2011-12-19   工場  
今日は告知でしか無いです。

今年の夏くらいから、プレゼンターズ というサイトを試験的にやってます。
プレゼントを何あげるか困ったら質問できて、回答できる、っていうサイトなんですけど、最近、まとめ記事を誰でも書けるようにしました。
「こんなシチュエーションにはこんなのがいいんじゃない」みたいなまとめ記事を書いたり、人のやつを読んだりできます。


では、よいクリスマスを(使えってことだよ!)。







2011-12-05   思考  
地下鉄を降りて、階段を昇って、駅の正面のコンビニに寄る。

この街で働き始めてちょうど1年くらい経ったけど、毎日同じ動作をしている。ここが草原だったら完全にけもの道が出来てる。コンビニの中にも出来てる。コーヒーの棚のところへくいっと曲って、甘いパンの前でこう何回か行き来するのでそこは全体的にうすーく草が無くなってて。

それは良いわ。草原じゃないし。コンクリートジャングルですし。
あのー、コンビニがね、昨日はなぜかちょっと混んでた。
まあ、午前中別の場所で用事を済ませてから来たので、正午、ちょうど昼食の時間でね。

まあ、住宅街にぽつんとあるオフィスなので、混み方は都心と比べたら穏やかなもので、怒り方で例えるなら、都心のそれが「死んで詫びろ」みたいな感じならば、こっちの混み方は一口多く食べた彼女に「あ、コラッ」みたいな感じ。可愛い可愛い。可愛い混み方。で、その列の最後尾についたんです。可愛い混み方とデートしたわけです。

前には3人待ってました(可愛いでしょ!)。
で、まあ、すぐ前のおばあちゃんとおばちゃんのハイブリッドみたいな人の番になったんですけど、これがあの、ホットスナックって言うんですか。あのレジ脇のチキンみたいなやつをなんかやたら買い込むんですよ。ただあのよく分かってないので、いちいち店員に、「これは骨があるの?」だことの、「これは辛いの?」「どれくらい辛いの?」だことの聞いて。多分、家に人がいっぱい来てて、なんでもいいから人数分買おうとしてる感じの。「あじゃあ辛いのやめて、肉まんにするわ」「えー!」みたいな。俺「えー!」って言っちゃったかもしれない。

ときに、レジの待ち時間は、以下の式で決まる。
Σ 店員のレジ打ち速度 × i番目の客の品数 + お金のやりとりに掛かる時間(定数) + i番目の客のめんどくさい時間

掛け算に現れる項は品数であるので、普段は品数が一番効いてくる。スーパーでどこに並ぶかを考えるときは、人の数を数えるより、並んでる人たちが持ってる品数の総和(と店員が見習い期間じゃないかどうか)を見たほうが良いと思う。

一方で、コンビニとか、一人当たりの品数が少ないときは、こちらはあまり関係なくなって、「客のめんどくさい時間」が最大限に効いてくる。
だから、コンビニでめんどくさいことをすると最悪である。一人のめんどくさい客が、ぐいぐいぐいぐい待ち時間を押し上げるのである。

そんなことをもやもや考えながら待っていると、おばあちゃんがホカホカの肉まんを持ってホカホカと出ていって、店員が、「お待たせ致しましたー!」
ほら。「お待たせ致しましたー」が出ましたよ。これが出たときは、あれだよ、前の人は自覚するべきだよ。自分がお待たせの根源であることを。妖怪オマタであることを。

レジの前に到達した俺は持っていた甘いパンを裏返して差し出す。それをバーコードがピッ。ここですよ。こういうことですよ。店員のレジ打ち速度は、客との連携でも向上する。前の客のロスは、俺が取り戻す!!! 両隣のレジをごぼう抜きじゃーい!

