いろんな会社におじゃますることがあるんだけど、会社会社の口ぐせみたいなのがあってすっごい面白い。
ある会社の人たちは、なんか、ハトみたいな感じで首と胸を前後にゆらしながら「ほうほうほう……」ってやる。
こっちが説明していると、マネージャーが「ほうほうほう……」ってやってきたので、面白い癖だなあ、と思っていたら、逆サイドに居たチーフマネージャーも「ほうほうほう……」とやってきた。
出所はチーフマネージャーか。
なんかそういうキャッチーな癖みたいなのって、知らず知らずのうちに浸透してくんだよね。
多分部内では気づかないんだろうけど、俺みたいな部外者から見ると、ものすっごい気になる。
いやーなんか、こういうのって今も昔も変わらないんだなあ、と思う。
部族のしきたりとかって、こういうとこから生まれるんじゃないの。
古代も、現代も、こういう生活が折り重なっていくうちにだんだん浮き彫りになっていったものがしきたりで、文化で、伝統で。
世が世なら、このまま「ほうほうほう……」が宗教に発展していたかもしれない。
シャーマンが「ほうほうほう……」と胸と首を揺らしながら企画書を読み上げ、村の衆が呼応して「ほうほうほう……」「ほうほうほう……」
この儀式は三日三晩続き、最後は企画書をシュレッダーにかけて終わる。
村人たちはシュレッダーの切れ端を持ち帰り、歳の数だけ食べる。
何の話でしたっけ。
あ、そう。別の会社では、「あーーーーーえーーーーーーあそっかー」って言う。みーんな言う。なにその溜め。なーーーーーーにーーーーーーその溜め。
音声データにした場合、この溜めの分をギュッと縮めると3分の1くらいになるんじゃなかろうか。
あ、で、最初の会社の話に戻すと、この前社長さん(直接お会いしたことはない)と電話でお話することがありまして。
俺「いつも◯◯さんの部署とやらせていただいておりまして」
社長「ほうほうほう……」
社長だったー! 電話だけど浮かぶー!
ある会社の人たちは、なんか、ハトみたいな感じで首と胸を前後にゆらしながら「ほうほうほう……」ってやる。
こっちが説明していると、マネージャーが「ほうほうほう……」ってやってきたので、面白い癖だなあ、と思っていたら、逆サイドに居たチーフマネージャーも「ほうほうほう……」とやってきた。
出所はチーフマネージャーか。
なんかそういうキャッチーな癖みたいなのって、知らず知らずのうちに浸透してくんだよね。
多分部内では気づかないんだろうけど、俺みたいな部外者から見ると、ものすっごい気になる。
いやーなんか、こういうのって今も昔も変わらないんだなあ、と思う。
部族のしきたりとかって、こういうとこから生まれるんじゃないの。
古代も、現代も、こういう生活が折り重なっていくうちにだんだん浮き彫りになっていったものがしきたりで、文化で、伝統で。
世が世なら、このまま「ほうほうほう……」が宗教に発展していたかもしれない。
シャーマンが「ほうほうほう……」と胸と首を揺らしながら企画書を読み上げ、村の衆が呼応して「ほうほうほう……」「ほうほうほう……」
この儀式は三日三晩続き、最後は企画書をシュレッダーにかけて終わる。
村人たちはシュレッダーの切れ端を持ち帰り、歳の数だけ食べる。
何の話でしたっけ。
あ、そう。別の会社では、「あーーーーーえーーーーーーあそっかー」って言う。みーんな言う。なにその溜め。なーーーーーーにーーーーーーその溜め。
音声データにした場合、この溜めの分をギュッと縮めると3分の1くらいになるんじゃなかろうか。
あ、で、最初の会社の話に戻すと、この前社長さん(直接お会いしたことはない)と電話でお話することがありまして。
俺「いつも◯◯さんの部署とやらせていただいておりまして」
社長「ほうほうほう……」
社長だったー! 電話だけど浮かぶー!
