雄二の発言:
ミュージション、という賃貸マンションがあることを最近知ったよ。
ケイコの発言:
ミュージション。
雄二の発言:
ミュージション
ケイコの発言:
ああ、へー。
雄二の発言:
音楽をやってる人向けの遮音性に優れたマンションで、首都圏にいくつかあるけど満室も多い。
ケイコの発言:
これは、必要な人には必要かも。
雄二の発言:
賃貸業界ってこれから人口減るしどうする? みたいな感じだけど、こういう特定の人向けのマンションって、ずっとやってけそう。
ケイコの発言:
あー。
雄二の発言:
なんか、空室が多いマンションとか、こういうのやればいいじゃん。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
やればいいじゃん。
ケイコの発言:
外野が簡単に言うね。
雄二の発言:
やれよ。
ケイコの発言:
自分でやんなよ。
雄二の発言:
やるよ。
ケイコの発言:
やるんだ。
雄二の発言:
やるわ。だって儲かりそうだもん。
ケイコの発言:
どんなのやるの。
雄二の発言;
忍ション。
ケイコの発言:
何それ。
雄二の発言:
忍者の方々向けのマンション。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
和室ワンルームのシンプルな作りだけど、屋根裏とか地下とかがめちゃくちゃ充実してる。
ケイコの発言:
それは収納にいいかも。
雄二の発言:
おい収納なんかに使ったら忍ションが台なし!
ケイコの発言:
借主の自由だよね。どう使おうが。
雄二の発言:
百歩譲って巻物類を収納して。
ケイコの発言:
巻物類。
雄二の発言:
あと、強力な外堀は、要らないチラシや訪問販売を完全シャットアウトする。
ケイコの発言:
必要な手紙は届くの?
雄二の発言:
届かないよ。
ケイコの発言:
しれっと。
雄二の発言:
こんなとこ住む下忍に必要な手紙もないだろ。
ケイコの発言:
客に対してものすごいこと言ってるよ?
雄二の発言:
じゃあ忍ションだめだわ。
ケイコの発言:
うんやめな。
雄二の発言:
天狗ション。
ケイコの発言:
もはやゴロも悪い。
雄二の発言:
天狗のために天狗ションやる。
ケイコの発言:
天狗は何をすると喜ぶの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
ノープラン?
雄二の発言:
鼻置き?
ケイコの発言:
鼻置き?
雄二の発言:
鼻置きを至る所に置く。
ケイコの発言:
鼻置きって何?
雄二の発言:
鼻を休めるんじゃないの。
ケイコの発言:
疲れるの?
雄二の発言:
手をさあ、前にずっと伸ばしてたら疲れるでしょ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
それと同じだよ。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
こんなの。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
やらないわ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
天狗ションなんかやらない。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
やらない。
ケイコの発言:
あたし考えた。
雄二の発言:
どんなの。
ケイコの発言:
映画好きの人が集まって、ミニシアターついてるのとかどう。
雄二の発言:
なにそれ普通に良い。
ケイコの発言:
星とか宇宙が好きな人たちがあつまる天体マンション。屋上がきれいで、あと、プラネタリウムついてるとか。
雄二の発言:
普通に良すぎて困る。
ケイコの発言:
いいでしょ。あ、天体マンションやりたいな。
雄二の発言:
そしたら隣で天狗ションやる。
ケイコの発言:
やめてよ!
雄二の発言:
迷惑はかけませんから! 星見てるとき、バッサバッサちょっと横切っちゃうかもしんないけど。
ケイコの発言:
迷惑だよ。
雄二の発言:
ちょっと人さらっちゃうけど、ほんのちょっと。
ケイコの発言:
ちょっとでもだめ。
雄二の発言:
天狗ションに空室が出ると、近隣のマンションから人をさらって来て空室率を下げる管理人天狗。
ケイコの発言:
最低。
雄二の発言:
そっちから連れてこられちゃった人もこっちでちゃんと良い待遇するから。鼻置き支給するから。
ケイコの発言:
要らないでしょ。
雄二の発言:
支給されたらされたで何かに使うんじゃないの? バナナかけたり。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
あとお金もらえるからね。天狗ションの住人は。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
マンション自体が神社になってるから、お賽銭投げてもらえる。
ケイコの発言:
氏神様扱いなんだ。
雄二の発言:
でも全然家賃に達しないから、11万円くらいずつは払ってもらう。
ケイコの発言;
まあ、うん。わりと高いね。
雄二の発言:
駅近だから。
ケイコの発言:
飛べるのに?
雄二の発言:
雨の日とか大変だし。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
最近のカジュアル天狗は、雨の日飛ばない。
ケイコの発言:
カジュアル天狗。
雄二の発言:
JPOPとかも聴く。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
ミュージション、という賃貸マンションがあることを最近知ったよ。
ケイコの発言:
ミュージション。
雄二の発言:
ミュージション
ケイコの発言:
ああ、へー。
雄二の発言:
音楽をやってる人向けの遮音性に優れたマンションで、首都圏にいくつかあるけど満室も多い。
ケイコの発言:
これは、必要な人には必要かも。
雄二の発言:
賃貸業界ってこれから人口減るしどうする? みたいな感じだけど、こういう特定の人向けのマンションって、ずっとやってけそう。
ケイコの発言:
あー。
雄二の発言:
なんか、空室が多いマンションとか、こういうのやればいいじゃん。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
やればいいじゃん。
ケイコの発言:
外野が簡単に言うね。
雄二の発言:
やれよ。
ケイコの発言:
自分でやんなよ。
雄二の発言:
やるよ。
ケイコの発言:
やるんだ。
雄二の発言:
やるわ。だって儲かりそうだもん。
ケイコの発言:
どんなのやるの。
雄二の発言;
忍ション。
ケイコの発言:
何それ。
雄二の発言:
忍者の方々向けのマンション。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
和室ワンルームのシンプルな作りだけど、屋根裏とか地下とかがめちゃくちゃ充実してる。
ケイコの発言:
それは収納にいいかも。
雄二の発言:
おい収納なんかに使ったら忍ションが台なし!
