ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
タマオの野郎が川でうまいことやってるらしい。
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
我らもちやほやされたいのう。
ケイコの発言:
誰が?
雄二の発言:
いざ川へ! 我らも、いざ川へ行かん! そうじゃ! 我らも可愛いがられるはずじゃ!
ケイコの発言:
登場人物が一人も分からない。
雄二の発言:
タマオとボラです。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
ボラ、大量発生。
ケイコの発言:
その事件って、2年前くらいだよね?
雄二の発言:
今になって、ボラの気持ちに気づいたから。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あー! 気づいてあげればよかった!
ケイコの発言:
今ボラ事件のことを考えているのは、日本で一人だと思うよ?
雄二の発言:
悔やまれる。もう、あの日は帰ってこない。
ケイコの発言:
もし気づいてたら、何してたの?
雄二の発言:
ボーラちゃーん! って。
ケイコの発言:
どれがボラちゃんなの?
雄二の発言:
ボラの集団全体で、ボラちゃん。
ケイコの発言:
ああ、うん。
雄二の発言:
東京スカパラダイスオーケストラに対して「スカパラー!」って言う感じで。
ケイコの発言:
言うの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラちゃんアイスとかさ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
ボラの魚肉が入っている。
ケイコの発言:
食べちゃっていいの。
雄二の発言:
あまりにも多いから、ちょっと間引いちゃった。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
すごい企業努力で、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
よく観光地で売ってる、ご当地の名産品を無理やり使ったソフトクリームみたいな感じで、すごいがんばって、まあまあ、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
大抵、その名産品って、普通に食べたほうが旨いんだけど。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あれほど無駄な企業努力ないよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
マイナスのモノをかろうじてプラマイゼロに持っていく努力。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
偏差値40からの大学受験、みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰も得をしていない。すごい。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
この前、秋刀魚アイスってあってさあ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
秋刀魚もさあ、まさかアイスにされるとは思ってないよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
死んでも死にきれん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
霊とかになる。
ケイコの発言:
怖いの?
雄二の発言:
釣れた! と思って引き上げたら、誰もいない! ギャー!
ケイコの発言:
ただ釣りが下手なだけじゃないの?
雄二の発言:
あと、残された子供が多分めちゃくちゃいじめられる。お前の母ちゃんアーイスー! みたいな。
ケイコの発言:
えっすごいかわいそう。
雄二の発言:
うん、なんか言っててすごいかわいそうに思えてきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
秋刀魚のアイス良くない。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
ボラのアイスは?
雄二の発言:
ボラのアイスも良くない。
ケイコの発言:
やめな。
雄二の発言:
うん。やめるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
やめるわっつーか。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
そもそも、俺、ボラでアイスなんて作んないし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラのアイスって、何それ。
ケイコの発言:
知らないよ。
雄二の発言:
そもそも、なんでボラの話になったんだっけ。
ケイコの発言:
ボラ大量発生事件を2年ぶりに蒸し返したからだよ。
雄二の発言:
あ、あれって、最後どうやって終わったんだっけ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
まだ居るんだっけ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
意外と居そうだよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
だってさ、はるばる川まで来て、注目はちょっと浴びたけど、ちやほや、とは程遠かったじゃない。なんつーか、引くに引けないよね。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ちやほやされないからぞろぞろ帰る、とか、なんか恥ずかしいじゃない。あれ、もしかして君たち、ちやほやされに来たの? みたいな。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
違いますー! はじめっから川に用があったんですー! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
食いたくもない水草とか食って、「あーこれこれ! これのために来たんだよね」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
淡水うめー! 海水超しょっぱい! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、メンツとかどうでもよくなってそのうち帰ったと思うけどね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
タマオの野郎が川でうまいことやってるらしい。
ケイコの発言:
はあ?
雄二の発言:
我らもちやほやされたいのう。
ケイコの発言:
誰が?
雄二の発言:
いざ川へ! 我らも、いざ川へ行かん! そうじゃ! 我らも可愛いがられるはずじゃ!
ケイコの発言:
登場人物が一人も分からない。
雄二の発言:
タマオとボラです。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
ボラ、大量発生。
ケイコの発言:
その事件って、2年前くらいだよね?