名言が出る直前というのは、一瞬風が止むような、独特の静けさがあるように思う。
この瞬間、僕らのドキドキは最高潮に達する。
一番最初の会社で、チーム内の連絡にフリーのメーリングリストを利用していました。
今考えるとどうかと思うんだけどね。セキュリティ的に。
あと、今となってはいろいろツールが充実してるから、メールで作業進捗を報告しあうってなかなか無いと思うんだけど、まあ、それは置いておいて、そう、なんだろ、当時はね、この部分の設計展開します、だことの、ドキュメント間に合わないから手伝ってくださいー、だことの、そういうのをメーリングリストで共有してました。
議事録もメーリングリストで共有していました。
議事録をまとめるのは新人の俺の役割でした。何言ってんのかほっとんど分からなかったけど、主任に細かいダメ出しをされながら書いてた。
分からないものは書けないので、そのうち分かるようになる。これはホントで、新人が議事録をまとめるってのはほんと理にかなっている。
で、この主任。
技術的にはどうやらものすごいらしく、1聞くと100返ってきた。10じゃなくて、100返ってきた。当時はただただ混乱のもとだったけど。
もうすぐ当時の主任の年齢の年だけど、今の俺で敵うだろうか。いやー、もっと先に行ってた気がする。
いやなんかね、種族として多分違うんだって。毎日最後まで残ってるくせに、何故かクイズ番組や歌番組、そしてアニメを全部チェックしている。いつ寝てんだ。
ちょっとオタク属性ではあって、変なところもあるんだけど、何pediaだってくらい何でも知ってる。で、ずっとなんか喋ってる。単純に今まで見たことのないタイプだったので、羨望の眼差しで見ていました(※その後、システム屋さんにはわりと居る人種だと知りましたが)。
ある日、うちのチームが、課長直轄のプロジェクトチームになりました。
課長がプロジェクトリーダーになったんだけど、そうは言っても、課長も忙しいので、プロジェクトの中身まで見れるわけがない。
そこで、新たに議事録専用のメーリングリストをこしらえて、俺の毎日の議事録だけ、共有事項として課長に転送することになりました。送信するのは俺だけで、他の人+課長は読むだけ、みたいな感じで運用していました。
で、何日か送っていたんですけど、ある日、俺だけ出すはずの議事録メーリングリストに、課長がメールを出してました。
俺宛でした。
「会社のメールなので、宣伝を掲載するのはやめなさい。副業は禁止している。」
おわわわわ? おわわわわわわ?
何。何が何が? 何で何で?
すっごい考えたあげく、ああ、これだ、と。
あのー、フリーのメーリングリストを使ってるので、あの、メールの最後にさあ、広告つくんですよ。
その時は、なんか健康に良いきのこの広告が載ってました。
えー、すっごいびっくりだよ。俺、課長に、きのこの宣伝をいちいち自分の署名に入れてると思われてんのかー。
で、当たり前ですけど、その課長からのメールの最後にも、きのこの広告載ってるんですよ。
まあ、これで気づくだろ、と思って、続けざまに議事録を送ったのですが、
「宣伝を直ちにやめなさい」
ダメだったー!
しかもやっぱりきのこの広告ついてるー!
まあ、忙しい人なので、自分が出したメールなんか見てないんだろうな。
いやまあ、なんだろ、弁解すれば即納得なんだろうけど、気難しそうな課長と面倒なことになるのは嫌だ。
何これ、どう、やんわりと、気づかせればいいの? めんどくせえ!
主任に相談してみた。
「俺に任せておけ! こういうときは、一言で済ませるいい言葉がある」
風が止んだ。
マジすか! こ、これは名言が出る雰囲気! はやく、はやくちょうだい!
