2012-08-18   告知  
オオギリダイバー3

またギリギリの告知ですいません。明日8/19の昼間です。声かけていただいたので、のこのこ行ってきます。
大喜利のイベントで、将棋のルールを持ち込んでやるっていうやつです。
1回目のやつに呼んでもらって、なんの歪みか知らないですけど決勝まで行ったのですが、今回はそうはいきません。そうはいきませんっていうか。

オオギリダイバーについて説明しますと、大喜利とダイバーという単語で構成されています。
大喜利については、なんだろ、適当なこと言うと大喜利が好きな人たちに怒られてしまうのでなんも言えません。それではダイバーについて説明しようと思ったのですが、これもダイビングとか好きな人たちのことを考えると適当なことが言えません。
でも、どっちかを説明しないといけないってなった場合、この記事を見る人の割合から言って、多分、あの、大喜利が好きな人が見に来る可能性って高いじゃないですか。逆にダイビング好きな人が「お、何何」とか言ってクリックしてくる可能性ってほぼ無いじゃないですか。だから、ダイバー部分について説明しようと思うんです。ここは。えいやっと。ダイビングについて説明します。シュノーケル。シュノーケルが必要です。あれっていくらぐらいなんですかね。4000円くらい? あと水中メガネ。広いほうが魚がたくさん見られます。多分。広いほうがいいです。あと使ったらよく拭いてください。乾いた布で拭いてください。それでは、終わります。







2012-08-06   思考  
息子の話ばっかりにはしたくないんだけど、たまってる息子の話をする。

誰に似ているか本当に分からない。
色が白いし、目も細いっぽいので嫁寄りではあるような気がするんだけど、全体的には全然似てない。
身内じゃない人が見ると意外と似てるもんだよ、という話があるけど、嫁と子供だけで外出すると「お父さん似かな?」とか言われるらしい。それだけ似てない。

なんとなく、親族の間で結論は出ていて、おじいちゃん(俺の父親)似、みたいなことになってる。ただまあ、これも「わあそっくり!」みたいな感じではなくて、なんつーか、こねくりまわしたあげく出た苦肉の策、みたいな。日本にはこんな料理は無いけど強いて近いものを挙げれば茶碗蒸し、みたいな。そんな感じの。

で、この前写真を整理してたんですけど、あの、俺、写真整理にはGoogleのPicasa使ってるんです。で、Picasaにね、顔判定の機能があって、こう、人物ごとに写真をグループ分けしてくれる。だから、ダーッと写真をつっこんでおけば、息子の写真だけを見ることができたりする。

その機能を使って息子の写真をスライドショーで見てたら、嫁のお母さんの写真が1枚だけ紛れ込んできた。おうっ! ってなった。いや全然いいんだけど、いつもお世話になっておりますし、全然出てきてくださって良いんですけど、今こっちは息子息子って感じでスライドショー見てるから。おばあちゃんのよそ行きのキリッとした写真がスッて入ってきたので、おうっ! ってなった。ガス式の椅子がプシュー! ってなった。

Googleが、息子とおばあちゃんを間違えた。

ときに、この顔判定は若干厳しめ側にチューニングされてて、例えば、結婚式のときの嫁の顔と、家でメロディアスなやかんの真似をしている嫁の顔は、別人と判定する。まあ、こういうときは厳しめに判定するのは正解だと思う。最初に別人と判定して、あとから「こいつとこいつは同一人物」って統合する作業のほうが、一緒くたになったものから別人の写真を1つ1つ救い出す作業より簡単だからね。
で、その、厳しい判定をかいくぐってですよ、キリッとしたおばあちゃんがスルリと入り込んできたのはすごい。よっぽど似ていないといけない。

あと、逆に、「おばあちゃんと判定された写真一覧」のほうを見てみたら、息子が2枚紛れ込んでいた。息子におばあちゃんタグがついてた。そこまで似てるのか。機械の考えてることは分からん! ワシはもうついていけんよ! 田舎でカブを作って暮らすよ! 田舎 カブ 初心者 で検索。

まあでもまじめな話、多分こういう顔判定のやつってさ、眉毛と目の距離とか、顔に対する目の大きさとか、なんだろ、そういう特徴的な数値を使って出してるんでしょ。ということは、おばあちゃんと息子はほんとに顔のつくりが似てるんだろうなー。

我々人間は、目が似てるだけでなんか9割似てるような感じがする。一方で、機械の顔判定は、淡々と数値を比較して割り出す。どっちが信用できるって、こっちのほうが信用できる。