雄二の発言:
今になって、ボラの気持ちに気づいたから。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あー! 気づいてあげればよかった!
ケイコの発言:
今ボラ事件のことを考えているのは、日本で一人だと思うよ?
雄二の発言:
悔やまれる。もう、あの日は帰ってこない。
ケイコの発言:
もし気づいてたら、何してたの?
雄二の発言:
ボーラちゃーん! って。
ケイコの発言:
どれがボラちゃんなの?
雄二の発言:
ボラの集団全体で、ボラちゃん。
ケイコの発言:
ああ、うん。
雄二の発言:
東京スカパラダイスオーケストラに対して「スカパラー!」って言う感じで。
ケイコの発言:
言うの?
雄二の発言:
さあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラちゃんアイスとかさ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
ボラの魚肉が入っている。
ケイコの発言:
食べちゃっていいの。
雄二の発言:
あまりにも多いから、ちょっと間引いちゃった。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
すごい企業努力で、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
よく観光地で売ってる、ご当地の名産品を無理やり使ったソフトクリームみたいな感じで、すごいがんばって、まあまあ、食べられる味にはなってる。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
大抵、その名産品って、普通に食べたほうが旨いんだけど。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
あれほど無駄な企業努力ないよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
マイナスのモノをかろうじてプラマイゼロに持っていく努力。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
偏差値40からの大学受験、みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
誰も得をしていない。すごい。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
この前、秋刀魚アイスってあってさあ。
ケイコの発言:
不味そうだね。
雄二の発言:
秋刀魚もさあ、まさかアイスにされるとは思ってないよ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
死んでも死にきれん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
霊とかになる。
ケイコの発言:
怖いの?
雄二の発言:
釣れた! と思って引き上げたら、誰もいない! ギャー!
ケイコの発言:
ただ釣りが下手なだけじゃないの?
雄二の発言:
あと、残された子供が多分めちゃくちゃいじめられる。お前の母ちゃんアーイスー! みたいな。
ケイコの発言:
えっすごいかわいそう。
雄二の発言:
うん、なんか言っててすごいかわいそうに思えてきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
秋刀魚のアイス良くない。
ケイコの発言:
そうだね。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
ボラのアイスは?
雄二の発言:
ボラのアイスも良くない。
ケイコの発言:
やめな。
雄二の発言:
うん。やめるわ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
やめるわっつーか。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
そもそも、俺、ボラでアイスなんて作んないし。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ボラのアイスって、何それ。
ケイコの発言:
知らないよ。
雄二の発言:
そもそも、なんでボラの話になったんだっけ。
ケイコの発言:
ボラ大量発生事件を2年ぶりに蒸し返したからだよ。
雄二の発言:
あ、あれって、最後どうやって終わったんだっけ。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
まだ居るんだっけ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
意外と居そうだよね。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
だってさ、はるばる川まで来て、注目はちょっと浴びたけど、ちやほや、とは程遠かったじゃない。なんつーか、引くに引けないよね。
ケイコの発言:
んー。
雄二の発言:
ちやほやされないからぞろぞろ帰る、とか、なんか恥ずかしいじゃない。あれ、もしかして君たち、ちやほやされに来たの? みたいな。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
違いますー! はじめっから川に用があったんですー! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
食いたくもない水草とか食って、「あーこれこれ! これのために来たんだよね」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
淡水うめー! 海水超しょっぱい! みたいな。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まあ、メンツとかどうでもよくなってそのうち帰ったと思うけどね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
寝るわ。
ケイコの発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
携帯かえたよ。
雄二の発言:
そうなんだ。おサイフケータイ?
ケイコの発言:
そう。うわさの。
雄二の発言:
がま口にすっぽり入るらしいじゃないか。
ケイコの発言:
そういうのじゃないよ。
雄二の発言:
まあでも、来るところまで来たかって感じだよね。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
俺は、そんなあんまり機能いらねーなー。
ケイコの発言:
あ、シンプル派なんだ。「シンプルって美しい」のツーカー?
