ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
休み?
雄二の発言:
休みだよ。
ケイコの発言:
GWは今年とれそうなの?
雄二の発言:
まあ、ありそうだよ。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
どっか行くの?
雄二の発言:
京都に、行こうと思っている。
ケイコの発言:
いいね。何すんの。
雄二の発言:
寺を建立しに。
ケイコの発言:
え?
雄二の発言:
寺を、建立しに行く。
ケイコの発言:
いやいや。
雄二の発言:
もう、京都の寺って、なんつーか、マンネリだろ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
そこに、俺が、新感覚の寺を建立する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
京都の新名所になるよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
どんなの?
雄二の発言:
苦痛寺。
ケイコの発言:
なんでまた、そんな名前にするの。
雄二の発言:
つれーよ、苦痛寺建立(2004年)。
ケイコの発言:
ゴロ合わせから先に考えちゃったんだ。
雄二の発言:
逆にね。
ケイコの発言:
新しいね。
雄二の発言:
そうでしょう、そうでしょう。
ケイコの発言:
つらいんだ。
雄二の発言:
つらいよー。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
まず、石段がものすごい長い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
本当に、長い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
途中に自動販売機があるんだけど、全部売り切れ。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、まあ、1つだけ売り切れてないやつあるんだけど、なんか、おしるこみたいなの。
残るべくして残った、っていう。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、まあ、おしるこ買うんだけど。
ケイコの発言:
買うんだ。
雄二の発言:
背に腹はかえられないよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
おしるこ飲み終わったはいいけど、歩いても歩いてもゴミ箱が見つからない。
ケイコの発言:
ああ。つらいね。
雄二の発言:
こう、ずっと持ちながら歩いてるんだけど、もう、早く捨てたくて仕方が無い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
途中にやっとゴミ箱見つけるんだけど、手書きで「ビン入れ」って書いてあって、これに、カンを入れていいものかどうか、すごい悩んだり。
ケイコの発言:
駄目なんじゃないの。
雄二の発言:
「リサイクルのためにビンだけを入れてください」という意味での「ビン入れ」だったら、カンを居れることは悪いことだけど、田舎のおばちゃんが、カン・ビンを総称して「ビン」と呼んでいるだけだったら、入れても良いんじゃないか、とか、いろいろ考えちゃう。どうせ、回収日一緒だろうしなあ、とか。
ケイコの発言:
ああ。なるほど。
雄二の発言:
でも、気が弱いから結局捨てられない。これはカンであって、ビンじゃないんだ、とか自分に言い聞かせて。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、カンを持ったまま、寺に着いてしまう。ゴミ箱ばっかり探していて、景色を見る余裕すらなかったぜ!
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
まあ、スギの雑木林だから、見ることもないんだけど。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
で、ふと見ると、門の脇に、なんか、駐車場があったりする。車で来れるんじゃないか! みたいな。この石段の苦労は何だったんだ、という。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
まあ、車で来たら来たで、満車で延々と待たなければならないんだけど。
ケイコの発言:
つらいね。ていうか、苦痛寺、人気あるんだ。
雄二の発言:
あるよ。あらゆる苦痛を取り除いてくれる、という触れ込みだからね。
ケイコの発言:
へえ。すごいね。
雄二の発言:
苦痛観音を目当てにやってくるわけだよ。
ケイコの発言:
苦痛観音。
雄二の発言:
全部で5体あるんだけど。
ケイコの発言:
そんなに居るの。
雄二の発言:
それぞれが、ものすごい、苦痛な表情をしてるんだよ。で、みんな、それを見て、「ああ、世の中には、俺よりつらい人が居るんだな」と、晴れやかな気分で帰る。
ケイコの発言:
なるほど。
雄二の発言:
1つ目は、なんか、肘を机に当ててしまって、なんかしびれてビーンってなってる瞬間の像。
ケイコの発言:
そういうのなの?
雄二の発言:
今にも悲鳴が聞こえてきそうな躍動感だよ。それが人気の秘密なんだけどね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
2つ目は、部屋でヘッドホンで音楽を聞こうとしてるんだけど、なんか、音量がものすごい大きくなっていて、「わあー!!」っていう瞬間の像。
ケイコの発言:
えらい現代的だね。
雄二の発言:
新しいものはどんどん取り入れていく方針だからね。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
3つ目なんて、サッカーやってるもの。
ケイコの発言:
アクティブだね。
雄二の発言:
今までずーっとフル出場していたFWなんだけど、なかなか得点が入らない。で、もう一回気を取り直していくぞ! って時に、監督に、いきなり選手交代を告げられるんだよ。で、「え、俺? マジで?」っていう瞬間の像。
ケイコの発言:
カズ?