コーヒーと甘いパンで、230円。
お金を出そうとしたのですが、あのー、思い出しまして。請求書をね、今日中に送らないといけないやつが1個あって。請求書送らないと、俺お金もらえないですから。今後甘いパン買えないですから、すぐに請求書を送らないといけない。
請求書を送るには切手を貼らなければいけない。したがって、切手を買わなければいけない。

「えっと、80円切手……」

まで言ったんですけど、あれ、80円で良かったっけ、ってなって。
というのも、前書いたかもですけど、俺普段は郵便物は郵便局にわざわざ行って出してるんです。だから、なんだろ、局員さんに封筒の重さ計ってもらって、言われるがままにお金を払ってるので、封書の値段が定かではない。

「あの、普通の封書って、80円で良いんでしたっけ」

まさかの店員に聞くパターン。

「ちょ、ちょっとお待ちください」

隣のレジの人に聞いてる。隣の人はめんどくさそうに「大抵80円じゃないの、知らない」
ごめん、ほんとごめん。多分80円だわ。いや、90%そうだと思ったんだけど、残りの10%を埋めたいエゴで余計なことをしてしまった。

「あ、あのすいません80円切手買います!」

「重さによるんだっけ」「えー」とかフワフワした店員同士の会話を強引に断ち切る。

めんどくさい時間を使ってしまった。これを取り戻すには店員が戻る間に310円。310円を先に用意する! これでさっきのロスをリカバリする! あ、無いわ。

「あ、あの、えっと、10000円から……で……」


とぼとぼと店を出る俺の後ろで、「大変お待たせ致しましたー!」と聞こえてきた。







2011-10-21   あたらしい散歩  
えっと、数ヶ月ぶりくらいの散歩記事です。

横浜の菊名から大倉山です。
ほんとは行ったのは4月なんですけど、つい最近まで菊名の細い隙間に挟まってたので、アップできませんでした。
もう10月なんですね。
時が経ちすぎているので、もしかしたらもう菊名なんていう地は無いのかもしれませんが、まあそれならそれで、記録として価値があるのではないでしょうか。

横浜線の菊名駅です。
横浜線のほかに、東急東横線も通ってます。




歯医者のキャラは、よく歯から毛が生えている。





西口商店街!





平日だからかな!





じゃあ、いつだよ。





礼儀正しいゴミ袋。





「遊具が壊れていたら連絡してね」




遊具の説明の箇所は全部ひらがなで書いてる一方で「連絡してね」の部分は漢字まじりなので、この箇所は大人向けに書かれていると思うんだけど、なんというか、遊具の説明のノリにひっぱられてものすごくフレンドリーにお願いしてきてる。



「姉」って何だろう。





桜が咲いてる(行ったの4月です)。





別の方向にも商店街が伸びてるので行ってみる。





礼儀正しいゴミ袋が増えた。





良い看板。





なんか、言ってること全部一緒な気がする。





アメリカの国旗が一番サクっと手に入りそうなのにアメリカだけ無い。





立派な看板あるのに、シャッター脇にビニールテープで「カトレア」って書いてあるのなんでだろう。





こういう、大きく出た感じの社名は好き。





こんなビジネスあるんだ! って思った。





知らない味のたこやきがいっぱいある。





別の商店街。





貸し倉庫。最近多いですね。












この、お問い合わせのときのママの顔は、どういう意味?



フンなんか持ち帰るかよ!!! バキィ!!!





うどんを飛び越えてパスタ行った。同じ麺類だからできるかも! って思ったのかな。






「歩道では自転車を押して歩いてください」という超細長いポスターに、小学生の絵が求められている。



まったく絵のバリエーションが思いつかないお題だし、このスペースで説明するの、大人でも難しいよ。
案の定、ほんとうに意味が分からないことになっている。





せまくて何書いてるかぜんっぜん分かんない。





と思ったら正解が出た。この子はできる子。





ちっくのうちっくのう蓄膿症〜





このへんはもう大倉山でしょうか。





ふつう海か陸かどっちかで攻めると思うんだけど、両方描きたいになってる。陸代表は虎ってのも珍しい。
それともこんな昔話あったっけか。





大倉山の商店街。





名前はエルム通り。エルム街って映画のせいで悪夢しか連想できない。





花の斜め感。





このあたりは、カラスを追い出すことを諦めて、共生の道を歩んでいる。





「おま」





「おまはり」だった。





大倉山に着いたので帰る。




えっと、菊名ね。
こう、世代が一周回った感じの、静かな住宅街だと思いました。商店街は、そこそこ賑やかなところもある。賑やかじゃないところもある。
あとちょっと遠くにサミットとか確かあるんで、住むのには困らないとは思います。
商店街の賑やかさで言えば、大倉山のほうがいいかなーと個人的には思いました。住む感じで言ってますけど。引越しの予定などありませんけど。

