探しですか?」と、スッと入ってきた。
ひととおり礼服の説明をしてくれたあと、「具体的にはこんな感じのですね」と言って、5万円の礼服と8万円の礼服を持ってきた。
「高いのもあるんですけど、あまり変わらないですから5万のほうをおすすめします」
そのあと、こう切り出した。
「礼服って、買えば10年とか持つんで。これは夏物なんですけど、スリーシーズンのものはお持ちですか?」
持ってない、と言うと、「セットだとお得ですよ」と言って、また5万円代の礼服を持ってきて、「セットで9万円にできます」と言う。
で、この時に気づいてしまった。
話題にはかすりもしないのですが、3万円代の礼服が、あるんですよ。
「この、3万円のやつは、どうなんですか?」
と聞くと、
「色が、ほら、黒が弱いんですよね」
まあ、確かに、5万円のと並べると、ちょっと黒さが弱い。
「行事のときに皆で並ぶじゃないですか。そのとき、黒さが違うと目立ちますし」
より黒いと偉いのか! じゃあブラックホールが一番偉いな!
「あと糸が全然違います」
色が違うから分かるわ!
と言って、3万の礼服を、自分のうしろのすんごい遠くにかけ直した。一番手の届きそうなやつが一番遠くに!!!
なんかもう、あれなんですよ。3万円で済むところを、9万円出させようとしてるだけなんですよ。
いや、いいんです。いいんですよ。商売って、そういうものだと思うんで。
でもね、こういう、小手先の営業トークでもりもり盛っていくやり方ってさ、もう通用しないんじゃないか。俺だけじゃなくて、誰にも。
商売をしてない人でも、客単価を上げることが基本だってことはもうみんな知ってる。あれもこれもって持ってくると、みんな気づいちゃうんじゃないの? どちらにしろ、僕らのためを思ってやっているわけではないことは明らかで、それに気づいたときに感じるのは、限りなく不快だし、絶対だまされないぞバリアを張る。
ついてきた嫁は明らかにおばちゃんに対して敵意を示していた。1900円のYシャツがあると言うのでついていったら4900円という張り紙が出ていたので「えっ1900円じゃないんですけど!!」とか言って怒ってた。これは、3枚で4900円、という張り紙だったので、嫁が違ってたんだけど、でも、そのくらいこの店のすべてを不審がっていたし、俺も、だまされないように、だまされないようにと、親指をくるくる回して脳を活性化させ、すべてをゼロベースで見ていた。具体的には、このYシャツ群は、実はすべてトリックアートなのではないだろうか、などを疑っていた。
あと、前あったのが、コンタクトを買いに行ったら、店員が、裏に取りに行く前に、俺に「これ最近出た洗浄液なんですよ。一滴垂らすだけで云々」と、俺に商品の小箱を手渡したんです。
で、しばらくして裏から帰ってきて、「どうです?」と。
もう、それあれじゃーん。一旦預けると親近感がわいて買いやすい、っていうのと、返しづらいっていう心理的なあれじゃーん。もうねー。お前をこれで洗浄してやりたい。いらんわ。っていうか非常に腹立たしい。なんかこういうテクで買っちゃうカモと思われたことが。あれだろ、もし俺これ買ったら、店を出たあと「バーン!」とか俺の後ろ姿を銃で撃つ真似とかしちゃうんでしょ? ムキー!! もうこの店絶対行かない!!!
もうね、そろそろ、そういうことじゃないんじゃないかな、と思いますよ。実際。
・ここ数年、いろいろな情報が氾濫していて、客はどんどん知恵をつけている。
・客は、売りつけられている、と気づくと、不快になる。
とすると、もう、モノを売りつけちゃいけないんじゃないか。
スーツの話にもどすと、じゃあどうすれば俺が9万円出してオールシーズン分買ったか、ですけど、えっとどうやっても買いません。でも、必要なときには買うんだから、あとで買うときに安くしてくれれば良くない? 背丈のデータも今回とれたんだし、手間がかからなくて安いなら当たり前だけどそこで買う。俺がそう選ぶ。それでいいじゃん。
とかたまには普通のことを考えてみました。
あと、コンタクト屋は、家から一番近くて便利なのでやっぱ行く。でも、二度と舐められないように、天狗の格好で行く。天狗は怖いはずである。
まず礼服が分からない。普段スーツを着ないので、スーツもよく分からないのに、礼服はその上級編である。突然そんな場所へ放り出されたら、俺は、並んでいる礼服の袖を手でダーってやりながら歩くことしかできない。
そんなとき、おばさんの店員が、「お探しですか?」と、スッと入ってきた。
ひととおり礼服の説明をしてくれたあと、「具体的にはこんな感じのですね」と言って、5万円の礼服と8万円の礼服を持ってきた。
「高いのもあるんですけど、あまり変わらないですから5万のほうをおすすめします」
そのあと、こう切り出した。
「礼服って、買えば10年とか持つんで。これは夏物なんですけど、スリーシーズンのものはお持ちですか?」
持ってない、と言うと、「セットだとお得ですよ」と言って、また5万円代の礼服を持ってきて、「セットで9万円にできます」と言う。
で、この時に気づいてしまった。
話題にはかすりもしないのですが、3万円代の礼服が、あるんですよ。
「この、3万円のやつは、どうなんですか?」
と聞くと、
「色が、ほら、黒が弱いんですよね」
まあ、確かに、5万円のと並べると、ちょっと黒さが弱い。
「行事のときに皆で並ぶじゃないですか。そのとき、黒さが違うと目立ちますし」
より黒いと偉いのか! じゃあブラックホールが一番偉いな!