雄二の発言:
仏像だよ。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
4つ目は、新人の女の子の部下を呼ぶのに、「萩原だったかな、荻原だったかな」とものすごい悩んだあげく、「萩原」でヤマを張るんだけど、「荻原です」と真顔で返された瞬間の像。
ケイコの発言:
最後は。
雄二の発言:
5つ目は、ほんとつらいよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
座ってテレビ見てて、すっごい面白くて、「アッハハハー」って笑いながら、こう、後ろに手をついたらちょうどリモコンのボタンを押しちゃって、チャンネル変わっちゃって、あわてて戻したら、もう、その面白い場面終わってた、っていう。
ケイコの発言:
それ、どうやって仏像にするの?
雄二の発言:
それは、見れば分かるよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
ほうら、苦痛寺に行きたくなってきただろう。
ケイコの発言:
特には。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
つらいなー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
休み?
雄二の発言:
休みだよ。
ケイコの発言:
GWは今年とれそうなの?
雄二の発言:
まあ、ありそうだよ。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
どっか行くの?
雄二の発言:
京都に、行こうと思っている。
ケイコの発言:
いいね。何すんの。
雄二の発言:
寺を建立しに。
ケイコの発言:
え?
雄二の発言:
寺を、建立しに行く。
ケイコの発言:
いやいや。
雄二の発言:
もう、京都の寺って、なんつーか、マンネリだろ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
そこに、俺が、新感覚の寺を建立する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
京都の新名所になるよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
どんなの?
雄二の発言:
苦痛寺。
ケイコの発言:
なんでまた、そんな名前にするの。
雄二の発言:
つれーよ、苦痛寺建立(2004年)。
ケイコの発言:
ゴロ合わせから先に考えちゃったんだ。
雄二の発言:
逆にね。
ケイコの発言:
新しいね。
雄二の発言:
そうでしょう、そうでしょう。
ケイコの発言:
つらいんだ。
雄二の発言:
つらいよー。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
まず、石段がものすごい長い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
本当に、長い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
途中に自動販売機があるんだけど、全部売り切れ。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、まあ、1つだけ売り切れてないやつあるんだけど、なんか、おしるこみたいなの。
残るべくして残った、っていう。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、まあ、おしるこ買うんだけど。
ケイコの発言:
買うんだ。
雄二の発言:
背に腹はかえられないよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
おしるこ飲み終わったはいいけど、歩いても歩いてもゴミ箱が見つからない。
ケイコの発言:
ああ。つらいね。
雄二の発言:
こう、ずっと持ちながら歩いてるんだけど、もう、早く捨てたくて仕方が無い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
途中にやっとゴミ箱見つけるんだけど、手書きで「ビン入れ」って書いてあって、これに、カンを入れていいものかどうか、すごい悩んだり。
ケイコの発言:
駄目なんじゃないの。
雄二の発言:
「リサイクルのためにビンだけを入れてください」という意味での「ビン入れ」だったら、カンを居れることは悪いことだけど、田舎のおばちゃんが、カン・ビンを総称して「ビン」と呼んでいるだけだったら、入れても良いんじゃないか、とか、いろいろ考えちゃう。どうせ、回収日一緒だろうしなあ、とか。
ケイコの発言:
ああ。なるほど。
雄二の発言:
でも、気が弱いから結局捨てられない。これはカンであって、ビンじゃないんだ、とか自分に言い聞かせて。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
で、カンを持ったまま、寺に着いてしまう。ゴミ箱ばっかり探していて、景色を見る余裕すらなかったぜ!
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
まあ、スギの雑木林だから、見ることもないんだけど。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
で、ふと見ると、門の脇に、なんか、駐車場があったりする。車で来れるんじゃないか! みたいな。この石段の苦労は何だったんだ、という。
ケイコの発言:
つらいね。
雄二の発言:
まあ、車で来たら来たで、満車で延々と待たなければならないんだけど。
ケイコの発言:
つらいね。ていうか、苦痛寺、人気あるんだ。
雄二の発言:
あるよ。あらゆる苦痛を取り除いてくれる、という触れ込みだからね。
ケイコの発言:
へえ。すごいね。
雄二の発言:
苦痛観音を目当てにやってくるわけだよ。
ケイコの発言:
苦痛観音。
雄二の発言:
全部で5体あるんだけど。
ケイコの発言:
そんなに居るの。
雄二の発言:
それぞれが、ものすごい、苦痛な表情をしてるんだよ。で、みんな、それを見て、「ああ、世の中には、俺よりつらい人が居るんだな」と、晴れやかな気分で帰る。
ケイコの発言:
なるほど。
雄二の発言:
1つ目は、なんか、肘を机に当ててしまって、なんかしびれてビーンってなってる瞬間の像。
ケイコの発言:
そういうのなの?
