2011-05-12   思考  
GW終わった。
やっぱり終わった。続かないとは思ってましたけど、万が一、みたいなところで、時空の歪み? みたいなやつで、なんかの加減でずっと続くとかあるんじゃないか、とか思ったんですけど、でもやっぱり終わりました。

まったくこの、融通の効かないシステム。世界は実はプログラムで出来てるんじゃないか、みたいな話はよく言われますけど、だとしたらこれ絶対アメリカ製だよ。この、「君たちユーザはシステムに合わせて業務を行え」感。物理法則のゆるがなさ。絶対アメリカ製だよ。
これが日本だったらあれだよ。サポートの電話番号がちゃんと書いてあって、そこに電話して「GWをリピートし続けて欲しいんですけど」って言うと向こうの営業が「できます!!!」って即答するよ。あとで内部のプログラマに袋叩きに合うんだろうけど。

つーかサポートに電話したい。この世界、いろいろ直してほしいところがある。

まず、雨は無いわ。上から水が降ってくるとか無いよ。ドリフじゃないんだから。設計者はいかりや長介の何かか?
まあ、でも、雨とか雲とか蒸発とか、あのへんかなり辻褄が合っちゃってるから、雨を今更やめるとけっこう大掛かりな修正になっちゃうじゃん。むしろあのへんの物理法則って、雨ありきで考えた、みたいなところあるでしょ。
だから、あれだわ。雨の前にダイアログ出して。「はい/いいえ」のダイアログ出してよ。あー、「いいえ」があるとみんな「いいえ」押しちゃうから、「はい」だけでいいわ。タイミングだけ、こっちが決める感じ。それだけでいいわ。
押し忘れたりして。押し忘れると干ばつ起こるから注意しないとだけど。ずーっとダイアログ出っぱなしで裏でゲームとかやってると大干ばつだけど。それはまあ、がんばりますんで。信用してもらって。

あと雹は無いよ。当たると死ぬから。あれはナシで。それくらい、あれでしょ。ちゃちゃっとできるでしょ?

あと夏にすぐ腐るやつが多すぎる。あれはもうちょっと期限を延ばして欲しい。

あとクリスマスと正月の間隔短すぎ。あ、それはシステムじゃなくてこっち側の責任なの? そうなの。どうすればいいの? 区役所みたいなとこに言えばいいの? それも知らない? あそう。

ところで、世界がプログラムだとしたら、絶対バグはある。
なんか、昔の都市伝説で、特殊な番号に電話をかけて、何分だか待って、部屋を開けて、みたいな手順を踏むとすごいことが起こる、みたいなやつ知ってます? あれとか、昔、可能性ゼロではないなあ、とか思ってた。
例えば、この「世界プログラム」では、電話を発明されることが想定外だったとしたら。例えばバカなプログラマが、声はかならず空気を伝わるものであんまり遠くの人には聞こえない、みたいな固定概念でいろいろな機能をハードコーディングしちゃってたりしてたとしたら。
例えば、音の聞こえ方の計算が大変だから、遠くに居る人同士の計算はしてない、とか。
電話が発明されたとたん、ほかの何かと矛盾が生じて、うっかり変なことがおこる、みたいなバグがあってもおかしくはない。

だから、なんだろ、システムの想定から外れた行動をすることで、もしかしたらシステムの誤作動を誘うことができるかもしれない。こんなことは誰でも想像つくので、多くの人がいろいろなパターンを試しているんじゃなかろうか。
あどけない女の子に路上で突然おちんちん見せちゃうおっさんとかは、もしかしたらそういった類の研究をしているハッカーなのかもしれない。

あと絶対バグだわ、と思うのは、電車乗ってるとたまに駅が飛ぶ。絶対無かった。電光板では止まったことになってるけど、絶対止まってない。
処理が追いついてなくて、ところどころ飛んでるんじゃないかな。人口がそろそろ70億人になるらしいので、負荷関連の障害ではないかと考えている。
対策としては、どうでもいいところの処理を、もっと減らしたらいいんじゃないでしょうか。
例えば、なんだろ、まだ横浜には居る暴走族とか、処理カクカクでいいよ。
ブンブンブンブ……ブ……ブン……みたいな。読込中のクルクルマークでも出しとけばいい。








2011-04-26   思考  
春か秋かと言われたら、俺は断然春。春だった。

好きな季節は? と聞かれたとき、インドア派が答える季節は春か秋と相場は決まっている。
海水浴だことのスキーだことの、そういう高度な社会的イベントの魅力によるゲタを一切はかせずにただただ「過ごしやすいかどうか」という生物学的な判断をすると、自然と春か秋になる。

