えー。あの、最近フットサルまた始めたりですとか、運動はそれなりにやっているんですけど、やっぱり、体の合計運用時間といいますか、そういうものがやっぱり下がっているんでしょうね、体がどんどん退化しています。
腕が最近ひどいんですけど、あの、学生の時ぴったりだった筈の腕時計が、今、隙間に指2本入る。それに伴って、筋力がどんどん落ちていまして、今常駐している会社のエントランスのドアが、まあ、はじめっから重かったんですけど、だんだん、マジで開けるのがきつくなってきた。
特に、仕事終わって、帰るとき。疲れてるし、開かない。この前なんて、普通に押し戻された。一生懸命押して、押して、ああん! みたいなね。これを3回くらいやった。帰れない、と本気で思った。
実はその隣に、メインで回転ドアがあるんだけど、あの、六本木ヒルズの事故以来、「点検中」になっている。いったい、どこを、どういう風に点検してるんだ、っていうね。是非、なんだろ、その、点検、というものを見てみたい。ちゃんと回転するかな? とかそういうのかしら。逆回転もするかな? とか。1日中ぐるぐる回ってんだ。多分。ご飯食べて、うえー、とか言いながらも。
それはそうと、なんか、このまま、回転ドアが消えていく気がするなあ。
モノが世の中から姿を消す時って、こう、意外と突然やってくる。
かく言う俺も、小学生のとき、一個、モノを消したことがあります。
なんか、昔ね、小学校に、地上1メートルくらいのところにネットが張ってあって、ああ、なんかデパートのエスカレータの下なんかにあるセーフティネットみたいな感じのね。その上でぴょんぴょん遊ぶ、という遊具があったんですよ。
正式名称は知らないんだけど、何て言うんだろ、でも、当時はけっこう見た。
で、ウチの学校にあったやつはね、あのー、今なら考えられないんだけど、ネットが、ところどころほつれていて、こう、穴が開いていたんですわ。
安全指針、安全指針が先行しているスリル亡き現代からしたら、まったく考えられないですよ。ネットの上でぴょんぴょん飛び跳ねていて、ちょっとでもバランスを崩して穴に落ちたら、死ぬ。よくある「ここ触ったら死ぬ」とかいう遊びじゃなくて、本当に落ちる。リアル・マリオじゃないか。
そんなのが学校に平然と置かれていた時代。平和ですよ。平和だったなあ。うわばきの色はアースグリーンだったものなあ。まあ、直せよ! っつー話なんだけど。来年直す、来年直す、みたいな感じだったんだろうなあ。用務員さんとか、ホームセンターにネットを買いにいったはずなのにたこ焼き機買ってきちゃった! みたいな。ようし、今日は職員室でたこ焼きパーティーだ! みたいな。タコタコ! みたいな。
で、ぶっちゃけ、大層危険な状態だったんですけど、危険が目に見えていると、いくら子どもでも、注意するんですよ。穴のそばではぴょんぴょん飛ばない。穴に近づくと、上級生が、「危ないよう!」みたいに注意してくる。ね、こういうところで、社会的な生活技術を学ぶんだ。危険のないところに仲間意識は生まれないんだよ!
まあ、それはいいんだけど、あのー、そう、みんな、穴のそばでは飛ばないように気をつけていた。いた、んだけど。俺ね、友達とカンチョーごっこしてたんですよ。ネットの上で。
カンチョー! ぴょんぴょん! カンチョー! ぴょんぴょん!