雄二の発言:
今にも悲鳴が聞こえてきそうな躍動感だよ。それが人気の秘密なんだけどね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
2つ目は、部屋でヘッドホンで音楽を聞こうとしてるんだけど、なんか、音量がものすごい大きくなっていて、「わあー!!」っていう瞬間の像。
ケイコの発言:
えらい現代的だね。
雄二の発言:
新しいものはどんどん取り入れていく方針だからね。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
3つ目なんて、サッカーやってるもの。
ケイコの発言:
アクティブだね。
雄二の発言:
今までずーっとフル出場していたFWなんだけど、なかなか得点が入らない。で、もう一回気を取り直していくぞ! って時に、監督に、いきなり選手交代を告げられるんだよ。で、「え、俺? マジで?」っていう瞬間の像。
ケイコの発言:
カズ?
雄二の発言:
仏像だよ。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
4つ目は、新人の女の子の部下を呼ぶのに、「萩原だったかな、荻原だったかな」とものすごい悩んだあげく、「萩原」でヤマを張るんだけど、「荻原です」と真顔で返された瞬間の像。
ケイコの発言:
最後は。
雄二の発言:
5つ目は、ほんとつらいよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
座ってテレビ見てて、すっごい面白くて、「アッハハハー」って笑いながら、こう、後ろに手をついたらちょうどリモコンのボタンを押しちゃって、チャンネル変わっちゃって、あわてて戻したら、もう、その面白い場面終わってた、っていう。
ケイコの発言:
それ、どうやって仏像にするの?
雄二の発言:
それは、見れば分かるよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
ほうら、苦痛寺に行きたくなってきただろう。
ケイコの発言:
特には。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
つらいなー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
あのー、髪を切った帰りに、久しぶりにモスバーガー行きまして。
で、なんか、ほら、モスとかって毎回押してる新商品があるわけじゃないですか。そこで、「今の一押しはなんだね」と聞いたところ、「そうです」、という返事が返ってきましてですね、ん? どういうこと? と一瞬思ったのですが、そう、今の一押し商品は「ナン」だったわけですね! って、ごめん、これは、今作った。そんなことあるわけないじゃない。ありえないじゃない。
で、まあ、普通にナンチョリソを食べたんですけど、あのー、毎度毎度言うんだけど、モスはさー、自分とこの商品食べたことないだろ。いや、味とかじゃなくて、あの、どうやって食べんのよ。あれ。粘度の低いカレーがさ、ナンの上に掛かっているんだけど、まあ、はじめはね、ナンが皿の代わりみたくなってて、なんとか、こう、カレー流出事故をくいとめているんだけど、その、皿を食べていくわけだよね、僕たちは。こぼれんじゃん。そんなのさー、自然の摂理じゃん。皿が無くなったら中身はこぼれるよ! 皿が無くなったら、中身は、こぼれていきますよ! よーい!
絶対口とか手とかベタベタになる。3歳児みたくなる。ていうか、モスの商品の殆どが、口とか手とかベタベタになる。明らかに、ユーザビリティを考慮していない。
なんだろ、例えば機械メーカーさんとかそういうのって、消費者のことを普通ものすごく考えるじゃないですか。で、その、考えたばっかりに、逆に泣く泣く削る機能、なんかも出て来るんですよね。「この機能を本当はつけたいんだけど、消費電力の関係で本体がとても熱くなってしまう。それは低温やけどの危険性があるから、削るしかない」とか。
多分それはフード業界でも一緒で、例えばロッテリアとかが、「ナンにカレーとチョリソのっけたらどうだろう」なんてことを社内でやってたかもしれない。でも、多分会議で、「んー。うまい、ホントうまいんだけどさあ、これ、究極に食べづらいよ……あー服についちゃった。これどうすんのよ」と、カレーまみれの役員から辛口コメントが飛び出すと思う。
そこがさあ、モスは、芸術的なくらいスルーなんだよ。何故か。
モスの役員は馬鹿なのかなー。カレーまみれになりながら、「あはは、うめー! えへへー」みたいな。それか、ものすごい食べるのがうまいんだと思う。ああいう、ソースがだらだらしているバーガーも、なんか知らないけど手も汚さずにスマートに食べてしまう。ぺろり。「おいしいじゃないか。これでいこう」みたいな。