「オマエモナー」
主任は2ちゃんねらーでした。
この瞬間、僕らのドキドキは最高潮に達する。
一番最初の会社で、チーム内の連絡にフリーのメーリングリストを利用していました。
今考えるとどうかと思うんだけどね。セキュリティ的に。
あと、今となってはいろいろツールが充実してるから、メールで作業進捗を報告しあうってなかなか無いと思うんだけど、まあ、それは置いておいて、そう、なんだろ、当時はね、この部分の設計展開します、だことの、ドキュメント間に合わないから手伝ってくださいー、だことの、そういうのをメーリングリストで共有してました。
議事録もメーリングリストで共有していました。
議事録をまとめるのは新人の俺の役割でした。何言ってんのかほっとんど分からなかったけど、主任に細かいダメ出しをされながら書いてた。
分からないものは書けないので、そのうち分かるようになる。これはホントで、新人が議事録をまとめるってのはほんと理にかなっている。
で、この主任。
技術的にはどうやらものすごいらしく、1聞くと100返ってきた。10じゃなくて、100返ってきた。当時はただただ混乱のもとだったけど。
もうすぐ当時の主任の年齢の年だけど、今の俺で敵うだろうか。いやー、もっと先に行ってた気がする。
いやなんかね、種族として多分違うんだって。毎日最後まで残ってるくせに、何故かクイズ番組や歌番組、そしてアニメを全部チェックしている。いつ寝てんだ。
ちょっとオタク属性ではあって、変なところもあるんだけど、何pediaだってくらい何でも知ってる。で、ずっとなんか喋ってる。単純に今まで見たことのないタイプだったので、羨望の眼差しで見ていました(※その後、システム屋さんにはわりと居る人種だと知りましたが)。
ある日、うちのチームが、課長直轄のプロジェクトチームになりました。
課長がプロジェクトリーダーになったんだけど、そうは言っても、課長も忙しいので、プロジェクトの中身まで見れるわけがない。
そこで、新たに議事録専用のメーリングリストをこしらえて、俺の毎日の議事録だけ、共有事項として課長に転送することになりました。送信するのは俺だけで、他の人+課長は読むだけ、みたいな感じで運用していました。
で、何日か送っていたんですけど、ある日、俺だけ出すはずの議事録メーリングリストに、課長がメールを出してました。
俺宛でした。
「会社のメールなので、宣伝を掲載するのはやめなさい。副業は禁止している。」
おわわわわ? おわわわわわわ?
何。何が何が? 何で何で?
すっごい考えたあげく、ああ、これだ、と。
あのー、フリーのメーリングリストを使ってるので、あの、メールの最後にさあ、広告つくんですよ。
その時は、なんか健康に良いきのこの広告が載ってました。
えー、すっごいびっくりだよ。俺、課長に、きのこの宣伝をいちいち自分の署名に入れてると思われてんのかー。
で、当たり前ですけど、その課長からのメールの最後にも、きのこの広告載ってるんですよ。
まあ、これで気づくだろ、と思って、続けざまに議事録を送ったのですが、
「宣伝を直ちにやめなさい」
ダメだったー!
しかもやっぱりきのこの広告ついてるー!
まあ、忙しい人なので、自分が出したメールなんか見てないんだろうな。
いやまあ、なんだろ、弁解すれば即納得なんだろうけど、気難しそうな課長と面倒なことになるのは嫌だ。
何これ、どう、やんわりと、気づかせればいいの? めんどくせえ!
主任に相談してみた。
「俺に任せておけ! こういうときは、一言で済ませるいい言葉がある」
風が止んだ。
マジすか! こ、これは名言が出る雰囲気! はやく、はやくちょうだい!
「オマエモナー」
主任は2ちゃんねらーでした。
こんなのも書いたよ。
帝国データバンクという会社があって、ご存知のとおり、いろんな会社の情報を蓄積したり、(ある程度)調査してくれたりする。
で、ここのサイトでは、全国の会社を検索できるんだけど、この前、何気なく「あ」で検索したところ
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyNameAccord=1&companyName=%82%A0
こんなことになっている。
「あ」で押し切っている猛者が全国に4社もあることにびっくりする。
まあ、なんだろ、「あ」で始まる社名にするとタウンページの先頭に載るから有利、みたいな、今で言うSEOみたいな話が昔ありましたけども、「あ」だけで押し切るのはすごいぞ。
5個目もまあ、スルーはできない。
特質すべきは8個目の会社で、何かに返事をしている。
多分これの返事だと思う。
いろいろ探してみました。
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%A0%82%E8%82%AA%82%C6%82%A4&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
ありがとう
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%DC%82%BD%96%BE%93%FA&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
また明日
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%83%8F%83%93%83%8F%83%93&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
わんわん
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%83K%83I%81%5B&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
ガオー
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%8B%E0%8E%9D&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
金持ち
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%B3%82%C1%82%BF%82%E1%82%F1&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
さっちゃん
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%8Eo%96%85&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
姉妹
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%8F%CE%8A%E7%82%F0%82%DD%82%B9%82%C4&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
笑顔を見せて
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%D9%82%A2%82%DD&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
回復系
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%DF%82%E7&companyNameAccord=2&address_sikugun=&freeWord=