「あと糸が全然違います」
色が違うから分かるわ!
と言って、3万の礼服を、自分のうしろのすんごい遠くにかけ直した。一番手の届きそうなやつが一番遠くに!!!
なんかもう、あれなんですよ。3万円で済むところを、9万円出させようとしてるだけなんですよ。
いや、いいんです。いいんですよ。商売って、そういうものだと思うんで。
でもね、こういう、小手先の営業トークでもりもり盛っていくやり方ってさ、もう通用しないんじゃないか。俺だけじゃなくて、誰にも。
商売をしてない人でも、客単価を上げることが基本だってことはもうみんな知ってる。あれもこれもって持ってくると、みんな気づいちゃうんじゃないの? どちらにしろ、僕らのためを思ってやっているわけではないことは明らかで、それに気づいたときに感じるのは、限りなく不快だし、絶対だまされないぞバリアを張る。
ついてきた嫁は明らかにおばちゃんに対して敵意を示していた。1900円のYシャツがあると言うのでついていったら4900円という張り紙が出ていたので「えっ1900円じゃないんですけど!!」とか言って怒ってた。これは、3枚で4900円、という張り紙だったので、嫁が違ってたんだけど、でも、そのくらいこの店のすべてを不審がっていたし、俺も、だまされないように、だまされないようにと、親指をくるくる回して脳を活性化させ、すべてをゼロベースで見ていた。具体的には、このYシャツ群は、実はすべてトリックアートなのではないだろうか、などを疑っていた。
あと、前あったのが、コンタクトを買いに行ったら、店員が、裏に取りに行く前に、俺に「これ最近出た洗浄液なんですよ。一滴垂らすだけで云々」と、俺に商品の小箱を手渡したんです。
で、しばらくして裏から帰ってきて、「どうです?」と。
もう、それあれじゃーん。一旦預けると親近感がわいて買いやすい、っていうのと、返しづらいっていう心理的なあれじゃーん。もうねー。お前をこれで洗浄してやりたい。いらんわ。っていうか非常に腹立たしい。なんかこういうテクで買っちゃうカモと思われたことが。あれだろ、もし俺これ買ったら、店を出たあと「バーン!」とか俺の後ろ姿を銃で撃つ真似とかしちゃうんでしょ? ムキー!! もうこの店絶対行かない!!!
もうね、そろそろ、そういうことじゃないんじゃないかな、と思いますよ。実際。
・ここ数年、いろいろな情報が氾濫していて、客はどんどん知恵をつけている。
・客は、売りつけられている、と気づくと、不快になる。
とすると、もう、モノを売りつけちゃいけないんじゃないか。
スーツの話にもどすと、じゃあどうすれば俺が9万円出してオールシーズン分買ったか、ですけど、えっとどうやっても買いません。でも、必要なときには買うんだから、あとで買うときに安くしてくれれば良くない? 背丈のデータも今回とれたんだし、手間がかからなくて安いなら当たり前だけどそこで買う。俺がそう選ぶ。それでいいじゃん。
とかたまには普通のことを考えてみました。
あと、コンタクト屋は、家から一番近くて便利なのでやっぱ行く。でも、二度と舐められないように、天狗の格好で行く。天狗は怖いはずである。
こんなのも書いたよ。
嫁が、「突然ハエになったらどうしよう」と言ってきた。
嫁はたまに「突然ウサギになったらどうしよう」とか言ってくる。
家に帰ったら、ウサギがちょこんと居る。嫁は居ない。
まあ、まあー、こうなってたら、なんだろ、「あれ、これ、もしかして嫁かなー」っていう発想に、いつかなるかもしれない。
でも、ハエはどうだ。
厳しいよ。これは厳しい。
多分、これが嫁だとは1ミリも思わないんじゃないか。
じゃあどうやったら、ハエは嫁であることを伝えられるかってのを、この週末は考えてました。
・飛んだ軌跡で嫁の名前を書く
これはねえ、絶対気づかない。まずハエの軌跡に注目することがない。
・執拗に俺をつつく(嫁はいろいろなものをつつく)
これは、ハエを殺してしまう可能性が高いので、絶対にやらないで欲しい。
・色付きのおならをしながら飛んだ軌跡で嫁の名前を書く
色付きのおならが出ればいいけどね。
・プリンとロールちゃんにばっかり止まる(嫁はプリンとロールちゃんをよく食べる)
うーん。いや。殺すなあ。