で、なんだろ、従業員が逆に悔しがっちゃってね。なんであんなにスマートなんだ! 絶対あいつの服にトマト染みを作ってやる! みたいな感じで盛り上がっちゃって、汁の溢れ出すバーガー、どんどんずれていくサンド、など、次々と刺客を送り込むんだけどぜんぶぺろりとスマートに食べてしまう役員。畜生! 今度こそ! と満を持して投入されたのが、今回のナンチョリソなんじゃないか。
でも売ってるってことは、役員、あれもスマートに食べたんだなあ。
次は一体どんな食べにくい商品が投入されるのか。モスから目が離せない。
で、なんか、ほら、モスとかって毎回押してる新商品があるわけじゃないですか。そこで、「今の一押しはなんだね」と聞いたところ、「そうです」、という返事が返ってきましてですね、ん? どういうこと? と一瞬思ったのですが、そう、今の一押し商品は「ナン」だったわけですね! って、ごめん、これは、今作った。そんなことあるわけないじゃない。ありえないじゃない。
で、まあ、普通にナンチョリソを食べたんですけど、あのー、毎度毎度言うんだけど、モスはさー、自分とこの商品食べたことないだろ。いや、味とかじゃなくて、あの、どうやって食べんのよ。あれ。粘度の低いカレーがさ、ナンの上に掛かっているんだけど、まあ、はじめはね、ナンが皿の代わりみたくなってて、なんとか、こう、カレー流出事故をくいとめているんだけど、その、皿を食べていくわけだよね、僕たちは。こぼれんじゃん。そんなのさー、自然の摂理じゃん。皿が無くなったら中身はこぼれるよ! 皿が無くなったら、中身は、こぼれていきますよ! よーい!
絶対口とか手とかベタベタになる。3歳児みたくなる。ていうか、モスの商品の殆どが、口とか手とかベタベタになる。明らかに、ユーザビリティを考慮していない。
なんだろ、例えば機械メーカーさんとかそういうのって、消費者のことを普通ものすごく考えるじゃないですか。で、その、考えたばっかりに、逆に泣く泣く削る機能、なんかも出て来るんですよね。「この機能を本当はつけたいんだけど、消費電力の関係で本体がとても熱くなってしまう。それは低温やけどの危険性があるから、削るしかない」とか。
多分それはフード業界でも一緒で、例えばロッテリアとかが、「ナンにカレーとチョリソのっけたらどうだろう」なんてことを社内でやってたかもしれない。でも、多分会議で、「んー。うまい、ホントうまいんだけどさあ、これ、究極に食べづらいよ……あー服についちゃった。これどうすんのよ」と、カレーまみれの役員から辛口コメントが飛び出すと思う。
そこがさあ、モスは、芸術的なくらいスルーなんだよ。何故か。
モスの役員は馬鹿なのかなー。カレーまみれになりながら、「あはは、うめー! えへへー」みたいな。それか、ものすごい食べるのがうまいんだと思う。ああいう、ソースがだらだらしているバーガーも、なんか知らないけど手も汚さずにスマートに食べてしまう。ぺろり。「おいしいじゃないか。これでいこう」みたいな。
で、なんだろ、従業員が逆に悔しがっちゃってね。なんであんなにスマートなんだ! 絶対あいつの服にトマト染みを作ってやる! みたいな感じで盛り上がっちゃって、汁の溢れ出すバーガー、どんどんずれていくサンド、など、次々と刺客を送り込むんだけどぜんぶぺろりとスマートに食べてしまう役員。畜生! 今度こそ! と満を持して投入されたのが、今回のナンチョリソなんじゃないか。
でも売ってるってことは、役員、あれもスマートに食べたんだなあ。
次は一体どんな食べにくい商品が投入されるのか。モスから目が離せない。
こんなのも書いたよ。
今週1週間夏休みだったわけですが、まあ、もう土曜日ですよ。
今年は平和に夏休みが取れておりまして、取れていなかったら、また去年の毎日川柳みたく変なテンションで何かを作る、みたいなことをやろうと思っていて、まあ、今回は城のプラモを作ろうか、なんて思っていたのですが、なんとも、まあ、平和な1週間を過ごしています。残念だなー。
休みを利用して実家へ帰ったんですけど、犬が、こんなことになってた。
![](/image/blog/20040814.jpg)
スカパーでも入ったんですか?
よくよく聞けば、耳を掻きすぎて血が出ちゃったから、しばらく掻けないようにつけられてしまったらしいのですが。まあ、スカパーは受信できなくても、周りの音は良く集まりそうだ。最近耳が遠くなってきたので、丁度いいんじゃないか。
良かった良かった、と思っていたのですが。
この犬、よく吼えるんですよ。まさか! パラボラアンテナを着けて吼えるということは!