雄二の発言:
いや、ボーダフォンなんだけど。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
ボーダフォンなんだけど、ツーカーの気持ちが非常に分かる。
ケイコの発言:
ツーカーユーザじゃないなら説得力ないよ。
雄二の発言:
いや、分かる。ていうか俺もツーカーにしたいもの。
ケイコの発言:
そう。じゃあすればいい。
雄二の発言:
いや、あいつらは俺に言わせればまだ甘い。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
中途半端なんだよ。ツーカーは。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
シンプルになるなら、もっとどんどんシンプルになっていって欲しい。そしたら変える。
ケイコの発言:
十分シンプルじゃん、ツーカーって。通話とメールだけなんでしょ?
雄二の発言:
いや、まだ削れるね。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
メールだよ。
ケイコの発言:
メールは必要でしょ? 仕事とかでも使うんじゃないの。
雄二の発言:
あんな、何百文字も要らない。読むのに疲れる。
ケイコの発言:
ああー。
雄二の発言:
俺すっごい思うの。例えば、明日映画行こう、ってことだけを伝えるのに、何故、何故そんなに、文字数が必要なのか。
やっほー(はぁと)、げんきー? とか、要らないじゃん。要らない情報じゃん。くだらない情報のための下スクロールが非常に疲れる。
ケイコの発言:
まあ。確かに読むのめんどいときはある。
雄二の発言:
16文字でいい。
ケイコの発言:
Pメールじゃん!
雄二の発言:
アシタエイガイカナイ?
でいいじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。でもまあ通じるよね。
雄二の発言:
これでも11文字だぜ? あと5文字も使える。ひゃっほう!
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
アシタエイガイカナイトコロスヨ?
ケイコの発言:
無理やり16文字フルに使わなくていいんじゃない?
雄二の発言:
16文字、と限定されれば、人間は知恵でやりくりするんだよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
思い切って、3文字、とかにしてもいいよね。
ケイコの発言:
3文字!
雄二の発言:
エイガ
ケイコの発言:
イイヨ
雄二の発言:
ほら、通じる! 万歳!
ケイコの発言:
うん。通じる!
雄二の発言:
なんつーの、コミュニケーションの喜び、みたいなのが、ほら、倍増するというか。
ケイコの発言:
ああ、思っていたことがうまく伝わって嬉しい、というのはあるね。
雄二の発言:
バレー
ケイコの発言:
ガンバ
雄二の発言:
違うよ!
ケイコの発言:
あれ、日本女子バレーのことじゃないの。
雄二の発言:
シリコンバレーはもう終わったのか、と言いたかった。
ケイコの発言:
絶対通じない。
雄二の発言:
まあ。こんな感じでどんどんシンプルになっていくツーカー。
ケイコの発言:
ありえないけどね。
雄二の発言:
がんばってほしいなあ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まだ削れるところはないか、まだ削れるところはないか、みたいな感じで、社員が日々考えているからね。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
日々、若手から新しい意見が出ているよ。
ケイコの発言:
へー。
雄二の発言:
「#のボタンはあんまり使わないから要らないんじゃないか」とか。
ケイコの発言:
まあ。通話としては使わないね。
雄二の発言:
「アデランスのヘアチェックで使うから駄目だろう」ということでこれはボツになったんだけど。
ケイコの発言:
そこは配慮するんだ。
雄二の発言:
「逆に、7とか思い切って取っちゃっても、意外と困らないんじゃないか」とか。
ケイコの発言:
絶対困るよ。
雄二の発言:
意外にいけそうじゃない?10個のうち1個使えないだけだよ?
ケイコの発言:
ていうか、#削るのは無しで7はどうでもいいというのが分からない。
雄二の発言:
「いっそのこと通話機能を取ってしまって、ただの時計にしてしまったらどうだろう」とか。
ケイコの発言:
ないない。
雄二の発言:
「そのかわり、時計にいっぱい機能を盛り込もうぜ! 競合他社と差別化を計るんだ!」「オー!」
ケイコの発言:
すでに業種が変わってるじゃない。
雄二の発言:
風の中のすーばるー
ケイコの発言:
ああ、うん。そんな感じだね。
雄二の発言:
「世界の時間がわかるようにしよう!」
「ストップウォッチ機能をつけたらどうだろう!」
「タイマー機能!」
「計算機能!」
「占い機能!」
社員たちの独創的なアイデアが、花開いた。
ケイコの発言:
小学生でも思いつきそうだよ。
雄二の発言:
結局、なんか、Gショックとか、セイコーとかの隣りに置かれだしてね。
ケイコの発言:
既に時計だね。
雄二の発言:
あ、でも、3文字メールは健在だから。
ケイコの発言:
それはできるんだ。
雄二の発言:
で、Gショック陣営が今度はなんかむきになっちゃってね。「今日から、GショックはGメールが使えます」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
Gメールは、1文字しか送れない。
ケイコの発言:
1文字はさすがに使えないよね。
雄二の発言:
その代わり、トンパ文字が使える。
ケイコの発言:
それは、いいの?