ということは、見た目が全然似てなくても、実は似てるなんてことがあるかもしれない。
例えばぜんっぜん佐々木希とかけ離れている人が「佐々木希に数値的に似てます」みたいなことがウッカリ成り立ったりする。今まで芸能人に似てるなんて言われたこと無かった人にも、まんべんなくチャンスが来る。

そういう数値的な近さをはかるのだったら、顔じゃなくても、例えば1ヶ月の体温の変化が嵐の桜井君そっくりとか、おしっこ行った回数がGacktと一緒とかそういう感じもアリかもしれない。今後記録されるものが増えていけば、そういう近さも計れる。
データが増えれば増えるほど、どこかしらで、誰かと似ているんだと思う。そうなってくると、もう、「似てる」って何だろね、という話になってくる。

ちなみに、うちの子はうんちの回数がかなりの頻度で俺と一緒です。内蔵系は俺に似ているのかもしれない。







2012-07-30   思考  
いやー怖いなーと思ったことがありまして。

あのー、先日、息子の写真を撮ってもらいに写真館へ行ったんです。
ここがまあ、なんというか、自然な服で自然な感じでものすごく良い写真を撮ってくれる。遊んでる感じとか、棚に腰掛けたのとか、カメラマンが数時間張り付いてくれる。あー、写真集みたいな。写真集みたいなのができる。

あの、なんというか、我々の、我々おのぼりさんの発想としては、写真館って、タキシードとか和服みたいの着て真正面からパシャリ、みたいな印象がある。で、子供用だと、着るものが着ぐるみとかになるだけで、結局は真正面からの構図でパシャリ、みたいな。
事実、有名な系列の子供用写真館に行ったら、そんな感じだったんです。しかも俺、「写真館はタキシードだろ」という発想があるものですから、タキシード選んじゃった。子供に着せるレンタル衣装、タキシード選んじゃった。いろいろあったのに。かろうじて嫁が蜂を選んだので、蜂も撮れたけど。良かったー。

全然関係ない話ですけど、嫁のお姉ちゃんのとこにも同じくらいの子供が居て、お姉ちゃんも蜂を選んだそうです。あるんだろうね。蜂が良いという、共通の発想の元が、あの姉妹にはあるんだろうね。なんだろ、蜂に対する良い感情って。学校帰りに蜂に蜂蜜分けてもらったこととかあるのかな。俺は、自分の記憶を蜂で検索すると負の感情しかない。検索語候補に「蜂 死んでほしい」「蜂 怖い」とかが出る。1番目の記憶は、庭にスズメバチが巣を作って家族一丸となって駆除したみたいなやつ。2番目は子供の頃清里に遊びに行ったときに背中に蜂が入り込んだこと。俺もギャーだし、蜂も多分ギャーだよね。誰も得してないからほんとやめてほしい。

蜂はどうでもいいわ。写真館ね。そんな思いがありましたので、その、嫁がどっかから情報仕入れてきて予約した写真館も、俺はこう、まあ、ぶっちゃけなめてた。

それがこう、えー! 売ってるやつみたいだなあ! みたいな写真を撮ってくれたもんですから、うひゃーってなって。これすっごい良いよなーって。
で、誰かに言いたい言いたいってなってたんですけど、この前、いまのオフィスに同居してる人と外歩いてて、その話をしたんですよ。「子供の写真撮ってもらいに行ってきたんですよー」って。その人も子供居るので、まあ、話題にしてもいいかなと思って。

そしたら、「こういうのですか?」って。
そこがちょうどカメラ屋の前で、2階が写真館、って書いてある。交通量の多い道路に向かって、七五三の女の子の真正面からの写真、ザ・七五三っていう感じの写真がでっかい看板になって掲げられている。それを指さして「こういうのですか?」って。

「違う違う、こういうのじゃないんです! 僕も写真館ってこういうのだと思ってたけど、すっごい良かったんですよー!」みたいな感じでね、ノリノリで話をしたんですけど。

それが1ヶ月かそこらくらい前ですかね。

で、今週。そのカメラ屋の前通ったら、業者が看板の張り替え作業してるんです。
やっぱり七五三風の写真だったんですけど、女の子がさ、和服で、床に寝そべって、ほおづえついて、斜め向いてるの。あれー! 崩してきたねー!
はあ、ここってこういう写真も撮れるんだなあ、と思いつつ、えーなんかものすごく怖い。俺ちょっと前に大はしゃぎで写真館の前で「こういうのじゃない!」って喋ってたなあー。俺かなー。いやー駐車場があるような大きめのカメラ屋なので、店内には聞こえてないと思うんだけど。でも、俺もうここ2年くらい通ってて、看板は古来ずーっとあった。なんでこのタイミングで変えるの?
俺に「こういうのじゃない」って言われた日の夜にクソー! って決意して写真撮って看板発注かけて取り替えた、みたいなスケジュールがすごく現実的に見える。こういうのほんと心苦しい。ほんとすいません。俺かなー。