![](/image/blog/20040814_2.jpg)
これはもはや兵器だ!
こういうのでイラク攻撃したらもっとなんか平和に終わった気がするなあ。「ワンワン!」「わーかわいー」とか言ってフセインが隠れ家から出てきちゃったりして。
あとうちの犬は本当にかわいいです。俺よりかわいいです。カメラ向けると、顔を背けて、逃げちゃうんですよ。かわいい!
![](/image/blog/94-08-14_16-23.jpg)
かわいい!
![](/image/blog/94-08-14_16-25.jpg)
かぁわいい!!
![](/image/blog/94-08-14_16-24.jpg)
かーわーいい!!!
たまには、こういうのも。
今年は平和に夏休みが取れておりまして、取れていなかったら、また去年の毎日川柳みたく変なテンションで何かを作る、みたいなことをやろうと思っていて、まあ、今回は城のプラモを作ろうか、なんて思っていたのですが、なんとも、まあ、平和な1週間を過ごしています。残念だなー。
休みを利用して実家へ帰ったんですけど、犬が、こんなことになってた。
![](/image/blog/20040814.jpg)
スカパーでも入ったんですか?
よくよく聞けば、耳を掻きすぎて血が出ちゃったから、しばらく掻けないようにつけられてしまったらしいのですが。まあ、スカパーは受信できなくても、周りの音は良く集まりそうだ。最近耳が遠くなってきたので、丁度いいんじゃないか。
良かった良かった、と思っていたのですが。
この犬、よく吼えるんですよ。まさか! パラボラアンテナを着けて吼えるということは!
![](/image/blog/20040814_2.jpg)
これはもはや兵器だ!
こういうのでイラク攻撃したらもっとなんか平和に終わった気がするなあ。「ワンワン!」「わーかわいー」とか言ってフセインが隠れ家から出てきちゃったりして。
あとうちの犬は本当にかわいいです。俺よりかわいいです。カメラ向けると、顔を背けて、逃げちゃうんですよ。かわいい!
![](/image/blog/94-08-14_16-23.jpg)
かわいい!
![](/image/blog/94-08-14_16-25.jpg)
かぁわいい!!
![](/image/blog/94-08-14_16-24.jpg)
かーわーいい!!!
たまには、こういうのも。
えー。あの、最近フットサルまた始めたりですとか、運動はそれなりにやっているんですけど、やっぱり、体の合計運用時間といいますか、そういうものがやっぱり下がっているんでしょうね、体がどんどん退化しています。
腕が最近ひどいんですけど、あの、学生の時ぴったりだった筈の腕時計が、今、隙間に指2本入る。それに伴って、筋力がどんどん落ちていまして、今常駐している会社のエントランスのドアが、まあ、はじめっから重かったんですけど、だんだん、マジで開けるのがきつくなってきた。
特に、仕事終わって、帰るとき。疲れてるし、開かない。この前なんて、普通に押し戻された。一生懸命押して、押して、ああん! みたいなね。これを3回くらいやった。帰れない、と本気で思った。
実はその隣に、メインで回転ドアがあるんだけど、あの、六本木ヒルズの事故以来、「点検中」になっている。いったい、どこを、どういう風に点検してるんだ、っていうね。是非、なんだろ、その、点検、というものを見てみたい。ちゃんと回転するかな? とかそういうのかしら。逆回転もするかな? とか。1日中ぐるぐる回ってんだ。多分。ご飯食べて、うえー、とか言いながらも。
それはそうと、なんか、このまま、回転ドアが消えていく気がするなあ。
モノが世の中から姿を消す時って、こう、意外と突然やってくる。
かく言う俺も、小学生のとき、一個、モノを消したことがあります。
なんか、昔ね、小学校に、地上1メートルくらいのところにネットが張ってあって、ああ、なんかデパートのエスカレータの下なんかにあるセーフティネットみたいな感じのね。その上でぴょんぴょん遊ぶ、という遊具があったんですよ。
正式名称は知らないんだけど、何て言うんだろ、でも、当時はけっこう見た。
で、ウチの学校にあったやつはね、あのー、今なら考えられないんだけど、ネットが、ところどころほつれていて、こう、穴が開いていたんですわ。
安全指針、安全指針が先行しているスリル亡き現代からしたら、まったく考えられないですよ。ネットの上でぴょんぴょん飛び跳ねていて、ちょっとでもバランスを崩して穴に落ちたら、死ぬ。よくある「ここ触ったら死ぬ」とかいう遊びじゃなくて、本当に落ちる。リアル・マリオじゃないか。
そんなのが学校に平然と置かれていた時代。平和ですよ。平和だったなあ。うわばきの色はアースグリーンだったものなあ。まあ、直せよ! っつー話なんだけど。来年直す、来年直す、みたいな感じだったんだろうなあ。用務員さんとか、ホームセンターにネットを買いにいったはずなのにたこ焼き機買ってきちゃった! みたいな。ようし、今日は職員室でたこ焼きパーティーだ! みたいな。タコタコ! みたいな。
で、ぶっちゃけ、大層危険な状態だったんですけど、危険が目に見えていると、いくら子どもでも、注意するんですよ。穴のそばではぴょんぴょん飛ばない。穴に近づくと、上級生が、「危ないよう!」みたいに注意してくる。ね、こういうところで、社会的な生活技術を学ぶんだ。危険のないところに仲間意識は生まれないんだよ!