雄二の発言:
いいよ。表意文字は便利だ。
ケイコの発言:
どんな風に。
雄二の発言:
例えば漢民族、というのを1文字で表せるからね。Pメールには絶対マネできない。
ケイコの発言:
いつ使うの、漢民族。
雄二の発言:
なんか、漢民族が攻めてきたときとかに使うんじゃないの?
ケイコの発言:
なげやりだなあ。
雄二の発言:
漢民族だけじゃないよ。ペー族とか、納西族とか、周りの民族は大抵一文字で表せる。
ケイコの発言:
使う機会無いから!
雄二の発言:
まあ、こんな感じで、シンプルの先には素晴らしい未来が待っているよ。
ケイコの発言:
待ってないよ。
雄二の発言:
ネルヨ
ケイコの発言:
オヤス
雄二の発言:
あ、今度から俺らも3文字で喋ろうか。
ケイコの発言:
嫌だよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ネルヨ
ケイコの発言:
オヤス
雄二の発言:
そこは乗るんだ。
ケイコの発言:
マアネ
雄二の発言:
オヤス
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
携帯かえたよ。
雄二の発言:
そうなんだ。おサイフケータイ?
ケイコの発言:
そう。うわさの。
雄二の発言:
がま口にすっぽり入るらしいじゃないか。
ケイコの発言:
そういうのじゃないよ。
雄二の発言:
まあでも、来るところまで来たかって感じだよね。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
俺は、そんなあんまり機能いらねーなー。
ケイコの発言:
あ、シンプル派なんだ。「シンプルって美しい」のツーカー?
雄二の発言:
いや、ボーダフォンなんだけど。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
ボーダフォンなんだけど、ツーカーの気持ちが非常に分かる。
ケイコの発言:
ツーカーユーザじゃないなら説得力ないよ。
雄二の発言:
いや、分かる。ていうか俺もツーカーにしたいもの。
ケイコの発言:
そう。じゃあすればいい。
雄二の発言:
いや、あいつらは俺に言わせればまだ甘い。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
中途半端なんだよ。ツーカーは。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
シンプルになるなら、もっとどんどんシンプルになっていって欲しい。そしたら変える。
ケイコの発言:
十分シンプルじゃん、ツーカーって。通話とメールだけなんでしょ?
雄二の発言:
いや、まだ削れるね。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
メールだよ。
ケイコの発言:
メールは必要でしょ? 仕事とかでも使うんじゃないの。
雄二の発言:
あんな、何百文字も要らない。読むのに疲れる。
ケイコの発言:
ああー。
雄二の発言:
俺すっごい思うの。例えば、明日映画行こう、ってことだけを伝えるのに、何故、何故そんなに、文字数が必要なのか。
やっほー(はぁと)、げんきー? とか、要らないじゃん。要らない情報じゃん。くだらない情報のための下スクロールが非常に疲れる。
ケイコの発言:
まあ。確かに読むのめんどいときはある。
雄二の発言:
16文字でいい。
ケイコの発言:
Pメールじゃん!
雄二の発言:
アシタエイガイカナイ?
でいいじゃないか。
ケイコの発言:
うーん。でもまあ通じるよね。
雄二の発言:
これでも11文字だぜ? あと5文字も使える。ひゃっほう!
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
アシタエイガイカナイトコロスヨ?
ケイコの発言:
無理やり16文字フルに使わなくていいんじゃない?
雄二の発言:
16文字、と限定されれば、人間は知恵でやりくりするんだよ。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
思い切って、3文字、とかにしてもいいよね。
ケイコの発言:
3文字!
雄二の発言:
エイガ
ケイコの発言:
イイヨ
雄二の発言:
ほら、通じる! 万歳!