ケイコの発言:
借主の自由だよね。どう使おうが。
雄二の発言:
百歩譲って巻物類を収納して。
ケイコの発言:
巻物類。
雄二の発言:
あと、強力な外堀は、要らないチラシや訪問販売を完全シャットアウトする。
ケイコの発言:
必要な手紙は届くの?
雄二の発言:
届かないよ。
ケイコの発言:
しれっと。
雄二の発言:
こんなとこ住む下忍に必要な手紙もないだろ。
ケイコの発言:
客に対してものすごいこと言ってるよ?
雄二の発言:
じゃあ忍ションだめだわ。
ケイコの発言:
うんやめな。
雄二の発言:
天狗ション。
ケイコの発言:
もはやゴロも悪い。
雄二の発言:
天狗のために天狗ションやる。
ケイコの発言:
天狗は何をすると喜ぶの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
ノープラン?
雄二の発言:
鼻置き?
ケイコの発言:
鼻置き?
雄二の発言:
鼻置きを至る所に置く。
ケイコの発言:
鼻置きって何?
雄二の発言:
鼻を休めるんじゃないの。
ケイコの発言:
疲れるの?
雄二の発言:
手をさあ、前にずっと伸ばしてたら疲れるでしょ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
それと同じだよ。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
こんなの。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
やらないわ。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
天狗ションなんかやらない。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
やらない。
ケイコの発言:
あたし考えた。
雄二の発言:
どんなの。
ケイコの発言:
映画好きの人が集まって、ミニシアターついてるのとかどう。
雄二の発言:
なにそれ普通に良い。
ケイコの発言:
星とか宇宙が好きな人たちがあつまる天体マンション。屋上がきれいで、あと、プラネタリウムついてるとか。
雄二の発言:
普通に良すぎて困る。
ケイコの発言:
いいでしょ。あ、天体マンションやりたいな。
雄二の発言:
そしたら隣で天狗ションやる。
ケイコの発言:
やめてよ!
雄二の発言:
迷惑はかけませんから! 星見てるとき、バッサバッサちょっと横切っちゃうかもしんないけど。
ケイコの発言:
迷惑だよ。
雄二の発言:
ちょっと人さらっちゃうけど、ほんのちょっと。
ケイコの発言:
ちょっとでもだめ。
雄二の発言:
天狗ションに空室が出ると、近隣のマンションから人をさらって来て空室率を下げる管理人天狗。
ケイコの発言:
最低。
雄二の発言:
そっちから連れてこられちゃった人もこっちでちゃんと良い待遇するから。鼻置き支給するから。
ケイコの発言:
要らないでしょ。
雄二の発言:
支給されたらされたで何かに使うんじゃないの? バナナかけたり。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
あとお金もらえるからね。天狗ションの住人は。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
マンション自体が神社になってるから、お賽銭投げてもらえる。
ケイコの発言:
氏神様扱いなんだ。
雄二の発言:
でも全然家賃に達しないから、11万円くらいずつは払ってもらう。
ケイコの発言;
まあ、うん。わりと高いね。
雄二の発言:
駅近だから。
ケイコの発言:
飛べるのに?
雄二の発言:
雨の日とか大変だし。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
最近のカジュアル天狗は、雨の日飛ばない。
ケイコの発言:
カジュアル天狗。
雄二の発言:
JPOPとかも聴く。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
雄二の発言:
テレビ見てたらさあ、モンゴルのやつやってたんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
チンギスハンの父親のイェスゲイはさ、敵のタタル族に毒を盛られて死んだんだけど、
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
タタル族の酒盛りに参加して死んだんだって。
ケイコの発言:
えっ。敵の酒盛りに参加したら死ぬね。
雄二の発言:
そうなんだよ。敵の酒盛りに参加したら死ぬんだよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それが、なんかモンゴル草原の掟で、酒盛りに出くわしたら参加しなきゃならない、みたいなのがあるんだって。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
知らないけど。そうなんだって。
ケイコの発言:
へえ。じゃあ参加しないとだ。
雄二の発言:
え?
ケイコの発言:
うん。参加しないとだ。
雄二の発言:
え、すっと飲み込めたんだ、すごいな。
ケイコの発言:
掟なら仕方ない。
雄二の発言:
え、うん。そうなんだよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そう。で、そう。モンゴルの人は酒盛りに出くわしたら断れないんだよ。
ケイコの発言:
はい。
雄二の発言:
じゃあさ、もうさ、酒盛りで勝てるじゃん。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
敵の大将をやっつけようと思ったら、敵の大将を酒盛りに遭遇させたら勝ちじゃん。
ケイコの発言:
ああ、まあ。
雄二の発言:
この世界での戦争とは、全力で敵軍の大将を酒盛りに誘うこと。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
この時代に生まれてたら俺モンゴル統一できたわー。
ケイコの発言:
そうかな。
雄二の発言:
敵の大将がどっか行った、みたいなこと聞いたら、帰り道付近で酒盛りやるもの。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
全部の兵士使って、花見の時期の代々木公園みたいな感じにするよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
味方の兵士を死なせることなく、戦争を終わらせる。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
でもこっちも本気で酔っ払っちゃってるから、あれだけどね。ちょっと毒のほうをうっかり飲んで死んじゃう人居るから、こっちの被害はゼロではない。
ケイコの発言:
そこは気をつければ抑えられる被害だね。
雄二の発言:
そこは今後の課題。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
昨日より今日。今日より明日。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
でもこれが一般化してくると、敵の大将も、酒盛られないようにしよう、酒盛られないようにしよう、みたいに気をつけるわけ。
ケイコの発言:
まあそうだね。命がかかってるし。
雄二の発言:
ここからが本当の戦いだよね。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
どうにかして大将を酒盛りに到達させる戦術が必要になる。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
お兄さん! お店決まってますか!? お兄さん! 飲み放題ついて2000円!
