京急に仲木戸という駅があります。
前の会社のとき、京急に乗ってたのですが、仲木戸はどうも納得のいかない駅でした。
あのー、並びがね、
なんですよ。
あのー、横浜とか神奈川とか、なんか、神奈川県を代表するような名前じゃないですか。
仲木戸はなんだよ。すげえ空気読めてない。そこ? そこに入る勇気! いやー。俺はできないよ。そこに入って両隣と仲良くする自信ないよ。どうすんのそれ。
いやー、無理して人気者グループに入らなくてもさあ、戸部とか鶴見とかと遊べばいいじゃん。
例えば4人で学校から帰ることとかあるじゃん。仲木戸は絶対3人のランドセル持たされてるもん。
でさあ、仲木戸の歩いてすぐのところに、京急じゃない線の、JR京浜東北に、東神奈川っていう駅があるんですね。
こんな感じになっている。
いやー。そしたらさー、仲木戸じゃなくて、東神奈川だろー。
こっちのほうが全然きれい。
ぼくのかんがえた京急。
いやー、絶対こうだろ。
で、なんでこうなったのか一生懸命考えたんですけど、多分、これは、事故ですね。
なんか「4人でグループ作って」って先生に言われたときに、たまったま仲木戸が近くを通りかかったんだろうね。で、横浜は、東神奈川のこと手招きして呼んだんだけど、仲木戸が、自分のことだと勘違いしちゃって近づいてきちゃって。
そのうち、先生が「決まったらすわれー」みたいなこと言うもんだから、みんな、頭にはてなマークが浮かんだまま座っちゃって。近づいてきた東神奈川も、「あっれ!」みたいな。
多分、まあ、3日目くらいで、「あー、ポジションどり間違えたー!」って仲木戸も思ってるんだけど、もう、なんだろ、なかなか席替えとかできないですからね駅。重いし。
このまま、もやもやとあんまり仲良く無い子らと一緒に居なければならない仲木戸のことを思うと、どんなことも頑張れる気がするんだわ。
前の会社のとき、京急に乗ってたのですが、仲木戸はどうも納得のいかない駅でした。
あのー、並びがね、
なんですよ。
あのー、横浜とか神奈川とか、なんか、神奈川県を代表するような名前じゃないですか。
仲木戸はなんだよ。すげえ空気読めてない。そこ? そこに入る勇気! いやー。俺はできないよ。そこに入って両隣と仲良くする自信ないよ。どうすんのそれ。
いやー、無理して人気者グループに入らなくてもさあ、戸部とか鶴見とかと遊べばいいじゃん。
例えば4人で学校から帰ることとかあるじゃん。仲木戸は絶対3人のランドセル持たされてるもん。
でさあ、仲木戸の歩いてすぐのところに、京急じゃない線の、JR京浜東北に、東神奈川っていう駅があるんですね。
こんな感じになっている。
いやー。そしたらさー、仲木戸じゃなくて、東神奈川だろー。
こっちのほうが全然きれい。
ぼくのかんがえた京急。
いやー、絶対こうだろ。
で、なんでこうなったのか一生懸命考えたんですけど、多分、これは、事故ですね。
なんか「4人でグループ作って」って先生に言われたときに、たまったま仲木戸が近くを通りかかったんだろうね。で、横浜は、東神奈川のこと手招きして呼んだんだけど、仲木戸が、自分のことだと勘違いしちゃって近づいてきちゃって。
そのうち、先生が「決まったらすわれー」みたいなこと言うもんだから、みんな、頭にはてなマークが浮かんだまま座っちゃって。近づいてきた東神奈川も、「あっれ!」みたいな。
多分、まあ、3日目くらいで、「あー、ポジションどり間違えたー!」って仲木戸も思ってるんだけど、もう、なんだろ、なかなか席替えとかできないですからね駅。重いし。
このまま、もやもやとあんまり仲良く無い子らと一緒に居なければならない仲木戸のことを思うと、どんなことも頑張れる気がするんだわ。
こんなのも書いたよ。
嫁が気に入っていたクレープ屋が無くなっていた。