いやもう、びっくりするくらい無い。ハエになったらもう諦めるしかないんじゃないか。
ただ思ったのは、「ハエになったらどうしよう」という思考を一度でも通ったことで、「もしかしてこのハエは嫁かも」と思う確率は、若干(0%から0.1%くらいに)上がった気がする。
なので、なんだろ、数年後とかに、近くを飛んでるハエにおもむろに「アイス食べる? 食べたかったら丸く飛んで」とか言って、ハエが何度も何度も描く弧を見ながら「マジかよ……」みたいな、そんな展開もあるような気がする。
だから、何だろ、一応、全部考えとくのが大事かもしれない、と思った。一度考えたことは、選択肢に入ってくる可能性が高い。いろいろなパターンを考えておくことこそ、思いもよらないことへの唯一の対処法なのかもしれない。
逆に俺がハエになったら、うんこ大好きになる気がする。
嫁はたまに「突然ウサギになったらどうしよう」とか言ってくる。
家に帰ったら、ウサギがちょこんと居る。嫁は居ない。
まあ、まあー、こうなってたら、なんだろ、「あれ、これ、もしかして嫁かなー」っていう発想に、いつかなるかもしれない。
でも、ハエはどうだ。
厳しいよ。これは厳しい。
多分、これが嫁だとは1ミリも思わないんじゃないか。
じゃあどうやったら、ハエは嫁であることを伝えられるかってのを、この週末は考えてました。
・飛んだ軌跡で嫁の名前を書く
これはねえ、絶対気づかない。まずハエの軌跡に注目することがない。
・執拗に俺をつつく(嫁はいろいろなものをつつく)
これは、ハエを殺してしまう可能性が高いので、絶対にやらないで欲しい。
・色付きのおならをしながら飛んだ軌跡で嫁の名前を書く
色付きのおならが出ればいいけどね。
・プリンとロールちゃんにばっかり止まる(嫁はプリンとロールちゃんをよく食べる)
うーん。いや。殺すなあ。
いやもう、びっくりするくらい無い。ハエになったらもう諦めるしかないんじゃないか。
ただ思ったのは、「ハエになったらどうしよう」という思考を一度でも通ったことで、「もしかしてこのハエは嫁かも」と思う確率は、若干(0%から0.1%くらいに)上がった気がする。
なので、なんだろ、数年後とかに、近くを飛んでるハエにおもむろに「アイス食べる? 食べたかったら丸く飛んで」とか言って、ハエが何度も何度も描く弧を見ながら「マジかよ……」みたいな、そんな展開もあるような気がする。
だから、何だろ、一応、全部考えとくのが大事かもしれない、と思った。一度考えたことは、選択肢に入ってくる可能性が高い。いろいろなパターンを考えておくことこそ、思いもよらないことへの唯一の対処法なのかもしれない。
逆に俺がハエになったら、うんこ大好きになる気がする。
こんなのも書いたよ。
全然ニュースとかを見てなかったから知らなかったんですけど、今年は例年以上に暑いんですね。
まあ、暑いなあ暑いなあ、とは思っていたけども、去年の暑さなんて覚えてない。
去年の夏の記憶なんて、寒い冬で上書きされている。僕らのビデオテープは、半年分しか記録できない。
で、まあ、暑いけど夏だから仕方ないよね! って思ってたら、なんだ、今年はいつになくめちゃくちゃ暑いんじゃないか!!! そう聞くと、なんだか我慢できなくなる。聞かなきゃよかった。これがおなじみ夏ですよ、と言いくるめられてるうちは我慢できたのに。これがチャーハン、と母親に言いくるめられているうちは、変なコショウのごはんをチャーハンだと思って美味しくいただいていた。高校時代、塾の近くの王大人そっくりな人がやってるラーメン屋でチャーハンを注文して、戦慄した。
まあそれはいいんだけど、天気ね。最近ほんとなんだろ、ずっと暑い。全部暑い。
夏ガーって熱くなって冬ゴーって寒くなったりとか、おかしいおかしい、って言ってますけども、あのー、あれだよね。一言で言うと、極め細やかさが無くなってる。
昔はもっと、夏と一言で言っても、急に寒くなって、そういう時に限って体育がプールで「えー」って言ったり、なんかそういう揺れがあった気がする。最近、そういうのが無い。暑いとずっと暑い。で、数合わせ的な感じで夕方にゲリラ雷雨が来る。毎日同じ時間にゲリラ雷雨が来たりする。タイマーか! 雑すぎだろ!