ケイコの発言:
ただのキャッチだね。
雄二の発言:
「今さー、女の子4人居て、俺ら3人なわけ。来ない?」って電話したり。
ケイコの発言:
敵の大将の電話番号知ってるんだ。
雄二の発言:
友達がバイト先でナンパされて教えてもらったみたいなんだけど、なんかすっげーばらまいてた。
ケイコの発言:
大将かわいそう。
雄二の発言:
今フリーなのは分かってるから、すぐ来るよ。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
でもまあこういう技術もすぐに効果なくなるよね。
ケイコの発言:
まあ、一回やったらもうね。
雄二の発言:
もっと驚きと発見のある演出、みたいなのが必要になってくる。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
もう、ちょっとやそっとじゃ大将は酒盛りに来ない。
ケイコの発言:
まあ、殺されるなら来ないよね。
雄二の発言:
ならばこっちから仕掛けるしかないじゃない!
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
トイレ入ったら四方の壁がバーン! ってなって酒盛り会場、みたいなドッキリとか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まだ現状把握が良くできてないところに、バニーガールみたいなのが毒入りの酒ついで、会場全体で「のーんで! のんでのーんで!」とか歌えば、なんか飲まざるを得ない、みたいな。
ケイコの発言:
まあー。
雄二の発言:
あとは、部屋に入ったら突然真っ暗になってクラッカーの音とともにケーキがカートで運ばれてくる。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
えっ誕生日覚えててくれたんだ! ありがとう! みんなでシャンパンで乾杯!
ケイコの発言:
自然に毒盛れるね。
雄二の発言:
それでも失敗することもある。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
盛るのに失敗したら「送ってくだけだし! ぜってーなんもしねーし!」とか言って大将の家までついていって、確実に殺る。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
蒼き送り狼がモンゴルを征す。
ケイコの発言:
それが言いたかったの?
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
寝かせないよ。それが言いたかったの?
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
寝かせないよ?
ケイコの発言:
寝かせないよ?
テレビ見てたらさあ、モンゴルのやつやってたんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
チンギスハンの父親のイェスゲイはさ、敵のタタル族に毒を盛られて死んだんだけど、
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
タタル族の酒盛りに参加して死んだんだって。
ケイコの発言:
えっ。敵の酒盛りに参加したら死ぬね。
雄二の発言:
そうなんだよ。敵の酒盛りに参加したら死ぬんだよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それが、なんかモンゴル草原の掟で、酒盛りに出くわしたら参加しなきゃならない、みたいなのがあるんだって。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
知らないけど。そうなんだって。
ケイコの発言:
へえ。じゃあ参加しないとだ。
雄二の発言:
え?
ケイコの発言:
うん。参加しないとだ。
雄二の発言:
え、すっと飲み込めたんだ、すごいな。
ケイコの発言:
掟なら仕方ない。
雄二の発言:
え、うん。そうなんだよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そう。で、そう。モンゴルの人は酒盛りに出くわしたら断れないんだよ。
ケイコの発言:
はい。
雄二の発言:
じゃあさ、もうさ、酒盛りで勝てるじゃん。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
敵の大将をやっつけようと思ったら、敵の大将を酒盛りに遭遇させたら勝ちじゃん。
ケイコの発言:
ああ、まあ。
雄二の発言:
この世界での戦争とは、全力で敵軍の大将を酒盛りに誘うこと。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
この時代に生まれてたら俺モンゴル統一できたわー。
ケイコの発言:
そうかな。
雄二の発言:
敵の大将がどっか行った、みたいなこと聞いたら、帰り道付近で酒盛りやるもの。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
全部の兵士使って、花見の時期の代々木公園みたいな感じにするよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
味方の兵士を死なせることなく、戦争を終わらせる。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
でもこっちも本気で酔っ払っちゃってるから、あれだけどね。ちょっと毒のほうをうっかり飲んで死んじゃう人居るから、こっちの被害はゼロではない。
ケイコの発言:
そこは気をつければ抑えられる被害だね。
雄二の発言:
そこは今後の課題。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
昨日より今日。今日より明日。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
でもこれが一般化してくると、敵の大将も、酒盛られないようにしよう、酒盛られないようにしよう、みたいに気をつけるわけ。
ケイコの発言:
まあそうだね。命がかかってるし。
雄二の発言:
ここからが本当の戦いだよね。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
どうにかして大将を酒盛りに到達させる戦術が必要になる。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
お兄さん! お店決まってますか!? お兄さん! 飲み放題ついて2000円!