ケイコの発言:
うん。通じる!
雄二の発言:
なんつーの、コミュニケーションの喜び、みたいなのが、ほら、倍増するというか。
ケイコの発言:
ああ、思っていたことがうまく伝わって嬉しい、というのはあるね。
雄二の発言:
バレー
ケイコの発言:
ガンバ
雄二の発言:
違うよ!
ケイコの発言:
あれ、日本女子バレーのことじゃないの。
雄二の発言:
シリコンバレーはもう終わったのか、と言いたかった。
ケイコの発言:
絶対通じない。
雄二の発言:
まあ。こんな感じでどんどんシンプルになっていくツーカー。
ケイコの発言:
ありえないけどね。
雄二の発言:
がんばってほしいなあ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
まだ削れるところはないか、まだ削れるところはないか、みたいな感じで、社員が日々考えているからね。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
日々、若手から新しい意見が出ているよ。
ケイコの発言:
へー。
雄二の発言:
「#のボタンはあんまり使わないから要らないんじゃないか」とか。
ケイコの発言:
まあ。通話としては使わないね。
雄二の発言:
「アデランスのヘアチェックで使うから駄目だろう」ということでこれはボツになったんだけど。
ケイコの発言:
そこは配慮するんだ。
雄二の発言:
「逆に、7とか思い切って取っちゃっても、意外と困らないんじゃないか」とか。
ケイコの発言:
絶対困るよ。
雄二の発言:
意外にいけそうじゃない?10個のうち1個使えないだけだよ?
ケイコの発言:
ていうか、#削るのは無しで7はどうでもいいというのが分からない。
雄二の発言:
「いっそのこと通話機能を取ってしまって、ただの時計にしてしまったらどうだろう」とか。
ケイコの発言:
ないない。
雄二の発言:
「そのかわり、時計にいっぱい機能を盛り込もうぜ! 競合他社と差別化を計るんだ!」「オー!」
ケイコの発言:
すでに業種が変わってるじゃない。
雄二の発言:
風の中のすーばるー
ケイコの発言:
ああ、うん。そんな感じだね。
雄二の発言:
「世界の時間がわかるようにしよう!」
「ストップウォッチ機能をつけたらどうだろう!」
「タイマー機能!」
「計算機能!」
「占い機能!」
社員たちの独創的なアイデアが、花開いた。
ケイコの発言:
小学生でも思いつきそうだよ。
雄二の発言:
結局、なんか、Gショックとか、セイコーとかの隣りに置かれだしてね。
ケイコの発言:
既に時計だね。
雄二の発言:
あ、でも、3文字メールは健在だから。
ケイコの発言:
それはできるんだ。
雄二の発言:
で、Gショック陣営が今度はなんかむきになっちゃってね。「今日から、GショックはGメールが使えます」みたいな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
Gメールは、1文字しか送れない。
ケイコの発言:
1文字はさすがに使えないよね。
雄二の発言:
その代わり、トンパ文字が使える。
ケイコの発言:
それは、いいの?
雄二の発言:
いいよ。表意文字は便利だ。
ケイコの発言:
どんな風に。
雄二の発言:
例えば漢民族、というのを1文字で表せるからね。Pメールには絶対マネできない。
ケイコの発言:
いつ使うの、漢民族。
雄二の発言:
なんか、漢民族が攻めてきたときとかに使うんじゃないの?
ケイコの発言:
なげやりだなあ。
雄二の発言:
漢民族だけじゃないよ。ペー族とか、納西族とか、周りの民族は大抵一文字で表せる。
ケイコの発言:
使う機会無いから!
雄二の発言:
まあ、こんな感じで、シンプルの先には素晴らしい未来が待っているよ。
ケイコの発言:
待ってないよ。
雄二の発言:
ネルヨ
ケイコの発言:
オヤス
雄二の発言:
あ、今度から俺らも3文字で喋ろうか。
ケイコの発言:
嫌だよ。
雄二の発言:
あそう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ネルヨ
ケイコの発言:
オヤス
雄二の発言:
そこは乗るんだ。
ケイコの発言:
マアネ
雄二の発言:
オヤス
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
コンクラーベがね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
コンクラーベ。
ケイコの発言:
意味わかってんの?