というわけで、菊名と大倉山でした。またねー。





2011-09-14   創作  
えー、まずは、このたびはご愁傷さまでございました。
私、故人より遺言執行者を仰せつかりました、弁護士の大山です。
えー、遺言執行者と言いましても、今回の場合、ご本人様が遺言状を用意してございますので、これのとおりに執行するお手伝いをする、というだけでございます。

それでは、遺言状を読み上げさせていただきます。あ、この遺言状ですが、清吉様、あ、MC.KUZUMOCHI様の希望により、オリジナルソングの形式をとらせていただいております。

えー、私は法律の専門家ではございますが、こういったものを歌うのは素人ですので、お聞き苦しい点あるかとは思いますが、ご了承くださいませ。
えー、では、読み上げます。


 ズン ズン ダダッ ダダッ
 ズン ズン ダダッ ダダッ
 キュッキュッキュキュ キュッキュッキュキュ
 キュッキュッキュキュッキュッキュッキュキュッキュッキュッキュキュッ……

 ズン ズン ズン ダッ

 Hey Hey 俺がMC.KUZUMOCHI
 すずらん園のイケてるマイク持ち
 園のやつらは だいたい友達
 今日のお前ら 右手に数珠持ち


長男「えっと、変わった遺言状だね」
次男「MC.KUZUMOCHIって何だよ、まじでダリー」
長女「父さんの遺作よ。ちゃんと聞きましょう?」
長男「父さん、老人ホームにラッパーが慰問に来てからラップにハマってたからなあ」
長女「何にせよ、最後の3ヶ月間、夢中になるものがあって良かったじゃない」
長男「でも普通さ、晩年にハマるのって俳句とか短歌とかじゃないの?」
長女「あら、いいじゃない。形式の中で想いを表現するっていう点では同じよ。素敵だわ」
長男「シッ、続きが始まる」


 隣の鈴木だけはマジで頭突き
 俺の飯を 黙って食べる


長男「あっ鈴木さんとこのおじいちゃんをdisった」
長女「仲悪かったのかしら」
弁護「次いってよろしいでしょうか」
長男「あ、すいません」


 介護士NAKADAマジリスペクト
 俺の大好物 こんぺいとう


長男「えっこんぺいとうそんなに好きだっけか」
次男「リスペクトとかけたかっただけだろ」
長男「ラップから考えちゃったのかな」
長女「ラップから考えちゃったのかもしれないわね」
次男「ダッセ」
長女「ラップ始めたばっかりだったから仕方ないじゃない。荒削りだけど心に響くわ」
長男「そうだな。なんかこう、あれだな。プロのリリックには無い、グッと来るものがあるよな」
次男「ねえよバーカ」
弁護「続きを歌ってよろしいでしょうか」
長男「あ、お願いします」


 Stand up 立ち上がれ 葬式上がりの 痺れた足で
 Heat up はじまるぜ 常識破りの Memorial day
 Hey Hey そこの遺族たち
 耳かっぽじって よく聞きな
 遺産分割超めんどい 正直な
 だからすぐ終わらす もうじきさ
 俺の遺産五千万 これから全部ご精算


長男「五千万あったのか」
次男「どうせ姉貴がもってくんだろ、胸糞ワリィ」
長女「死んだ人の前でそういうことなんで言えるの。あんた席はずしなさい」
次男「うるせーよ、お前の葬式にしてやろうか」
長女「本当にあんたは人として最低ね。呼ばなければ良かったわ」
弁護「えー、続きを歌ってよろしいでしょうか。具体的な金額になりますので」
長男「あ、すいません、よろしくお願いします」


 まっすぐ育った我が長女
 生ける天使 天真爛漫 あげる3万


長女「ちょ、ちょっと待ってください!」
弁護「はい」
長女「あたし3万ですか!?」
弁護「えーっと、そうですね」
長女「……」
弁護「続けてよろしいでしょうか」


 心優しい長男 お前が居るだけで幸せ充満
 だから10万


長男「ん? ん?」
弁護「はい」
長男「10万、ということですかね」
弁護「そう、なりますね」
長男「あー、えー? えーっと」
弁護「続けてよろしいでしょうか」


 極悪非道 不良の次男 
 世間様に迷惑千万 あげる千万 


次男「おっ、やりィ!」
長女「ちょっと!」
弁護「はい」
長女「おかしいでしょ!」
弁護「遺言状なので」
長女「なんで迷惑千万で1千万なのよ!」
弁護「さあ。私に言われましても」
長女「ラップだから?」
弁護「ラップだからでしょうか」
長男「ラップから考えちゃったのかな?」
弁護「そこまでは存じ上げませんが、ラップから考えちゃったのかもしれません」
長女「憎い! ラップが憎い!」
次男「ヒャハー! ラップ最高!」