ケイコの発言:
ただのキャッチだね。
雄二の発言:
「今さー、女の子4人居て、俺ら3人なわけ。来ない?」って電話したり。
ケイコの発言:
敵の大将の電話番号知ってるんだ。
雄二の発言:
友達がバイト先でナンパされて教えてもらったみたいなんだけど、なんかすっげーばらまいてた。
ケイコの発言:
大将かわいそう。
雄二の発言:
今フリーなのは分かってるから、すぐ来るよ。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
でもまあこういう技術もすぐに効果なくなるよね。
ケイコの発言:
まあ、一回やったらもうね。
雄二の発言:
もっと驚きと発見のある演出、みたいなのが必要になってくる。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
もう、ちょっとやそっとじゃ大将は酒盛りに来ない。
ケイコの発言:
まあ、殺されるなら来ないよね。
雄二の発言:
ならばこっちから仕掛けるしかないじゃない!
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
トイレ入ったら四方の壁がバーン! ってなって酒盛り会場、みたいなドッキリとか。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まだ現状把握が良くできてないところに、バニーガールみたいなのが毒入りの酒ついで、会場全体で「のーんで! のんでのーんで!」とか歌えば、なんか飲まざるを得ない、みたいな。
ケイコの発言:
まあー。
雄二の発言:
あとは、部屋に入ったら突然真っ暗になってクラッカーの音とともにケーキがカートで運ばれてくる。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
えっ誕生日覚えててくれたんだ! ありがとう! みんなでシャンパンで乾杯!
ケイコの発言:
自然に毒盛れるね。
雄二の発言:
それでも失敗することもある。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
盛るのに失敗したら「送ってくだけだし! ぜってーなんもしねーし!」とか言って大将の家までついていって、確実に殺る。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
蒼き送り狼がモンゴルを征す。
ケイコの発言:
それが言いたかったの?
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
寝かせないよ。それが言いたかったの?
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
寝かせないよ?
ケイコの発言:
寝かせないよ?
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
姉に子供が生まれそうなのでいろいろ見てるよ。
雄二の発言:
なんか前もそんなこと言ってなかったっけ。
ケイコの発言:
前は友達。
雄二の発言:
人類着実に増えてんな!
ケイコの発言:
えっそうだね。
雄二の発言:
何あげるの?
ケイコの発言:
ベビーモニターとかどうかなと思って。
雄二の発言:
何これ!
ケイコの発言:
赤ちゃんを別室で監視できるんだよ。
雄二の発言:
ああ。赤ちゃんが商品をレジ通さずに店出ようとしたところを捕まえるんだ。
ケイコの発言:
レジ無いよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
赤ちゃんが寝てるときは別室でゆっくりしてて、たまにモニター見れば良いみたいな感じの。
雄二の発言:
あー。それは良いかもしれ
ケイコの発言:
かもしれ。
雄二の発言:
かもしれないよ。
ケイコの発言:
なんで言い切らなかったの?
雄二の発言:
映画とかだとさあ、監視室のモニターには録画済みのビデオを流されてて、実際には覆面の男たちが堂々と侵入してたりするじゃん。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
優秀な赤ちゃんなら、「もう寝たくない!」ってなったときに、自分の寝ている姿をこうあらかじめビデオ撮影しておいて、抜け出すことは可能なわけだ。
ケイコの発言:
理論的には。
雄二の発言:
理論的には可能なわけだ。
ケイコの発言:
ものすごいことだけど。
雄二の発言:
ものすごいね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
大抵の赤ちゃんは普通に寝てると思うよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
ベビーモニターね、赤ちゃんの声も聞こえるから、起きたら分かるんだって。
雄二の発言:
あー。別室でコーヒー飲んでて、赤ちゃんがぐずったら行けば良いってわけだ。
ケイコの発言:
良いってわけだよ。
雄二の発言:
便利かもしれ
ケイコの発言:
かもしれ。
雄二の発言:
便利かもしれない。
ケイコの発言:
なんで言い切らなかったの?
雄二の発言:
特に意味はないよ。
ケイコの発言:
そうですか。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
2wayってのもあって、ちょっと高いんだけど、それにしようかな。
雄二の発言:
2way!!!
ケイコの発言:
赤ちゃんの声と映像が親に聴こえるだけじゃなくて、親の声や映像も赤ちゃんに届くやつ。
雄二の発言:
2wayは危険!!!
ケイコの発言:
なんで。お母さんがとっさに声かけてあやしたりできるよ?
雄二の発言:
それ絶対機械の箱をママだと勘違いするじゃん。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
あの、アヒルみたいなやつ。
ケイコの発言:
生まれてすぐ見たものをお母さんだと思うやつ?
雄二の発言:
そうそう。アヒルはただのアホだけど、こっちはしゃべるからね。
起きるといつも優しい言葉をかけてくれる小さな箱。これが愛。これがママだ!
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お母さんはさあ、全然なついてもらえないから、仕方なく、裏で箱に声を送り続ける。
ケイコの発言:
かわいそう。
雄二の発言:
箱に育てられた子供。
ケイコの発言:
無いよ。
雄二の発言:
ちょっと大きくなっても、お母さんの言うことは聞かないのに、ベビーモニターを介して言うと素直に聞く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
箱「もうすぐ大学受験でしょ? しっかり勉強しなさいね」
ケイコの発言:
けっこう大きくなってる。
雄二の発言:
箱「試験中どうしても困ったら、私に聞きなさい」
ケイコの発言:
完全にカンニングだね。
雄二の発言:
「君、何やってる!」と、試験官に取り上げられる箱。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
おかあさーん! おかあさーん!
ケイコの発言:
はたから見ると狂ってる。
雄二の発言:
まだベビーモニターにしますか?