では、春と秋はどちらが優秀か。

これはいろいろな考え方が出来るけれど、俺の場合は、じゃあ夏と冬どっちが嫌いか、という軸で考えてる。
夏と冬。これは、断然冬が憎い。冬は寒い。寒いとマジで死ぬ。まあ夏も熱射病とかで死ぬけど、じゃあどっちが死ぬか、っていうと、多分日本では冬のほうがリアルにやばい。
秋は冬に近い。秋は冬を希釈したやつだと思うと、途端に秋が愛せなくなる。秋を許すから冬が来る。みんなで秋にNOをつきつけたら、冬は来ないんじゃないかとも思う。次秋が来たら栗投げつけてやるんだわ。

というわけで、春は良いよね。春は良い。
と思ってたら、今年花粉症になりました。

あの、花粉症って、突然なるんですよね。なんかよくある説明に、花粉が溜まるバケツみたいなのが体内にあって、吸った花粉がどんどん溜まっていって、それが満杯になったら発症する、みたいなやつがあるけど、まあ、一杯になったんでしょうなあ。俺の器はこの程度だったんだろうなあ。っていうか10代20代で既に花粉症の人とかのおちょこっぷりから比べたら、まあ、俺の器は45Lのゴミ入れくらいはあったんじゃないですかね。

そうなると、死ぬまで花粉症にならない人とかどんだけの器なんだっつー話ですけどね。果てしないんだろうなー。小宇宙レベルかもしれん。
っていうか、日本人の46%が花粉症の現代において、器が小宇宙つーのはもはや超能力だと思う。そういう人にこの世の花粉を積極的に全部吸ってもらうのとかどうでしょうね。
花粉吸引師。花粉をすべて吸い込み山を浄化することができる。春になるとシャーン! シャーン! みたいな感じで錫杖をつきながら山に現れて、浄化してくれるの。

なんか漫画にできそう。

俺の名前は春野伊吹。最年少の特級花粉吸引師だ。
裏山の一番奥にある飛騨の千年杉。今まで多くの花粉吸引師を花粉症に追いやってきた。
そして、遂にこの村最強のじいちゃんまで……。
じいちゃんの鼻水は俺の涙! この鼻で絶対平和を取り戻す!
来週もまた見てくれよな! 吸引ッ!

ほんと頑張って欲しいわー。すげえ前のめりで応援する。

何の話でしたっけ。
あー、秋、良いですよね。







2011-04-15   思考  
超汚いお店。

飲食店で、超汚いお店ってあるじゃないですか。なんというか、年季入ってて床の油染みが取れない、とかそういう汚さではなくて、もう絶対ここ掃除してねえだろ! 的な。完全に怠惰が原因の。
昔仕事で早稲田にいたんですけど、学生街にはそういう積極的汚さを維持しているお店がいくつもある。

で、すごいなあと思ったのは、3年くらい居たんだけど、食中毒で店を閉じている、とかいう風景に出会うことは無かった。

いや、何を当たり前のことを、って思ってるかもしれないですけど、汚部屋クリエイターの我々の思考からすれば、この現象は本当に驚きですよ。
え、汚部屋クリエイターです。かくいう俺も、放っておくと汚部屋の最上級であるところの魔窟を生成する能力を有しておりましたが、今は嫁が居るということと、6帖という身分相応な部屋を与えられていること、これらが相まって、そこまで能力を出さずに済んでいます。あれですけどね。若いうちは「汚い!」と言われて「エッヘッへー」で済んでますけど、40過ぎるとただのごみ屋敷おじさんですからね。更生できて良かった。

で、元・汚部屋クリエイターである俺が、あの、元泥棒が明かす空き巣に狙われやすい家、みたいな感じでしゃべりますけど、いいですか、あの、えっと、はい、汚部屋クリエイターです。職業です。え? 大部屋じゃないです。汚部屋、汚いって書いて汚部屋。はい。あ、ちゃんと声替えてもらってます? 親とか見てるかもしれないんで。これ夕方のニュースですよね? そうですか、じゃあしゃべります。
えー。そうじをしない、という選択は、「すべてがめんどくさい」という時に生まれます。
「それどころじゃない」という時にもそうじをしないという選択は生まれますが、大抵「それどころじゃない」の先にあるものは、「それ」どころ程度のものです。その思いは「それ」を過大評価、もしくは今まで放っておいてたことを棚にあげて自分は忙しい、掃除している場合じゃない、という自分への嘘から生まれています。そしてその嘘は「めんどくさい」から生まれていますので、やっぱり「すべてがめんどくさい」時に生まれています。