炎系
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%83h%83%8D%83%93&companyNameAccord=2&address_sikugun=&freeWord=
ドロン
いろんな会社がある。
なんかみんないろんな場所で頑張ってんだなー、とか、何故かちょっと目頭が熱くなったりした。
で、ここのサイトでは、全国の会社を検索できるんだけど、この前、何気なく「あ」で検索したところ
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyNameAccord=1&companyName=%82%A0
こんなことになっている。
「あ」で押し切っている猛者が全国に4社もあることにびっくりする。
まあ、なんだろ、「あ」で始まる社名にするとタウンページの先頭に載るから有利、みたいな、今で言うSEOみたいな話が昔ありましたけども、「あ」だけで押し切るのはすごいぞ。
5個目もまあ、スルーはできない。
特質すべきは8個目の会社で、何かに返事をしている。
多分これの返事だと思う。
いろいろ探してみました。
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%A0%82%E8%82%AA%82%C6%82%A4&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
ありがとう
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また明日
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わんわん
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ガオー
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金持ち
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さっちゃん
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%8Eo%96%85&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
姉妹
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%8F%CE%8A%E7%82%F0%82%DD%82%B9%82%C4&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
笑顔を見せて
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%D9%82%A2%82%DD&companyNameAccord=1&address_sikugun=&freeWord=
回復系
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%82%DF%82%E7&companyNameAccord=2&address_sikugun=&freeWord=
炎系
http://www.tdb.co.jp/service/u/1005.jsp?page_count=1&companyName=%83h%83%8D%83%93&companyNameAccord=2&address_sikugun=&freeWord=
ドロン
いろんな会社がある。
なんかみんないろんな場所で頑張ってんだなー、とか、何故かちょっと目頭が熱くなったりした。
こんなのも書いたよ。
ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
あー。
ケイコの発言:
久しぶり。
雄二の発言:
まあ、久しぶりではあるよね。
ケイコの発言:
何かあった?
雄二の発言:
何が。
ケイコの発言:
いや、なんか面白いこととか。
雄二の発言:
今日、会社へ行った。
ケイコの発言:
それは、面白いの?
雄二の発言:
面白いよー。カニ歩きで行った。
ケイコの発言:
へー。
雄二の発言:
かさかさ、かさかさかさ。おはようございまーす。かさかさ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そしたら、先輩はいもむしで出社してきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ごろんごろーん! とかいって、転がりながら。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
まだまだ先輩にはかなわないや。
ケイコの発言:
会社、楽しそうでいいね。
雄二の発言:
でしょー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
でも、そこに社長が象の真似しながら来るんだ。
ケイコの発言:
うわあ。
雄二の発言:
ぱおーん! ぱっおーん!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
鼻で、そこらへんの書類とかめちゃめちゃにしちゃうの。
ケイコの発言:
鼻というか手ね。
雄二の発言:
俺たちも、いもむしとカニで応戦するんだけど、破壊力が違う。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
ごろんごろーん! かさかさかさかさ。ぱおーん! ぱっおーん!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
いやあ、やっぱり社長はすごいや。あっはっはっは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ようし、昼飯にするか!
ケイコの発言:
え、午前中ずっとそれやってたの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
仕事しなよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
午後は午後で、続きをやるんだけどね。
ケイコの発言:
仕事は?
雄二の発言:
まあ、言ってみればそれが仕事かな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
文句でも?
ケイコの発言:
そういうの仕事って言わなくない?
雄二の発言:
赤ちゃんは、寝るのが仕事だよ。
ケイコの発言:
まあ。赤ちゃんはそれでいいけど。
雄二の発言:
俺たちは俺たちでめっちゃ頑張ってるよ。汗かくし。
ケイコの発言:
生産性が全然無いよね。
雄二の発言:
思い出が、残るよ。
ケイコの発言:
へえ。まあいいけど。
雄二の発言:
社長には脱帽だよ。この前はヤギに扮した社長に重要書類全部食べられちゃった。めー。
ケイコの発言:
仕事に支障は無いの?
雄二の発言:
無いと言えば嘘になるけど、背に腹は変えられないからなあ。めー。
ケイコの発言:
その会社辞めたほうがいいよ。
雄二の発言:
え、そうかな?