ケイコの発言:
ベビーモニターにするよ。
雄二の発言:
女の人って、相談する前に結論出てんだよね。
ケイコの発言:
そもそも相談をしてないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
姉に子供が生まれそうなのでいろいろ見てるよ。
雄二の発言:
なんか前もそんなこと言ってなかったっけ。
ケイコの発言:
前は友達。
雄二の発言:
人類着実に増えてんな!
ケイコの発言:
えっそうだね。
雄二の発言:
何あげるの?
ケイコの発言:
ベビーモニターとかどうかなと思って。
雄二の発言:
何これ!
ケイコの発言:
赤ちゃんを別室で監視できるんだよ。
雄二の発言:
ああ。赤ちゃんが商品をレジ通さずに店出ようとしたところを捕まえるんだ。
ケイコの発言:
レジ無いよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
赤ちゃんが寝てるときは別室でゆっくりしてて、たまにモニター見れば良いみたいな感じの。
雄二の発言:
あー。それは良いかもしれ
ケイコの発言:
かもしれ。
雄二の発言:
かもしれないよ。
ケイコの発言:
なんで言い切らなかったの?
雄二の発言:
映画とかだとさあ、監視室のモニターには録画済みのビデオを流されてて、実際には覆面の男たちが堂々と侵入してたりするじゃん。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
優秀な赤ちゃんなら、「もう寝たくない!」ってなったときに、自分の寝ている姿をこうあらかじめビデオ撮影しておいて、抜け出すことは可能なわけだ。
ケイコの発言:
理論的には。
雄二の発言:
理論的には可能なわけだ。
ケイコの発言:
ものすごいことだけど。
雄二の発言:
ものすごいね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
大抵の赤ちゃんは普通に寝てると思うよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
ベビーモニターね、赤ちゃんの声も聞こえるから、起きたら分かるんだって。
雄二の発言:
あー。別室でコーヒー飲んでて、赤ちゃんがぐずったら行けば良いってわけだ。
ケイコの発言:
良いってわけだよ。
雄二の発言:
便利かもしれ
ケイコの発言:
かもしれ。
雄二の発言:
便利かもしれない。
ケイコの発言:
なんで言い切らなかったの?
雄二の発言:
特に意味はないよ。
ケイコの発言:
そうですか。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
2wayってのもあって、ちょっと高いんだけど、それにしようかな。
雄二の発言:
2way!!!
ケイコの発言:
赤ちゃんの声と映像が親に聴こえるだけじゃなくて、親の声や映像も赤ちゃんに届くやつ。
雄二の発言:
2wayは危険!!!
ケイコの発言:
なんで。お母さんがとっさに声かけてあやしたりできるよ?
雄二の発言:
それ絶対機械の箱をママだと勘違いするじゃん。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
あの、アヒルみたいなやつ。
ケイコの発言:
生まれてすぐ見たものをお母さんだと思うやつ?
雄二の発言:
そうそう。アヒルはただのアホだけど、こっちはしゃべるからね。
起きるといつも優しい言葉をかけてくれる小さな箱。これが愛。これがママだ!
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
お母さんはさあ、全然なついてもらえないから、仕方なく、裏で箱に声を送り続ける。
ケイコの発言:
かわいそう。
雄二の発言:
箱に育てられた子供。
ケイコの発言:
無いよ。
雄二の発言:
ちょっと大きくなっても、お母さんの言うことは聞かないのに、ベビーモニターを介して言うと素直に聞く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
箱「もうすぐ大学受験でしょ? しっかり勉強しなさいね」
ケイコの発言:
けっこう大きくなってる。
雄二の発言:
箱「試験中どうしても困ったら、私に聞きなさい」
ケイコの発言:
完全にカンニングだね。
雄二の発言:
「君、何やってる!」と、試験官に取り上げられる箱。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
おかあさーん! おかあさーん!
ケイコの発言:
はたから見ると狂ってる。
雄二の発言:
まだベビーモニターにしますか?
ケイコの発言:
ベビーモニターにするよ。
雄二の発言:
女の人って、相談する前に結論出てんだよね。
ケイコの発言:
そもそも相談をしてないよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
友達に子供できた。もうけっこう経つけど。
雄二の発言:
何かあげるの。
ケイコの発言:
何がいいかな。
雄二の発言:
うーん。
ケイコの発言:
知育玩具とかどうかな、と思うんだけど。ブロックとか。
雄二の発言:
人の赤ちゃんに何かあげるの怖くない?
ケイコの発言:
なんで?
雄二の発言:
たとえばブロックが頭良くなるって別に裏付けとか無いでしょ。逆に、数十年後にそのブロックがすっげえ幼児に悪影響を及ぼしてる、みたいなことが発表されたら、全部自分のせいになる。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
すっげえグレてさあ、なんか暴走族の名前がレゴ・ブロックスみたいなことになってて、「わー! 俺があげたやつ!」みたいな。
ケイコの発言:
今のところレゴがもとでグレた例は報告されてないよね?
雄二の発言:
「バラバラにしてやんよ!」みたいな。
ケイコの発言:
その発言がレゴのせいかどうかは断定しづらいよね。
雄二の発言:
でも、俺がレゴあげたのだけは覚えてて、なんか、俺にはすっごい心開いてんの。
ケイコの発言:
あ、そうなんだ。
雄二の発言:
「レゴのおじさん! ッス!」みたいな。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
だから俺もさあ、なんか可愛くなっちゃって、バイクとか買ってあげちゃってね。
ケイコの発言:
それが元凶だね。
雄二の発言:
スタンガンと金属バット? いいよいいよ〜!