したがって、めんどくさいの塊になったとき、部屋が汚れます。
これ言い出すとなんか道徳の授業みたくなってしまうんで言いたかないんですけど、部屋が汚れているときは確実に本人やる気ないってのは真理ですよね。ありゃ真理だ。部屋の乱れは心の乱れ。ああ、うまいこと言ったもんです。そのとおりでさあ!(折れた傘で空ペットボトルを回しながら)

で、もし俺が飲食店の店主で、店の顔とも言える店内の掃除がめんどくさくなっちゃってたとしたら、食器洗うのもめんどくさいし、素材切るのもめんどくさい。めーんどーくさーい! そして近い将来、めんどくさいの雪崩が、食中毒事件を必ずや起こすはずなのです。

しかし、1件も起きなかった。
あんまり詳しくないですけど、まな板とふきんを洗わないでいたら、夏場とか、わりと食中毒って簡単に起こると言います。
ということは、「そこ」だけはちゃんとやってたってこと?
なんでなんで? お店の運営自体がめんどくさくなってるのに、食品の衛生を最終防衛ラインのように守るのは何なの? そこに何があるの? せめて他人には迷惑をかけまいとする心? すべてを失っても、それだけは残っていたというの?

昔の記憶をたどると、ひとつ思い当たるふしがあります。
学生時代、汚部屋仲間の一人が観葉植物を育てていまして、まあ全く「観葉」になってなかったんですけど、水だけはきっちりあげてた。これには俺も言葉を失いました。なぜそんなことをするんだい? もうお前の部屋は死んでるんだぜ?
彼は「だってかわいそうだろ」と答えました。そうか。こいつは、すべてがめんどくさくなっても、それがもとで植物が死ぬのは嫌なんだ。

汚部屋の澱みに食い殺される前の、最後の人間らしさ。一筋の光に手をかざす姿が、そこにはあったのかもしれません。
彼は観葉植物の生命を維持することを最終防衛ラインにしていたのかもしれない。
そして、汚いお店の店主たちも。食の安全を守ることだけ、それだけを、最終防衛ラインにしていたのかもしれない。

みたいな話を以前後輩にしたところ
「食中毒云々の前に、あの店に人が入ってるの見たことあります?」


ないわい。







2011-04-08   思考  
地元の小さな花火大会が中止になったらしい。

運営側は特に自粛するつもりは無かったんだけど、こういう時って、企業団体や商店街からの協賛金が集まらないというのが経験上あって、やめよやめよってなった、と母親が言ってた。
まあ、そうだよなー。
あー、だから、今さ、世の中の祭りがどんどん中止になってるけど、運営側が自粛してるっていうより、お金が集まらないってのも大きな理由としてあるんじゃないのかな、と思ったりする。もう言われ尽くされてたらすいません。あんまり知らない。

いやー、企業も大変ですよ。東北に支社とか本社があればまあそれどころじゃないし、今後の業績が超不安でおしっこ漏れそう! ってのもあるだろうし、やあそのお金があったら赤十字もってくわーっていうのもあるだろうし、まあ、いろいろありそう。

あと、あれだ。これは特定の地域だけかもしれないけど、企業の協賛金額って横並びの慣習があったりして、昔聞いた話だと、地元の経済団体のポジション順にぽんぽんぽんとなんとなく決まっていく、みたいなのがあったり。
だから、東北に支社があるような大企業が「今年はちょっと……」とか言ったら、えー、あそこが出さないならうちも出さなくていいかな! みたいな感じで総崩れになったりすることもありそう。これは想像ですけど。

ただまあ、企業協賛が無いとお祭りができないってのも、よく考えればおかしな話です。
じゃあ平安時代とかどうしてたんだっつー話ですよ。やってたでしょ。楽しかったんでしょ。変な踊りとかするだけで楽しかったんじゃないの。変な踊りをめちゃくちゃ練習してあの子の気を引くだけで楽しかったんじゃないの。