ケイコの発言:
そうだよ。だって頭使ってないもの。
雄二の発言:
馬鹿、何いってんの。明日何の動物で行くか、すげえ考えるよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
カニ歩きしながら、明日やる予定のらくだのことを考えているもの。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
好きな男に抱かれながらも、違う男の夢を見るもの。
ケイコの発言:
ジュディ・オングね。
雄二の発言:
ビジネスにおいて、常に一手先を考えておけ、という、社長の教えがそこにあると思うんだよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
身をもって、教えてくれているわけだ。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
社長のような、立派なビジネスマンになりたいと本気で思う。
ケイコの発言:
ビジネスマンであるかどうかは甚だ疑問だよ。
雄二の発言:
あと、社長はすげーやさしい。
ケイコの発言:
人の話聞いてないでしょ。
雄二の発言:
やさしい。
ケイコの発言:
どういう風に。
雄二の発言:
やっぱり俺とかぺーぺーだから、たくさん叱られるんだけど、
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
叱った数だけ、クッキーを焼いてくれるんだ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ?
ケイコの発言:
とても分かりやすいアメとムチだね。
雄二の発言:
社長の悪口を言うな!
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、でも、社長でもかなわない人が一人居るんだ。
ケイコの発言:
誰。
雄二の発言:
会長だよ。
ケイコの発言:
会長は、何で来るわけ?
雄二の発言:
チューリップだよ。
ケイコの発言:
え? 植物?
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
象のほうが破壊力抜群そうだけど。
雄二の発言:
はじめは、そうだったよ。ぱおーん、ぱっおーん! と、会長のノートパソコンを机からガタガターって叩き落す社長。
ケイコの発言:
ひどい。
雄二の発言:
多分、会長も、なんか、マジでちょっと怒ったんだろうね。「あー、もう、光合成してやんない」
ケイコの発言:
ん?
雄二の発言:
それを聞いた僕らは、一斉に、「うー。くるしいー。くるしいー」
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
いくら体は小さくても、酸素作成というコアな技術を握っている奴が、一番強い。俺は、身をもって会長から教わったよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
だから次の日、俺は、ブタクサで出社したんだ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そしたら先輩はシロツメクサで、社長はひまわりだった。
ケイコの発言:
植物ばっかり。
雄二の発言:
すんげー、動き無いよ。
ケイコの発言:
無いだろうね。
雄二の発言:
たまに、社長の向いてる方向が変わってるくらい。
ケイコの発言:
ひまわりだからね。
雄二の発言:
いくらコアな技術でも、みんな真似をしてしまったら、そこに価値は無くなってしまうんだ。ビジネスにおいても、それは同じ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
勉強、勉強の毎日さ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
がんばってね。
雄二の発言:
明日早いし、寝るよ。
ケイコの発言:
ああ、おやすみ。明日は何で行くの?
雄二の発言:
nokko
ケイコの発言:
のっこ?
雄二の発言:
のっこだよ。
ケイコの発言:
全然想像がつかないけど、がんばって。
雄二の発言:
うん。勝算はある。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんばんは。
雄二の発言:
あー。
ケイコの発言:
久しぶり。
雄二の発言:
まあ、久しぶりではあるよね。
ケイコの発言:
何かあった?
雄二の発言:
何が。
ケイコの発言:
いや、なんか面白いこととか。
雄二の発言:
今日、会社へ行った。
ケイコの発言:
それは、面白いの?
雄二の発言:
面白いよー。カニ歩きで行った。
ケイコの発言:
へー。
雄二の発言:
かさかさ、かさかさかさ。おはようございまーす。かさかさ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そしたら、先輩はいもむしで出社してきた。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ごろんごろーん! とかいって、転がりながら。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
まだまだ先輩にはかなわないや。
ケイコの発言:
会社、楽しそうでいいね。
雄二の発言:
でしょー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
でも、そこに社長が象の真似しながら来るんだ。
ケイコの発言:
うわあ。
雄二の発言:
ぱおーん! ぱっおーん!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
鼻で、そこらへんの書類とかめちゃめちゃにしちゃうの。
ケイコの発言:
鼻というか手ね。
雄二の発言:
俺たちも、いもむしとカニで応戦するんだけど、破壊力が違う。
ケイコの発言:
まあね。
雄二の発言:
ごろんごろーん! かさかさかさかさ。ぱおーん! ぱっおーん!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
いやあ、やっぱり社長はすごいや。あっはっはっは。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ようし、昼飯にするか!
ケイコの発言:
え、午前中ずっとそれやってたの?
雄二の発言:
そうだよ。
ケイコの発言:
仕事しなよ。
雄二の発言:
まあ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
午後は午後で、続きをやるんだけどね。
ケイコの発言:
仕事は?