ケイコの発言:
良いはずがないよね。
雄二の発言:
とにかく何だろ、赤ちゃんって、何を吸収するか分からないじゃん。そこに、赤の他人が踏み入って良いものか、という不安。
ケイコの発言:
うーん。まあ。分からなくもない。
雄二の発言:
俺だったらあたりさわりのないものあげるね。わたとか。
ケイコの発言:
わた。
雄二の発言:
あー! でもわたもなー! フッワフッワした人生送られたらなんか俺のせい、みたいなことになるじゃないですか。
ケイコの発言:
別にならないと思うけど。
雄二の発言:
赤ちゃんこえー! あいつ何でも吸収しよる!
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
逆にあの吸収力を利用して何か出来ないかな。
ケイコの発言:
どういう。
雄二の発言:
スパムメールとかウイルスメールをずーっと見させて、成人したらすっごいフィルターに育ってるとか。
ケイコの発言:
ひどい。
雄二の発言:
こっちのほうが全っ然ウイルスバスターだよね。
ケイコの発言:
自分の子供でやってね。
雄二の発言:
やだよ!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
俺の子はピアニストになる。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
第三次世界大戦を、ピアノで終結させる。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
話もどすとさ、何あげたら影響与えないんだろう。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
今すでにある毛布とかかな。
ケイコの発言:
うーん。あー。
雄二の発言:
今すでにある毛布の、替えみたいなの。
ケイコの発言:
嬉しいかな。
雄二の発言:
嬉しいよ! 洗ってる間ももう一枚あるんだよ!
ケイコの発言:
え、うん。
雄二の発言:
嬉しいだろ!
ケイコの発言:
まあ。嬉しいかな。
雄二の発言:
毛布にしなよ。
ケイコの発言:
え、いや、ブロックにするよ。
雄二の発言:
えっこの流れでどうしてそういう結論が出るの?
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
びっくりした。
ケイコの発言:
よく分からないけど。
雄二の発言:
その、びっくり君はどんなブロック使ってたの?
ケイコの発言:
え? あたし?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
レゴ。
雄二の発言:
はあ。やっぱりね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
レゴってそうなんだ。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
レゴ・ブロックスのね。
ケイコの発言:
結成してないよ。
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
友達に子供できた。もうけっこう経つけど。
雄二の発言:
何かあげるの。
ケイコの発言:
何がいいかな。
雄二の発言:
うーん。
ケイコの発言:
知育玩具とかどうかな、と思うんだけど。ブロックとか。
雄二の発言:
人の赤ちゃんに何かあげるの怖くない?
ケイコの発言:
なんで?
雄二の発言:
たとえばブロックが頭良くなるって別に裏付けとか無いでしょ。逆に、数十年後にそのブロックがすっげえ幼児に悪影響を及ぼしてる、みたいなことが発表されたら、全部自分のせいになる。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
すっげえグレてさあ、なんか暴走族の名前がレゴ・ブロックスみたいなことになってて、「わー! 俺があげたやつ!」みたいな。
ケイコの発言:
今のところレゴがもとでグレた例は報告されてないよね?
雄二の発言:
「バラバラにしてやんよ!」みたいな。
ケイコの発言:
その発言がレゴのせいかどうかは断定しづらいよね。
雄二の発言:
でも、俺がレゴあげたのだけは覚えてて、なんか、俺にはすっごい心開いてんの。
ケイコの発言:
あ、そうなんだ。
雄二の発言:
「レゴのおじさん! ッス!」みたいな。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
だから俺もさあ、なんか可愛くなっちゃって、バイクとか買ってあげちゃってね。
ケイコの発言:
それが元凶だね。
雄二の発言:
スタンガンと金属バット? いいよいいよ〜!
ケイコの発言:
良いはずがないよね。
雄二の発言:
とにかく何だろ、赤ちゃんって、何を吸収するか分からないじゃん。そこに、赤の他人が踏み入って良いものか、という不安。
ケイコの発言:
うーん。まあ。分からなくもない。
雄二の発言:
俺だったらあたりさわりのないものあげるね。わたとか。
ケイコの発言:
わた。
雄二の発言:
あー! でもわたもなー! フッワフッワした人生送られたらなんか俺のせい、みたいなことになるじゃないですか。
ケイコの発言:
別にならないと思うけど。
雄二の発言:
赤ちゃんこえー! あいつ何でも吸収しよる!
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
逆にあの吸収力を利用して何か出来ないかな。
ケイコの発言:
どういう。
雄二の発言:
スパムメールとかウイルスメールをずーっと見させて、成人したらすっごいフィルターに育ってるとか。
ケイコの発言:
ひどい。
雄二の発言:
こっちのほうが全っ然ウイルスバスターだよね。
ケイコの発言:
自分の子供でやってね。
雄二の発言:
やだよ!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
俺の子はピアニストになる。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
第三次世界大戦を、ピアノで終結させる。
ケイコの発言:
良かったね。
雄二の発言:
話もどすとさ、何あげたら影響与えないんだろう。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
今すでにある毛布とかかな。
ケイコの発言:
うーん。あー。
雄二の発言:
今すでにある毛布の、替えみたいなの。
ケイコの発言:
嬉しいかな。
雄二の発言:
嬉しいよ! 洗ってる間ももう一枚あるんだよ!
ケイコの発言:
え、うん。
雄二の発言:
嬉しいだろ!