雄二の発言:
分かってるよ。ローマ法王を決めるんだろ?
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どうしようね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
選ばれたら。
ケイコの発言:
誰が。
雄二の発言:
俺が。
ケイコの発言:
は?
雄二の発言:
俺が選ばれたら、どうしよう。
ケイコの発言:
枢機卿のなかから選ばれるんだよ?
雄二の発言:
もし、ってことがあるじゃん。なんかの加減で。
ケイコの発言:
ないよ。
雄二の発言:
なんか、全然決まんねーし、どうする? タウンページ適当に開いて出た奴にしない? みたいな。
ケイコの発言:
タウンページ。
雄二の発言:
iタウンページ。
ケイコの発言:
何タウンページでもいいよ。
雄二の発言:
で、何か知らんけどうちの電話が鳴ってさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「おめでとうございます」みたいなことを言うわけよ、向こうは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、俺は、なんか、懸賞詐欺の新しいパターンだと思って、はじめ、冷たく切ったりしてね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ほら、俺、そういうのはすごい敏感だから、ガツンと言うよ。「しつこいなお前。火あぶりにするぞ!」
ケイコの発言:
ちょっと、法王気分になってるじゃない。
雄二の発言:
で、何回も切られるから、向こうも、手を考えてきてね。「今法王になると、プラズマテレビが貰えますよ」
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「え、まじで? えー、どうしよ」
ケイコの発言:
思いっきり、ハマってるじゃん。
雄二の発言:
プラズマテレビ欲しいじゃない。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
プラズマテレビでとくダネ見たい。
ケイコの発言:
もっとプラズマの画質が生かされるものを見なよ。
雄二の発言:
はなまるマーケットのこと?
ケイコの発言:
違うよ。
雄二の発言:
まあいいんだけど。
ケイコの発言:
あ、でもさ、なんか枢機卿って日本にも居るんでしょ。
雄二の発言:
居るらしいね。2人。
ケイコの発言:
もしかしたら、日本人が法王になるかもしれないよね。
雄二の発言:
まあでもさー、その2人テレビで見たけどさあ、けっこう金持ってそうな格好してたよ?
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
プラズマテレビくらい持ってるんじゃないの?
ケイコの発言:
全員がプラズマテレビに釣られて引き受けるわけじゃないよ。
雄二の発言:
あ、でも、書斎にもう一台とか、あったらあったで困らないよね。
ケイコの発言:
聞いてないでしょ。人の話。
雄二の発言:
オークションとかで売ってもいいしね、別に。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
で、オークションに「新品!」とか言って出品してみたものの、「なぜ新品なのに売るんですか?」みたいな、ちょっと疑ってるぞ、みたいな質問が書き込まれたりね。
ケイコの発言:
ああ。完全に疑われてるね。最近詐欺多いから。
雄二の発言:
で、返答するんだけど、「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので」とか、ちょっと嫌味っぽく書いちゃったり。
ケイコの発言:
もっと大きい、とか、要らない情報だよね。
雄二の発言:
「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので。アーメン」とか、ちょっといつもの癖が出ちゃったり。
ケイコの発言:
癖なの?
雄二の発言:
で、こいつ何なんだろう、みたいな感じで、出品者の売買の履歴見たら、なんか、児童ポルノばっかり買っててね。
ケイコの発言:
わあ! 例の婦女暴行牧師じゃん!