雄二の発言:
まあ、言ってみればそれが仕事かな。
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
文句でも?
ケイコの発言:
そういうの仕事って言わなくない?
雄二の発言:
赤ちゃんは、寝るのが仕事だよ。
ケイコの発言:
まあ。赤ちゃんはそれでいいけど。
雄二の発言:
俺たちは俺たちでめっちゃ頑張ってるよ。汗かくし。
ケイコの発言:
生産性が全然無いよね。
雄二の発言:
思い出が、残るよ。
ケイコの発言:
へえ。まあいいけど。
雄二の発言:
社長には脱帽だよ。この前はヤギに扮した社長に重要書類全部食べられちゃった。めー。
ケイコの発言:
仕事に支障は無いの?
雄二の発言:
無いと言えば嘘になるけど、背に腹は変えられないからなあ。めー。
ケイコの発言:
その会社辞めたほうがいいよ。
雄二の発言:
え、そうかな?
ケイコの発言:
そうだよ。だって頭使ってないもの。
雄二の発言:
馬鹿、何いってんの。明日何の動物で行くか、すげえ考えるよ。
ケイコの発言:
そうなの?
雄二の発言:
カニ歩きしながら、明日やる予定のらくだのことを考えているもの。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
好きな男に抱かれながらも、違う男の夢を見るもの。
ケイコの発言:
ジュディ・オングね。
雄二の発言:
ビジネスにおいて、常に一手先を考えておけ、という、社長の教えがそこにあると思うんだよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
身をもって、教えてくれているわけだ。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
社長のような、立派なビジネスマンになりたいと本気で思う。
ケイコの発言:
ビジネスマンであるかどうかは甚だ疑問だよ。
雄二の発言:
あと、社長はすげーやさしい。
ケイコの発言:
人の話聞いてないでしょ。
雄二の発言:
やさしい。
ケイコの発言:
どういう風に。
雄二の発言:
やっぱり俺とかぺーぺーだから、たくさん叱られるんだけど、
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
叱った数だけ、クッキーを焼いてくれるんだ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
あれ?
ケイコの発言:
とても分かりやすいアメとムチだね。
雄二の発言:
社長の悪口を言うな!
ケイコの発言:
まあ。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、でも、社長でもかなわない人が一人居るんだ。
ケイコの発言:
誰。
雄二の発言:
会長だよ。
ケイコの発言:
会長は、何で来るわけ?
雄二の発言:
チューリップだよ。
ケイコの発言:
え? 植物?
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
象のほうが破壊力抜群そうだけど。
雄二の発言:
はじめは、そうだったよ。ぱおーん、ぱっおーん! と、会長のノートパソコンを机からガタガターって叩き落す社長。
ケイコの発言:
ひどい。
雄二の発言:
多分、会長も、なんか、マジでちょっと怒ったんだろうね。「あー、もう、光合成してやんない」
ケイコの発言:
ん?
雄二の発言:
それを聞いた僕らは、一斉に、「うー。くるしいー。くるしいー」
ケイコの発言:
えー。
雄二の発言:
いくら体は小さくても、酸素作成というコアな技術を握っている奴が、一番強い。俺は、身をもって会長から教わったよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
だから次の日、俺は、ブタクサで出社したんだ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そしたら先輩はシロツメクサで、社長はひまわりだった。
ケイコの発言:
植物ばっかり。
雄二の発言:
すんげー、動き無いよ。
ケイコの発言:
無いだろうね。
雄二の発言:
たまに、社長の向いてる方向が変わってるくらい。
ケイコの発言:
ひまわりだからね。
雄二の発言:
いくらコアな技術でも、みんな真似をしてしまったら、そこに価値は無くなってしまうんだ。ビジネスにおいても、それは同じ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
勉強、勉強の毎日さ。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
うん。
ケイコの発言:
がんばってね。
雄二の発言:
明日早いし、寝るよ。
ケイコの発言:
ああ、おやすみ。明日は何で行くの?
雄二の発言:
nokko
ケイコの発言:
のっこ?
雄二の発言:
のっこだよ。
ケイコの発言:
全然想像がつかないけど、がんばって。
雄二の発言:
うん。勝算はある。
ケイコの発言:
おやすみ。
雄二の発言:
おやすみ。
こんなのも書いたよ。
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