何だろう、この感じ、とずっと思ってたんですけど、多分、こんな感じじゃなかろうか。
天界の担当者は、古より毎日天気を操作しているが、操作する項目が非常に多く、訓練が必要だった。
そのうち、業務の効率を上げるように、という部長からの命令で、ある従業員が「いろいろ簡略化し、作業を自動化したらどうか」という提案をする。
まず、夏は35℃で、晴れとする。ここは基本変更しない。こうすれば、担当者が間違えることは少なくなる。
それから、雨を降らせるのを担当者が忘れがちである。だから、タイマーで夕方頃にプログラムが雨をまとまって降らせる。あとは適当に雲を動かしておけば、目標達成である。
こうして、バイトでも天気を操れるようになり、天界の利益率は格段に良くなったのである。
でも、効率はすべてを解決しないどころか、いちばん大切なものを奪うこともある。
一日中雨で仕方なく旅館でやったUNOが意外にも盛り上がったり。遠くで鳴るかみなりに戦々恐々として帰った日。急に晴れたあとに見る夕焼け。再び鳴き始めるセミ。くるくる回る天気が、いっこいっこ、思い出として刻まれる。
天気は、水や熱を生物に与えるのがミッションにあらず。思い出のきっかけを与える事業だ、というのを、天界は気づいて欲しい。
というのを昨日書いたら、今日は珍しく午後から雨が降ってきた。
ちょうどコンビニ行ってて、めちゃくちゃ濡れた。死ね。ばか。空気読め。
まあ、暑いなあ暑いなあ、とは思っていたけども、去年の暑さなんて覚えてない。
去年の夏の記憶なんて、寒い冬で上書きされている。僕らのビデオテープは、半年分しか記録できない。
で、まあ、暑いけど夏だから仕方ないよね! って思ってたら、なんだ、今年はいつになくめちゃくちゃ暑いんじゃないか!!! そう聞くと、なんだか我慢できなくなる。聞かなきゃよかった。これがおなじみ夏ですよ、と言いくるめられてるうちは我慢できたのに。これがチャーハン、と母親に言いくるめられているうちは、変なコショウのごはんをチャーハンだと思って美味しくいただいていた。高校時代、塾の近くの王大人そっくりな人がやってるラーメン屋でチャーハンを注文して、戦慄した。
まあそれはいいんだけど、天気ね。最近ほんとなんだろ、ずっと暑い。全部暑い。
夏ガーって熱くなって冬ゴーって寒くなったりとか、おかしいおかしい、って言ってますけども、あのー、あれだよね。一言で言うと、極め細やかさが無くなってる。
昔はもっと、夏と一言で言っても、急に寒くなって、そういう時に限って体育がプールで「えー」って言ったり、なんかそういう揺れがあった気がする。最近、そういうのが無い。暑いとずっと暑い。で、数合わせ的な感じで夕方にゲリラ雷雨が来る。毎日同じ時間にゲリラ雷雨が来たりする。タイマーか! 雑すぎだろ!
何だろう、この感じ、とずっと思ってたんですけど、多分、こんな感じじゃなかろうか。
天界の担当者は、古より毎日天気を操作しているが、操作する項目が非常に多く、訓練が必要だった。
そのうち、業務の効率を上げるように、という部長からの命令で、ある従業員が「いろいろ簡略化し、作業を自動化したらどうか」という提案をする。
まず、夏は35℃で、晴れとする。ここは基本変更しない。こうすれば、担当者が間違えることは少なくなる。
それから、雨を降らせるのを担当者が忘れがちである。だから、タイマーで夕方頃にプログラムが雨をまとまって降らせる。あとは適当に雲を動かしておけば、目標達成である。
こうして、バイトでも天気を操れるようになり、天界の利益率は格段に良くなったのである。
でも、効率はすべてを解決しないどころか、いちばん大切なものを奪うこともある。
一日中雨で仕方なく旅館でやったUNOが意外にも盛り上がったり。遠くで鳴るかみなりに戦々恐々として帰った日。急に晴れたあとに見る夕焼け。再び鳴き始めるセミ。くるくる回る天気が、いっこいっこ、思い出として刻まれる。
天気は、水や熱を生物に与えるのがミッションにあらず。思い出のきっかけを与える事業だ、というのを、天界は気づいて欲しい。
というのを昨日書いたら、今日は珍しく午後から雨が降ってきた。
ちょうどコンビニ行ってて、めちゃくちゃ濡れた。死ね。ばか。空気読め。
こんなのも書いたよ。