まあ、それはいいんだけど、あのー、そう、みんな、穴のそばでは飛ばないように気をつけていた。いた、んだけど。俺ね、友達とカンチョーごっこしてたんですよ。ネットの上で。
カンチョー! ぴょんぴょん! カンチョー! ぴょんぴょん!
地上戦とはまた違う、スリルあるファイトを繰り広げていたのですが、ある時、すんごいうまく、俺の指が友達の肛門に入ってしまった。
「ギャー!」
おしりを押さえて、前に飛ぶ友達。
そして、飛んだ先には、例のブラックホールがぽっかりと口を広げていた。
おしりを押さえていた友達は、顔から落ちた。
俺、その光景を、今でもはっきり覚えている。
しばらくして立ち上がった友達は、顔の左半分が血で真っ赤で。
それでも、おしりを押さえていて。顔よりおしりのほうが痛いんだ! って思った。
結局友達は大したアレでもなく済んだんだけど、次の日から、その遊具は使用禁止になって、1ヵ月後には撤去されていました。
で、他の学校の子から聞いたんだけど、その子の学校でも同種の遊具が撤去た、と。
俺だなー。明らかになー。
腕が最近ひどいんですけど、あの、学生の時ぴったりだった筈の腕時計が、今、隙間に指2本入る。それに伴って、筋力がどんどん落ちていまして、今常駐している会社のエントランスのドアが、まあ、はじめっから重かったんですけど、だんだん、マジで開けるのがきつくなってきた。
特に、仕事終わって、帰るとき。疲れてるし、開かない。この前なんて、普通に押し戻された。一生懸命押して、押して、ああん! みたいなね。これを3回くらいやった。帰れない、と本気で思った。
実はその隣に、メインで回転ドアがあるんだけど、あの、六本木ヒルズの事故以来、「点検中」になっている。いったい、どこを、どういう風に点検してるんだ、っていうね。是非、なんだろ、その、点検、というものを見てみたい。ちゃんと回転するかな? とかそういうのかしら。逆回転もするかな? とか。1日中ぐるぐる回ってんだ。多分。ご飯食べて、うえー、とか言いながらも。
それはそうと、なんか、このまま、回転ドアが消えていく気がするなあ。
モノが世の中から姿を消す時って、こう、意外と突然やってくる。
かく言う俺も、小学生のとき、一個、モノを消したことがあります。
なんか、昔ね、小学校に、地上1メートルくらいのところにネットが張ってあって、ああ、なんかデパートのエスカレータの下なんかにあるセーフティネットみたいな感じのね。その上でぴょんぴょん遊ぶ、という遊具があったんですよ。
正式名称は知らないんだけど、何て言うんだろ、でも、当時はけっこう見た。
で、ウチの学校にあったやつはね、あのー、今なら考えられないんだけど、ネットが、ところどころほつれていて、こう、穴が開いていたんですわ。
安全指針、安全指針が先行しているスリル亡き現代からしたら、まったく考えられないですよ。ネットの上でぴょんぴょん飛び跳ねていて、ちょっとでもバランスを崩して穴に落ちたら、死ぬ。よくある「ここ触ったら死ぬ」とかいう遊びじゃなくて、本当に落ちる。リアル・マリオじゃないか。
そんなのが学校に平然と置かれていた時代。平和ですよ。平和だったなあ。うわばきの色はアースグリーンだったものなあ。まあ、直せよ! っつー話なんだけど。来年直す、来年直す、みたいな感じだったんだろうなあ。用務員さんとか、ホームセンターにネットを買いにいったはずなのにたこ焼き機買ってきちゃった! みたいな。ようし、今日は職員室でたこ焼きパーティーだ! みたいな。タコタコ! みたいな。
で、ぶっちゃけ、大層危険な状態だったんですけど、危険が目に見えていると、いくら子どもでも、注意するんですよ。穴のそばではぴょんぴょん飛ばない。穴に近づくと、上級生が、「危ないよう!」みたいに注意してくる。ね、こういうところで、社会的な生活技術を学ぶんだ。危険のないところに仲間意識は生まれないんだよ!