お祭りって、派手に派手に、みたいなところがあるので、基本的にでかくなる傾向にあるような気がする。
今年は、それぞれのお祭りの原点に戻ったらどうでしょう。

例えば青森ねぶたは、もとは灯篭流しだそうです。つーか何きっかけであれだけ巨大化したんだろ。他の地域にも灯篭流しあるけど、そういうことにはならなかったよ? なんでなんで? 灯篭流しって、こぢんまりじゃん。ねぶた、どーん! じゃん。だんだん大きく進化していったというよりは、ミッシングリンク的な、突然スコーン! って巨大化した気がする。設計図のセンチとメートル間違えて作っちゃったバカな職人とかかな。ムー情報によるとあのへんUFOがよく飛来するので、関係あるかな。
何の話でしたっけ。そう。今年ね、もちろんでっかいねぶたが開催できるのが一番いいんだけど、もし中止になりそうだったら、今年はその灯篭流しをやるとか、そういうやつ。

一旦原点に戻ったら次の年から全然別の進化を遂げたりして。数年後、気がついたらトマト投げてたりして。青森の羽柴秀吉に「下克上じゃーい!」って叫びながらトマトぶつける祭りになってたりして。

まあそれはあれだけども、はやくフルスイングの祭りできるといいです。






2011-04-06   思考  
病院につきそいでよく行く。

入り口のソファで待ってたんですけど、こう、院内へ入ってくる人入ってくる人、全員がちょっと前かがみに手をこすりこすり入ってくるのがなんだかものすごく気になった。
時は春先、そこまで寒いわけでもない。じゃあ何だ。媚び? 病院への媚び? 媚びの精神が知らず知らずのうちに身体に現れているのか?
「へっへっへ、旦那〜、診察してくださいよ〜」みたいなこと? 卑しい。なんと卑しい。
もっとしゃんとしようぜ。俺達はクライアントだ! 我が名において命令する! 診察したまえ! いでよドクター! このくらいでちょうどいい。

でもよく考えたら自分も手をこすりこすり入ってきたことを思い出した。
病院の入り口には感染症対策のためにエタノールが置いてあるので、ペダルをガコガコ踏んでシュッシュッと手にかけ、手をこすりこすりしながら院内へ入っていくわけ。
それを思い出して、あー、ってね。あー、エタノールか、って、俺は理解したんですけど、じゃあ、じゃあ例えば受付に居る看護師はこれ理解してるのか。看護師は自分が患者の立場で手をこすりこすり入ってきたことはないだろう。もしかしたら全ての患者が卑しい感じで病院の門をくぐってくるのを見て超気持ち悪いと思ってたりはしないだろうか。卑しい患者ばかり訪れる市立卑しんぼ病院だと思ってやしないだろうか。

心配である。教えてあげたい。
この前、手をこすりこすりしながらちょっと大きめの声で「スースーするよね〜」って言ってみた。エタノールアピール。

全っ然あれだけどね。そもそも勘違いされてるかどうかも分からない上でやってますけどね。
フワフワな想像をもとにフワフワなアピールやってますけどね。結果的に、フワフワ×フワフワの善意です。
でも、もし、救われるのなら良いじゃないですか。
これで「あー」て看護師が気づくことがもしあるのなら、それでいいじゃない。


首都圏で卵が完全に売り切れてた時期があったんですけど、東急スーパーへ行ったら案の定無い。
その前に近隣のスーパーにも無いことを確認したので全滅。
鳥の居ない鳥籠こと卵の無い卵棚の前で「あー」って思ってたら、「あっ! 卵売り切れてる!」と後ろでおばちゃんが叫んだ。
ここで俺の超インテリジェント脳が反応した。「あっ! 卵売り切れてる!」という驚き方は、卵の売り切れを初めて認識した可能性が高いんじゃなかろうか。
このまま放っておくと、このおばちゃんは近隣のスーパーを覗きに行ってしまう可能性がある。心配である。行っても無駄なのに。

だから、ちょっと大きめの声で「あー。この辺のスーパー卵全滅か〜」って言ってみた。
全然分かんないですけどね。おばちゃんはいっつもこんな感じでオーバーアクションなのかもしれないし。全然違うかもしれない。まあ、救われるなら良いじゃないですか。

でもそのあと、自分、近くのスーパーのうちの一つへ行ってないこと思い出した。
行った気になってたけど行ってねえ。嘘言っちゃった。卵あるかもしれない。多分無いけど。無いけど、嘘と言えば嘘だ。

「あ〜そうでもないか〜」

なんかもう。グダグダ。帰ろう。しなしなのキャベツ買って帰ろう。

後ろのおばちゃんをちらりと見たら、魚を選んでいた。全然聞いてなかった。






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