横浜に行ったら必ずと言っていいくらい寄っていたクレープ屋へ行ったら、トイレになってた。
そのときの嫁の悲しそうな顔。
いやあ、しかし、すごいよ。クレープ屋がトイレですからね。
クレープ屋もよくその話を承諾したな。
「ここにトイレを作りたいので立ち退いてください」
いやまあ。3月末で場所の契約切れだったから、とかあるんでしょうけども、あるんでしょうけども、まあまあ人入ってたし、あれだ。元締め側が、契約更新させなかったんだよ。
まあ今考えるとその兆候はあって、あのー、そのあたりが、イタリアン料理のお店を集めました、みたいな地下通りで。
いや正確には(俺もそのあたりに昔住んでたので記憶に間違いが無ければ)だんだんそうなってきていた。最初は、アジア家具のお店とかもあった気がする。だんだん、イタリアン街でーす、みたいなノリになってきて、いつのまにか壁とか床とか完全にイタリアを意識してる感じになってたんだけど、あのー、今考えると、そうだ。だんだん、無くなっていった。
そして、あのクレープ屋が最後のアンチ・イタリアンだったのだ。
もしかしたら、裏で、閉店を迫る様々な嫌がらせを受けていたのかもしれない。
イタリアマフィアからの脅し。
夜道で、茹でる前のパスタで後ろから頭をパシーンって叩かれる。
お風呂上がって、床を踏んでイテテテってなったら、茹でる前のあの変な形のパスタがまき散らされている。
まあ、イタリアのイメージがこの程度なので、このくらいしか思いつかないんだけども、逆にこれ以外のことをされていたら、イタリアにちなんでいることにおそらく気づかないんだけども、まあ、いろいろな苦労があったのかもしれない。
お疲れ様でした。
トイレになっても、俺たちはあそこにクレープ屋があったことを忘れない。何てクレープ屋だったかは忘れた。
横浜に行ったら必ずと言っていいくらい寄っていたクレープ屋へ行ったら、トイレになってた。
そのときの嫁の悲しそうな顔。
いやあ、しかし、すごいよ。クレープ屋がトイレですからね。
クレープ屋もよくその話を承諾したな。
「ここにトイレを作りたいので立ち退いてください」
いやまあ。3月末で場所の契約切れだったから、とかあるんでしょうけども、あるんでしょうけども、まあまあ人入ってたし、あれだ。元締め側が、契約更新させなかったんだよ。
まあ今考えるとその兆候はあって、あのー、そのあたりが、イタリアン料理のお店を集めました、みたいな地下通りで。
いや正確には(俺もそのあたりに昔住んでたので記憶に間違いが無ければ)だんだんそうなってきていた。最初は、アジア家具のお店とかもあった気がする。だんだん、イタリアン街でーす、みたいなノリになってきて、いつのまにか壁とか床とか完全にイタリアを意識してる感じになってたんだけど、あのー、今考えると、そうだ。だんだん、無くなっていった。
そして、あのクレープ屋が最後のアンチ・イタリアンだったのだ。
もしかしたら、裏で、閉店を迫る様々な嫌がらせを受けていたのかもしれない。
イタリアマフィアからの脅し。
夜道で、茹でる前のパスタで後ろから頭をパシーンって叩かれる。
お風呂上がって、床を踏んでイテテテってなったら、茹でる前のあの変な形のパスタがまき散らされている。
まあ、イタリアのイメージがこの程度なので、このくらいしか思いつかないんだけども、逆にこれ以外のことをされていたら、イタリアにちなんでいることにおそらく気づかないんだけども、まあ、いろいろな苦労があったのかもしれない。
お疲れ様でした。
トイレになっても、俺たちはあそこにクレープ屋があったことを忘れない。何てクレープ屋だったかは忘れた。
こんなのも書いたよ。
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