ケイコの発言:
まあ。嬉しいかな。
雄二の発言:
毛布にしなよ。
ケイコの発言:
え、いや、ブロックにするよ。
雄二の発言:
えっこの流れでどうしてそういう結論が出るの?
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
びっくりした。
ケイコの発言:
よく分からないけど。
雄二の発言:
その、びっくり君はどんなブロック使ってたの?
ケイコの発言:
え? あたし?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
レゴ。
雄二の発言:
はあ。やっぱりね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
レゴってそうなんだ。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
レゴ・ブロックスのね。
ケイコの発言:
結成してないよ。
雄二の発言:
寝るかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんワン!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
先輩の犬を預かっている。
ケイコの発言:
へえ。種類は?
雄二の発言:
えーとねえ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
えーと。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
さっき覚えたんだけどなあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア!
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
知ってるの!
ケイコの発言:
知ってるよ。
雄二の発言:
どうやって覚えたの!
ケイコの発言:
どうやってって。普通に。
雄二の発言:
ぜんっぜん頭に入ってこない。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
仕方ないから、暗記法で覚えた。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
なんか、イメージを作ってそれで覚えるってやつ。
ケイコの発言:
どんなイメージ。
雄二の発言:
西の、ハイランドに、白い、ロッテリアがあるイメージ。
ケイコの発言:
白いロッテリア。
雄二の発言:
多分、健康とかを意識した新コンセプトのロッテリアだと思うよ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
まわりにほかに食べるところ無いから、お昼時はOLを中心にそこそこ混んでる。
ケイコの発言:
そこまで設定があるんだ。
雄二の発言:
設定細かいほうがイメージが抜けにくいんだって。暗記法によると。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
2時とかはガラッガラ。
ケイコの発言:
まあうん。
雄二の発言:
3時くらいになると、高校生とかがぼちぼち来るんだけど、コーラだけ、とか、客単価が低い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのくせ、5時くらいまでキャッキャキャッキャ居る。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
犬の種類なんだっけ。
雄二の発言:
なんだっけ。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
めちゃくちゃ可愛い。
ケイコの発言:
見たい。
雄二の発言:
というか、犬って可愛い。
ケイコの発言:
犬可愛いね。
雄二の発言:
俺が小さいころは、犬ってここまで可愛くなかった気がする。
ケイコの発言:
そうだっけ。
雄二の発言:
なんか、小汚い雑種みたいなのしか居なかった。
ケイコの発言:
それは地元が田舎だからじゃないの。
雄二の発言:
犬といえば汚かった。なんか骨拾ってきたり。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
それが、いまや、なんか、「え? ぬいぐるみ?」みたいなのばっかり。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
犬という種族がどんどん可愛くなっている気がする。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
プリップリッして歩くし。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
もと狩猟犬、とか言っても、「ウソつけ!」って。そんなプリップリッで何を狩るんだ、と。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでもわからんよね。かわいいおっさんが元ヤンだったり、過去は分からんからね。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
「ワン!」って鳴く犬はもう少数派だよね。
ケイコの発言:
そうかな。
雄二の発言:
「キャン!」って鳴く犬のほうが多いんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。そうかも。
雄二の発言:
この変化は、もう、進化と呼んで良いと思う。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
しかも、「キャン!」は、ただの布石だからね。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
そのうち、「ニャン!」って鳴く。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
「ニャン!」のほうが可愛いからね。
ケイコの発言:
うーん。でも猫のものだよ。
雄二の発言:
「ワン!」からいきなり「ニャン!」だと、「えっ、ずるい!」ってなるけど、「ワン!」→「キャン!」→「ニャン!」だと、「あー、まあ、仕方ないかー」ってなる。
ケイコの発言:
なるかな。
雄二の発言:
壮大な乗っ取り計画だ。
ケイコの発言:
猫と区別がつかなくなるね。泣き声。
雄二の発言:
猫は「あっ……」って言うよ。しばらく。
ケイコの発言:
「あっ……」って言うんだ。
雄二の発言:
そのうち、「あっ……じゃあ、ワン!」って鳴くようになる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
可愛くない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
永遠のテーマだった、「犬と猫どっちが可愛い?」っていう問いに、遂に終止符が打たれる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、猫もここから巻き返しを図るんだけどね。
ケイコの発言:
どうやって。
雄二の発言:
主食がシャボン玉とかになる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
シャボン玉ぱくぱくって食べて、「あーおなかいっぱい!」みたいな顔する。
ケイコの発言:
可愛いかな。
雄二の発言:
でもぜんっぜん腹膨れないから、人間に隠れてネズミみたいな小動物をむさぼり食う。
ケイコの発言:
可愛くないね。
雄二の発言:
あと、ウンコしなくなるね。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
ウンコの代わりに、なんか、ピンク色のガラス玉みたいのをポロッて口から出すんだわ。これは可愛いでしょ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
で、それがパリンッ! て割れて、中から親指大の子猫が生まれる。
ケイコの発言:
あっそれ可愛い。
雄二の発言:
うんしょ、うんしょって子猫が出てきてね。
ケイコの発言:
可愛い。
雄二の発言:
で、「あっ……じゃあ、ワン!」って鳴く。
ケイコの発言:
あっ、鳴き声まだそれなんだ。
雄二の発言:
うん。残念ながら。
ケイコの発言:
可愛くないね。
雄二の発言:
あと、ウンコしないけどおしっこはめちゃくちゃする。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
めちゃくちゃする。ライフワークのように。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
ところで犬は見てなくて平気?
雄二の発言:
あっ、居ない。
ケイコの発言:
探しな。
雄二の発言:
居た。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
ものすごいことをしている。えー!