まあ、それはいいんだけど、あのー、そう、みんな、穴のそばでは飛ばないように気をつけていた。いた、んだけど。俺ね、友達とカンチョーごっこしてたんですよ。ネットの上で。
カンチョー! ぴょんぴょん! カンチョー! ぴょんぴょん!
地上戦とはまた違う、スリルあるファイトを繰り広げていたのですが、ある時、すんごいうまく、俺の指が友達の肛門に入ってしまった。
「ギャー!」
おしりを押さえて、前に飛ぶ友達。
そして、飛んだ先には、例のブラックホールがぽっかりと口を広げていた。
おしりを押さえていた友達は、顔から落ちた。
俺、その光景を、今でもはっきり覚えている。
しばらくして立ち上がった友達は、顔の左半分が血で真っ赤で。
それでも、おしりを押さえていて。顔よりおしりのほうが痛いんだ! って思った。
結局友達は大したアレでもなく済んだんだけど、次の日から、その遊具は使用禁止になって、1ヵ月後には撤去されていました。
で、他の学校の子から聞いたんだけど、その子の学校でも同種の遊具が撤去た、と。
俺だなー。明らかになー。
こんなのも書いたよ。
ビールのホップに白髪予防!
なんと、ビールに意外な効果が、っていうね。あのー、これで、健康・美容ブームに乗っかって、ビールの需要をガンガン伸ばしていこうっていう。やらしい。やらしんぼ。
あのー、なんでこんな後ろ向きな捉え方をしてしまうかっていうと、こういう、商品の付加価値的な健康効果ってのは、なんか、無理やりっぽいからです。
この前、テレビで、ウイスキーの特集をやってたんですよ。で、今、ウイスキーて、まあ、あるバーでの例ですけど、店の売上の3%くらい、らしいんですよ、ウイスキー。全然売れない。
何故売れないか。みんな焼酎を飲むからですよ。焼酎ブームだからですよ。何故焼酎ブームなのか。健康にいいからですよ。ちょっと昔には、赤ワインもぐんと需要増えました。何故か。健康にいいからですよ。
で、ウイスキー陣営はどうするか。
ウイスキーが体にいいことを証明するんですよ。
そのテレビの特集で、なんかね、日夜、ウイスキーが体にいいことを証明するための研究をつづけるひと、ってのが出てきて、白衣で試験管片手に「がんばります、必ず見つけます!」みたいなことを言ってたんですけど。いや、そんだけさー、本気で探しちゃったらさー、なんかあるかもしんないけどさー。それは、なんだろ、クラスのみんなのいいところを探そう、みたいなのと一緒で、無理やりじゃないか。後付けじゃないか。
なんだろ、昔あったのが、くじ引きで当たった人とお互い誉め合わなきゃなんないんだけど、当たった奴が、なんか、殆ど接点のない女子で、リカ子さん、って言うんだけど、休み時間のドッヂボール的なものにも顔を出さないし、なんかよく分かんない子。俺、無理やりひねり出したよ。ランドセルがきれい、って言った。4年間使ったとは思えないくらい綺麗だったから。
あのー、そんな中で、今度リカ子さんが俺を誉める番。当たり前だけど、リカ子さんも俺と殆ど接点ないですよ。一体、リカ子さんは何と言うのか。
忘れもしない、リカ子さんね、俺のこと、「靴をちゃんと逆向きに脱ぐ」って言った。こう、ほら、次履きやすいように、こう、くるって振り返って脱ぐ。まあ、大人なら当たり前ですけども、後先考えない小学生、特に男子は、ワーッ! 玄関まで走ってやってきて、そのまま脱ぎ散らかして、またワーッ! って怒涛のように走り去るわけですけど、そんな中、俺は、こう、一人くるって振り返ってね、脱いで、きっちり揃えてとんとん、みたいなね。まあ、なんか、ブラッドの差、というか、そういう本能的なところでやっていたんですけど、あのー、見てる人は見てるんだね。すげえやリカ子さん。リカ子さん、俺、あなたのいいところ、一つ見つけたよ。人のいい所を見つけるのがうまいんだ。
まあ、そんな話はいいや。そう、ウイスキー陣営がさ、ウイスキーが健康であることを無理やり実証しようとしている、という話ね。