雄二の発言:
でも、あれなの。評価はすごい良いの。「迅速な対応ありがとうございました」とか、「スムーズな取引ができました。ありがとうございました」とか。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
いい人だよ。しっかりしてる。
ケイコの発言:
いい人というか。最低限でしょ。
雄二の発言:
でもさあ、全然話かわるけどさあ、"大変良い"が1500とかあると、なんか、すごい良い人のように見えるよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だって、「あなたは大変良い」と1500人に言われたんだよ。すごい。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
一見、空海レベルのすごい徳を積んでる、みたいな錯覚に陥る。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
"大変良い"のカウントが尋常じゃない人を見ると、"大変良い"を増やすのが人生の目標になっちゃってるんじゃないか、とちょっと心配になる。
ケイコの発言:
いや、商売でやってたりしたら普通にそのくらいになるでしょ。
雄二の発言:
まあ、いいんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでも、良い人か悪い人か、すばやく判断するには、上手い方法だと思うんだよ。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
今度の法王は、"大変良い"が一番多い人にする、みたいなことにならないかな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
なんか、枢機卿達が、ものすっごい勢いでネットオークションはじめるの。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
「送料こちらで持ちます」「不具合あったらいつでも返品OKです」みたいな、過剰なサービスしたり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
IDをHOUOUで登録しちゃったり。
ケイコの発言:
気が早いね。
雄二の発言:
でも、HOUOUは全然関係ない一般人に取られちゃってて、結局HOUOU2005みたいなやつになっちゃって。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
でも、いまさらはじめたところで、あのエロ牧師がダントツで優勝しちゃうんだけどね。
ケイコの発言:
結局そうなるんだ。
雄二の発言:
ねるかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
コンクラーベがね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
コンクラーベ。
ケイコの発言:
意味わかってんの?
雄二の発言:
分かってるよ。ローマ法王を決めるんだろ?
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
どうしようね。
ケイコの発言:
何が。
雄二の発言:
選ばれたら。
ケイコの発言:
誰が。
雄二の発言:
俺が。
ケイコの発言:
は?
雄二の発言:
俺が選ばれたら、どうしよう。
ケイコの発言:
枢機卿のなかから選ばれるんだよ?
雄二の発言:
もし、ってことがあるじゃん。なんかの加減で。
ケイコの発言:
ないよ。
雄二の発言:
なんか、全然決まんねーし、どうする? タウンページ適当に開いて出た奴にしない? みたいな。
ケイコの発言:
タウンページ。
雄二の発言:
iタウンページ。
ケイコの発言:
何タウンページでもいいよ。
雄二の発言:
で、何か知らんけどうちの電話が鳴ってさあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
「おめでとうございます」みたいなことを言うわけよ、向こうは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、俺は、なんか、懸賞詐欺の新しいパターンだと思って、はじめ、冷たく切ったりしてね。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ほら、俺、そういうのはすごい敏感だから、ガツンと言うよ。「しつこいなお前。火あぶりにするぞ!」
ケイコの発言:
ちょっと、法王気分になってるじゃない。
雄二の発言:
で、何回も切られるから、向こうも、手を考えてきてね。「今法王になると、プラズマテレビが貰えますよ」
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「え、まじで? えー、どうしよ」
ケイコの発言:
思いっきり、ハマってるじゃん。
雄二の発言:
プラズマテレビ欲しいじゃない。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
プラズマテレビでとくダネ見たい。
ケイコの発言:
もっとプラズマの画質が生かされるものを見なよ。
雄二の発言:
はなまるマーケットのこと?
ケイコの発言:
違うよ。
雄二の発言:
まあいいんだけど。
ケイコの発言:
あ、でもさ、なんか枢機卿って日本にも居るんでしょ。
雄二の発言:
居るらしいね。2人。
ケイコの発言:
もしかしたら、日本人が法王になるかもしれないよね。
雄二の発言:
まあでもさー、その2人テレビで見たけどさあ、けっこう金持ってそうな格好してたよ?
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
プラズマテレビくらい持ってるんじゃないの?
ケイコの発言:
全員がプラズマテレビに釣られて引き受けるわけじゃないよ。
雄二の発言:
あ、でも、書斎にもう一台とか、あったらあったで困らないよね。
ケイコの発言:
聞いてないでしょ。人の話。
雄二の発言:
オークションとかで売ってもいいしね、別に。
ケイコの発言:
まあ。うん。
雄二の発言:
で、オークションに「新品!」とか言って出品してみたものの、「なぜ新品なのに売るんですか?」みたいな、ちょっと疑ってるぞ、みたいな質問が書き込まれたりね。
ケイコの発言:
ああ。完全に疑われてるね。最近詐欺多いから。
雄二の発言:
で、返答するんだけど、「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので」とか、ちょっと嫌味っぽく書いちゃったり。
ケイコの発言:
もっと大きい、とか、要らない情報だよね。
雄二の発言:
「懸賞で当たったのですが、家には既にもっと大きいのが1台あるので。アーメン」とか、ちょっといつもの癖が出ちゃったり。
ケイコの発言:
癖なの?