ということで、最近はなんとなくカメラ屋の前を通らないようにしてるのですが、なんか駅まですっごい近い道を見つけた。2年通ってるのに。あとなぜかそこだけすっごい田舎。畑とかある。タイムスリップしたみたい。果汁のように溢れる蝉の声。そこをワーイ! って毎日通ってる。夏ですね。





2012-06-11   思考  
結構前にテレビを見てたら、お年寄りだけのIT勉強会みたいなやつをやってて、全員iPad使ってた。
まあ、タッチパネルは直感的だからお年寄りが使いやすいみたいな話はもう言われ尽くされてるんだけども、ガジェット好きな人だけじゃなくて、お年寄りにも良い。
こんな感じで、トンガった商品が両極端の人をカバーする、みたいなことってたまにある。

「キャンピングカーにあこがれる」と嫁が言った。
うちの嫁といえば自宅が好きすぎることで定評があって、タマホームの社員より家のことを考えているのではないか、と思っているのですが、その、キングオブインドアの嫁が、キングオブアウトドアみたいなキャンピングカーを欲するとは、遂に気でも狂ったか、と思っておそるおそるちょっとやっかいな暗算の問題を出したりして、よし、最低限は大丈夫、みたいなジャブを打ちながら理由を尋ねたところ「移動しても家がついてくるなんて最高」と、なるほど。家の機能ごとダイナミックに移動するという発想のキャンピングカーを、どこでも引きこもるためのツールとして捉えたか。
極右と極左の主張が、天才と馬鹿の行動がしばしば一致するように、アウトドアの極みとインドアの極みの熱望が一致する非常に良い例だなあと思いました。

まあでも、両者の違いとしては、嫁はキャンピングカーから一歩も出ないですけど。あとずっと同じとこに停まってそう。近所の人も「あの車ずっとあるなー」みたいな感じの。

あと車と言えば最近息子が赤いスポーツカーをさかんに指さししてニッコリするようになって、何そのプレッシャー! 赤いスポーツカーとかめっちゃ高いんじゃないの? 俺の貯金だと買えてあれだよ、黄土色とかだよ、とか思ってるんですけど、嫁が「じゃあ赤いスポーツカーのキャンピングカーを買おう」とか言い出して、それは無い。





2012-05-12   告知  
オオギリダイバー

ギリギリの告知なんですけど、明日5/13なんですけど、これ行ってきます。
新宿で昼間です。
場所と時間など、俺書き写すと必ず間違えるので、自信ないですけど、新宿Fu-で13:00からです。

大喜利が特に得意なわけでもないんですが、呼んでもらったので、がんばって行ってきます。
ほかの出演者があれです。放送作家とかハガキ職人とか普段ずっと面白いこと考えている人ばっかじゃないですか。おもしろシナプスできあがってるじゃないですか。
俺といえば最近育児中なので、息子の動きが急に鈍る→うんち! みたいなシナプスがめちゃくちゃ野太くなっています。どうしよう。まあそれはそれで、新しい何かが出るかもしれないので、このままの感じで行こうと思います。

あと、今回のイベントはルールがこうキモで、なんといいますか、持ち時間がある将棋みたいなルール、って言うといいんでしょうか。
こういうルールでやったことないので、実際どうなるのか正直分かりません。ふたを開けたらぜーんぶ嘘で楽しいお食事会なのかも分かりません。おなかを空かせて行こうと思います。

明日のわたくしの作戦としては、全部のお題において「……って賢いオランウータンに聞いたらどう答える?」というメタ大喜利に回答します。オランウータンですが、かなり賢いので、たまに正論などを言います。







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オフ喜利4は7月14日(土)・新宿ロフトプラスワン!
「オフ喜利」というオンラインでテキスト書いてる人はオフラインでも面白いのかを検証する大喜利イベントをやってます。新宿ロフトプラスワンで不定期開催中。


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週刊アスキーの大喜利コーナー「Web0.2」。オフ喜利メンバーと連載中です。(ただいまヤスノリは休業中)

WEB0.2 頑固親父が威厳をなくした寝言の内容とは?
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