俺はどうしてもそこにちょっとある種の歪みを感じてしまうんだけど、まあ、ただ、そうは言っても、きょうび、健康というキーワードのない商品はヒットしないという現実がある。この時代を乗り切るには、そういった、「その商品がいかに健康にいいか」を無理やりでも見つけなければならないのかもなあ、とは思う。で、何も見つからなかったら、後付けでもどっかからマイナスイオンか遠赤外線を出さなければならないのかなあ、とは思う。マイナスイオンの出るウイスキーは非常に恥ずかしい。これは、どうあっても、ウイスキー自体が健康に良いことを見つけなければならないわけだけど、あれから何もそういう情報を聞かないってことは、あー、まだ見つかってないんだなあ、っていうね。
リカ子さん。出番です。
なんと、ビールに意外な効果が、っていうね。あのー、これで、健康・美容ブームに乗っかって、ビールの需要をガンガン伸ばしていこうっていう。やらしい。やらしんぼ。
あのー、なんでこんな後ろ向きな捉え方をしてしまうかっていうと、こういう、商品の付加価値的な健康効果ってのは、なんか、無理やりっぽいからです。
この前、テレビで、ウイスキーの特集をやってたんですよ。で、今、ウイスキーて、まあ、あるバーでの例ですけど、店の売上の3%くらい、らしいんですよ、ウイスキー。全然売れない。
何故売れないか。みんな焼酎を飲むからですよ。焼酎ブームだからですよ。何故焼酎ブームなのか。健康にいいからですよ。ちょっと昔には、赤ワインもぐんと需要増えました。何故か。健康にいいからですよ。
で、ウイスキー陣営はどうするか。
ウイスキーが体にいいことを証明するんですよ。
そのテレビの特集で、なんかね、日夜、ウイスキーが体にいいことを証明するための研究をつづけるひと、ってのが出てきて、白衣で試験管片手に「がんばります、必ず見つけます!」みたいなことを言ってたんですけど。いや、そんだけさー、本気で探しちゃったらさー、なんかあるかもしんないけどさー。それは、なんだろ、クラスのみんなのいいところを探そう、みたいなのと一緒で、無理やりじゃないか。後付けじゃないか。
なんだろ、昔あったのが、くじ引きで当たった人とお互い誉め合わなきゃなんないんだけど、当たった奴が、なんか、殆ど接点のない女子で、リカ子さん、って言うんだけど、休み時間のドッヂボール的なものにも顔を出さないし、なんかよく分かんない子。俺、無理やりひねり出したよ。ランドセルがきれい、って言った。4年間使ったとは思えないくらい綺麗だったから。
あのー、そんな中で、今度リカ子さんが俺を誉める番。当たり前だけど、リカ子さんも俺と殆ど接点ないですよ。一体、リカ子さんは何と言うのか。
忘れもしない、リカ子さんね、俺のこと、「靴をちゃんと逆向きに脱ぐ」って言った。こう、ほら、次履きやすいように、こう、くるって振り返って脱ぐ。まあ、大人なら当たり前ですけども、後先考えない小学生、特に男子は、ワーッ! 玄関まで走ってやってきて、そのまま脱ぎ散らかして、またワーッ! って怒涛のように走り去るわけですけど、そんな中、俺は、こう、一人くるって振り返ってね、脱いで、きっちり揃えてとんとん、みたいなね。まあ、なんか、ブラッドの差、というか、そういう本能的なところでやっていたんですけど、あのー、見てる人は見てるんだね。すげえやリカ子さん。リカ子さん、俺、あなたのいいところ、一つ見つけたよ。人のいい所を見つけるのがうまいんだ。
まあ、そんな話はいいや。そう、ウイスキー陣営がさ、ウイスキーが健康であることを無理やり実証しようとしている、という話ね。
俺はどうしてもそこにちょっとある種の歪みを感じてしまうんだけど、まあ、ただ、そうは言っても、きょうび、健康というキーワードのない商品はヒットしないという現実がある。この時代を乗り切るには、そういった、「その商品がいかに健康にいいか」を無理やりでも見つけなければならないのかもなあ、とは思う。で、何も見つからなかったら、後付けでもどっかからマイナスイオンか遠赤外線を出さなければならないのかなあ、とは思う。マイナスイオンの出るウイスキーは非常に恥ずかしい。これは、どうあっても、ウイスキー自体が健康に良いことを見つけなければならないわけだけど、あれから何もそういう情報を聞かないってことは、あー、まだ見つかってないんだなあ、っていうね。
リカ子さん。出番です。