雄二の発言:
で、こいつ何なんだろう、みたいな感じで、出品者の売買の履歴見たら、なんか、児童ポルノばっかり買っててね。
ケイコの発言:
わあ! 例の婦女暴行牧師じゃん!
雄二の発言:
でも、あれなの。評価はすごい良いの。「迅速な対応ありがとうございました」とか、「スムーズな取引ができました。ありがとうございました」とか。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
いい人だよ。しっかりしてる。
ケイコの発言:
いい人というか。最低限でしょ。
雄二の発言:
でもさあ、全然話かわるけどさあ、"大変良い"が1500とかあると、なんか、すごい良い人のように見えるよね。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
だって、「あなたは大変良い」と1500人に言われたんだよ。すごい。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
一見、空海レベルのすごい徳を積んでる、みたいな錯覚に陥る。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
"大変良い"のカウントが尋常じゃない人を見ると、"大変良い"を増やすのが人生の目標になっちゃってるんじゃないか、とちょっと心配になる。
ケイコの発言:
いや、商売でやってたりしたら普通にそのくらいになるでしょ。
雄二の発言:
まあ、いいんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあでも、良い人か悪い人か、すばやく判断するには、上手い方法だと思うんだよ。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
今度の法王は、"大変良い"が一番多い人にする、みたいなことにならないかな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
なんか、枢機卿達が、ものすっごい勢いでネットオークションはじめるの。
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
「送料こちらで持ちます」「不具合あったらいつでも返品OKです」みたいな、過剰なサービスしたり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
IDをHOUOUで登録しちゃったり。
ケイコの発言:
気が早いね。
雄二の発言:
でも、HOUOUは全然関係ない一般人に取られちゃってて、結局HOUOU2005みたいなやつになっちゃって。
ケイコの発言:
ああ。
雄二の発言:
でも、いまさらはじめたところで、あのエロ牧師がダントツで優勝しちゃうんだけどね。
ケイコの発言:
結局そうなるんだ。
雄二の発言:
ねるかな。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんなのも書いたよ。
女の子と、デートに着てきてほしい服の話になった。
e の発言:
え、じゃあさ、こう、男がデートに着て欲しい服デザインしてよ
y の手書きメッセージ:
e の発言:
わー
e の発言:
着て欲しいんだ
y の手書きメッセージ:
e の発言:
えー!なにそれ!
e の発言:
きぐるみの尻尾部分?
y の発言:
うん
e の発言:
きぐるみはきたいけど
y の手書きメッセージ:
e の発言:
おふろ?
y の発言:
ラーメン
e の発言:
なんで?
e の発言:
着るっていうか
y の手書きメッセージ:
e の発言:
え、もう服とかじゃないよね
y の発言:
お釈迦様の手のひらの上では何を着ても無意味だ。
y の手書きメッセージ:
e の発言:
これはちょとかわいい
y の手書きメッセージ:
e の発言:
て、えー!
e の発言:
雷になったー!!!
y の発言:
自然のきぐるみあたらしくね?
e の発言:
新しいね
e の発言:
雷はびっくりした
y の発言:
発見があった。
y の発言:
今日は発見があった。
e の発言:
え、じゃあさ、こう、男がデートに着て欲しい服デザインしてよ
y の手書きメッセージ:
e の発言:
わー
e の発言:
着て欲しいんだ
y の手書きメッセージ:
e の発言:
えー!なにそれ!
e の発言:
きぐるみの尻尾部分?
y の発言:
うん
e の発言:
きぐるみはきたいけど
y の手書きメッセージ:
e の発言:
おふろ?
y の発言:
ラーメン
e の発言:
なんで?
e の発言:
着るっていうか
y の手書きメッセージ:
e の発言:
え、もう服とかじゃないよね
y の発言:
お釈迦様の手のひらの上では何を着ても無意味だ。
y の手書きメッセージ:
e の発言:
これはちょとかわいい
y の手書きメッセージ:
e の発言:
て、えー!
e の発言:
雷になったー!!!
y の発言:
自然のきぐるみあたらしくね?
e の発言:
新しいね
e の発言:
雷はびっくりした
y の発言:
発見があった。
y の発言:
今日は発見があった。