ケイコの発言:
何。
ケイコの発言:
どうなったの。
ケイコの発言:
あたし寝るね。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんワン!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
先輩の犬を預かっている。
ケイコの発言:
へえ。種類は?
雄二の発言:
えーとねえ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
えーと。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
さっき覚えたんだけどなあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア!
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
知ってるの!
ケイコの発言:
知ってるよ。
雄二の発言:
どうやって覚えたの!
ケイコの発言:
どうやってって。普通に。
雄二の発言:
ぜんっぜん頭に入ってこない。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
仕方ないから、暗記法で覚えた。
ケイコの発言:
どんな。
雄二の発言:
なんか、イメージを作ってそれで覚えるってやつ。
ケイコの発言:
どんなイメージ。
雄二の発言:
西の、ハイランドに、白い、ロッテリアがあるイメージ。
ケイコの発言:
白いロッテリア。
雄二の発言:
多分、健康とかを意識した新コンセプトのロッテリアだと思うよ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
まわりにほかに食べるところ無いから、お昼時はOLを中心にそこそこ混んでる。
ケイコの発言:
そこまで設定があるんだ。
雄二の発言:
設定細かいほうがイメージが抜けにくいんだって。暗記法によると。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
2時とかはガラッガラ。
ケイコの発言:
まあうん。
雄二の発言:
3時くらいになると、高校生とかがぼちぼち来るんだけど、コーラだけ、とか、客単価が低い。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのくせ、5時くらいまでキャッキャキャッキャ居る。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
犬の種類なんだっけ。
雄二の発言:
なんだっけ。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
めちゃくちゃ可愛い。
ケイコの発言:
見たい。
雄二の発言:
というか、犬って可愛い。
ケイコの発言:
犬可愛いね。
雄二の発言:
俺が小さいころは、犬ってここまで可愛くなかった気がする。
ケイコの発言:
そうだっけ。
雄二の発言:
なんか、小汚い雑種みたいなのしか居なかった。
ケイコの発言:
それは地元が田舎だからじゃないの。
雄二の発言:
犬といえば汚かった。なんか骨拾ってきたり。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
それが、いまや、なんか、「え? ぬいぐるみ?」みたいなのばっかり。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
犬という種族がどんどん可愛くなっている気がする。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
プリップリッして歩くし。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
もと狩猟犬、とか言っても、「ウソつけ!」って。そんなプリップリッで何を狩るんだ、と。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでもわからんよね。かわいいおっさんが元ヤンだったり、過去は分からんからね。
ケイコの発言:
はあ。
雄二の発言:
「ワン!」って鳴く犬はもう少数派だよね。
ケイコの発言:
そうかな。
雄二の発言:
「キャン!」って鳴く犬のほうが多いんじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。そうかも。
雄二の発言:
この変化は、もう、進化と呼んで良いと思う。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
しかも、「キャン!」は、ただの布石だからね。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
そのうち、「ニャン!」って鳴く。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
「ニャン!」のほうが可愛いからね。
ケイコの発言:
うーん。でも猫のものだよ。
雄二の発言:
「ワン!」からいきなり「ニャン!」だと、「えっ、ずるい!」ってなるけど、「ワン!」→「キャン!」→「ニャン!」だと、「あー、まあ、仕方ないかー」ってなる。
ケイコの発言:
なるかな。
雄二の発言:
壮大な乗っ取り計画だ。
ケイコの発言:
猫と区別がつかなくなるね。泣き声。
雄二の発言:
猫は「あっ……」って言うよ。しばらく。
ケイコの発言:
「あっ……」って言うんだ。
雄二の発言:
そのうち、「あっ……じゃあ、ワン!」って鳴くようになる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
可愛くない。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
永遠のテーマだった、「犬と猫どっちが可愛い?」っていう問いに、遂に終止符が打たれる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、猫もここから巻き返しを図るんだけどね。
ケイコの発言:
どうやって。
雄二の発言:
主食がシャボン玉とかになる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
シャボン玉ぱくぱくって食べて、「あーおなかいっぱい!」みたいな顔する。
ケイコの発言:
可愛いかな。
雄二の発言:
でもぜんっぜん腹膨れないから、人間に隠れてネズミみたいな小動物をむさぼり食う。
ケイコの発言:
可愛くないね。
雄二の発言:
あと、ウンコしなくなるね。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
ウンコの代わりに、なんか、ピンク色のガラス玉みたいのをポロッて口から出すんだわ。これは可愛いでしょ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
で、それがパリンッ! て割れて、中から親指大の子猫が生まれる。
ケイコの発言:
あっそれ可愛い。
雄二の発言:
うんしょ、うんしょって子猫が出てきてね。
ケイコの発言:
可愛い。
雄二の発言:
で、「あっ……じゃあ、ワン!」って鳴く。
ケイコの発言:
あっ、鳴き声まだそれなんだ。
雄二の発言:
うん。残念ながら。
ケイコの発言:
可愛くないね。
雄二の発言:
あと、ウンコしないけどおしっこはめちゃくちゃする。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
めちゃくちゃする。ライフワークのように。
ケイコの発言:
分かったよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
ところで犬は見てなくて平気?
雄二の発言:
あっ、居ない。
ケイコの発言:
探しな。
雄二の発言:
居た。
ケイコの発言:
そう。
雄二の発言:
ものすごいことをしている。えー!
ケイコの発言:
何。
ケイコの発言:
どうなったの。
ケイコの発言:
あたし寝るね。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。