地上戦とはまた違う、スリルあるファイトを繰り広げていたのですが、ある時、すんごいうまく、俺の指が友達の肛門に入ってしまった。
「ギャー!」
おしりを押さえて、前に飛ぶ友達。
そして、飛んだ先には、例のブラックホールがぽっかりと口を広げていた。
おしりを押さえていた友達は、顔から落ちた。
俺、その光景を、今でもはっきり覚えている。
しばらくして立ち上がった友達は、顔の左半分が血で真っ赤で。
それでも、おしりを押さえていて。顔よりおしりのほうが痛いんだ! って思った。
結局友達は大したアレでもなく済んだんだけど、次の日から、その遊具は使用禁止になって、1ヵ月後には撤去されていました。
で、他の学校の子から聞いたんだけど、その子の学校でも同種の遊具が撤去た、と。
俺だなー。明らかになー。
腕が最近ひどいんですけど、あの、学生の時ぴったりだった筈の腕時計が、今、隙間に指2本入る。それに伴って、筋力がどんどん落ちていまして、今常駐している会社のエントランスのドアが、まあ、はじめっから重かったんですけど、だんだん、マジで開けるのがきつくなってきた。
特に、仕事終わって、帰るとき。疲れてるし、開かない。この前なんて、普通に押し戻された。一生懸命押して、押して、ああん! みたいなね。これを3回くらいやった。帰れない、と本気で思った。
実はその隣に、メインで回転ドアがあるんだけど、あの、六本木ヒルズの事故以来、「点検中」になっている。いったい、どこを、どういう風に点検してるんだ、っていうね。是非、なんだろ、その、点検、というものを見てみたい。ちゃんと回転するかな? とかそういうのかしら。逆回転もするかな? とか。1日中ぐるぐる回ってんだ。多分。ご飯食べて、うえー、とか言いながらも。
それはそうと、なんか、このまま、回転ドアが消えていく気がするなあ。
モノが世の中から姿を消す時って、こう、意外と突然やってくる。
かく言う俺も、小学生のとき、一個、モノを消したことがあります。
なんか、昔ね、小学校に、地上1メートルくらいのところにネットが張ってあって、ああ、なんかデパートのエスカレータの下なんかにあるセーフティネットみたいな感じのね。その上でぴょんぴょん遊ぶ、という遊具があったんですよ。
正式名称は知らないんだけど、何て言うんだろ、でも、当時はけっこう見た。
で、ウチの学校にあったやつはね、あのー、今なら考えられないんだけど、ネットが、ところどころほつれていて、こう、穴が開いていたんですわ。
安全指針、安全指針が先行しているスリル亡き現代からしたら、まったく考えられないですよ。ネットの上でぴょんぴょん飛び跳ねていて、ちょっとでもバランスを崩して穴に落ちたら、死ぬ。よくある「ここ触ったら死ぬ」とかいう遊びじゃなくて、本当に落ちる。リアル・マリオじゃないか。
そんなのが学校に平然と置かれていた時代。平和ですよ。平和だったなあ。うわばきの色はアースグリーンだったものなあ。まあ、直せよ! っつー話なんだけど。来年直す、来年直す、みたいな感じだったんだろうなあ。用務員さんとか、ホームセンターにネットを買いにいったはずなのにたこ焼き機買ってきちゃった! みたいな。ようし、今日は職員室でたこ焼きパーティーだ! みたいな。タコタコ! みたいな。
で、ぶっちゃけ、大層危険な状態だったんですけど、危険が目に見えていると、いくら子どもでも、注意するんですよ。穴のそばではぴょんぴょん飛ばない。穴に近づくと、上級生が、「危ないよう!」みたいに注意してくる。ね、こういうところで、社会的な生活技術を学ぶんだ。危険のないところに仲間意識は生まれないんだよ!
まあ、それはいいんだけど、あのー、そう、みんな、穴のそばでは飛ばないように気をつけていた。いた、んだけど。俺ね、友達とカンチョーごっこしてたんですよ。ネットの上で。
カンチョー! ぴょんぴょん! カンチョー! ぴょんぴょん!
地上戦とはまた違う、スリルあるファイトを繰り広げていたのですが、ある時、すんごいうまく、俺の指が友達の肛門に入ってしまった。
「ギャー!」
おしりを押さえて、前に飛ぶ友達。
そして、飛んだ先には、例のブラックホールがぽっかりと口を広げていた。
おしりを押さえていた友達は、顔から落ちた。
俺、その光景を、今でもはっきり覚えている。
しばらくして立ち上がった友達は、顔の左半分が血で真っ赤で。
それでも、おしりを押さえていて。顔よりおしりのほうが痛いんだ! って思った。
結局友達は大したアレでもなく済んだんだけど、次の日から、その遊具は使用禁止になって、1ヵ月後には撤去されていました。
で、他の学校の子から聞いたんだけど、その子の学校でも同種の遊具が撤去た、と。
俺だなー。明らかになー。
こんなのも書いたよ。