2011-09-02   思考  
西洋科学が発達してからこっちは、いろいろな現象から、真理の上澄みを取り出すことが重要視されてきました。

例えば、フルーツを食べていない軍隊の下級兵士ばかりが病気にかかることから、フルーツの中に含まれるビタミンCを見つけ出すような。
「フルーツ食えフルーツ」と言えば収まるところを、「ビタミンC」というモノを見つけずにはいられないこの衝動。

こういう考えは、もう既に僕らの行動基準に無意識のうちに食い込んできていて、何かあると、最小の原理原則を抽出したくなるわけです。

息子の前で歌を歌うとニコニコするようになりました。
生まれてすぐはまったく無反応であったものがニコニコするようになるというのはものすごくうれしいことなので、何回も何回もやってしまうのですが、そのうち、これは何に対してニコニコしているのか、ニコニコのスイッチは何なのか、という、最小単位を知りたくなるわけです。

そこで、「歌だけ」「リズムにあわせて身体をゆらすだけ」「微笑むだけ」みたいな、パーツに分けて当たってみたところ、リズムに合わせて身体をゆらすだけで、ニコニコすることが分かりました。

え、じゃあ、もしかして身体じゃなくてもいいのか、ということで、手を振り子のようにぶらぶらさせたところ、ニコニコする。
え、じゃあ、手じゃなくていいのか、ということで、棒切れをベッドの下からにょきっと出してぷんぷん振ってみたところ、なんとニコニコする。

これか。
これで笑うのなら、この笑いは自動化できる。メトロノームとか。多分メトロノームだけでこの子はニコニコ笑う。

分かった途端に、なんか悲しくなりました。それで、いいんだ……

多分フルーツもこんな気持ちなんだろう。
ビタミンの錠剤をガバガバ食べてる人類をこんな気持ちで見てるんだ。「あ、そう、それでいいんだ、へーえ!」みたいな。
「いっとくけど、あたしら、ビタミンだけじゃないかんね! その、なんか、食感とか! めっちゃいいかんね! あとなんか、季節感とかあるし。なんだいなんだい、ボリボリ食いやがって! リスか!」みたいな感じで、プリップリしながら見てる。木の上から、プリップリして見てる。そんなプリプリフルーツが、今、すごく愛しい。分かる、分かるよ。すごーく分かるよ!!!

ただまあ実際のところ、錠剤飲むよりフルーツ食べたほうがいろいろ総じて良いことは医者も認めているとことだと思う。
結局、フルーツを食べるとか、歌を歌うとかは、いろいろなものが作用している複雑系なわけで、その最小単位の効果が分かったからといって、それがすべてという証明にはならない。

だから、歌を歌うことはいいこと。
俺は息子の前で今日も歌を歌う。それでは聞いてください。ぞうさん。

ぞうさん ぞうさん
お鼻が 長いのね
長いですか? 自分的にはそうでも無いと思っていますが。あっこれは謙遜とかじゃなくて、ムグッ、そう取られたら逆に僕が自意識過剰みたいな感じになるじゃないですか、そういう意味じゃなくて、例えば蚊の口器は身体と同じ長さなわけで、それから考えると我々の鼻はそこまで長いと呼べるものじゃないですよね。蚊はお口が長いのね、みたいな歌あります? ブホッ、無いんですか? 何で無いんですか? え、象の歌つくっといて、なんで無いんですか? それからもう一つ例を挙げますと、身体と鼻の長さの比で言ったらアリクイ。アリクイの鼻柱とアリクイの体の比は、象のそれより大きい、こちらのほうが鼻が長いということになりますよね? アリクイの歌ありますか? ボッホ〜! 無いんですか!? あともうちょっと言いますと、鼻が長そうだという視覚的情報や、象は鼻が長いという伝聞からの脳停止発言は自分を貶めるだけかと思いますが。なんかそういう事実を客観視できていない発言を見ると萎えるんですよね。これはあなた全体の否定ではなく、その着想について老婆心からご忠告申し上げているわけで。あ、わかりづらいですか? 僕の話長いですか? 母さんはもっと長いですよ?
そうよ 母さんも 長いのよ






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