箱根にそれはそれはうまいカレーがあると聞いたので行ってきました。
箱根へ行くにはロマンスカーが快適で便利です。
新宿から乗りました。
ロマンスカーです。
大人力で展望席を予約済み! 超かっこいい。
だんだん山深くなってくる
富士山っぽいの見えたり
2時間弱で箱根湯本に到着します。
カレーはまだ先らしいので、ここから箱根登山鉄道に乗り換えます。
なぜか箱根登山鉄道自体の写真が1枚も無かったので駅の写真。
ぎりぎりの山道上っていく感じで、途中スイッチバックが3回くらいあって、同じ場所行ったり来たりしてるような感覚に襲われるけど、ちゃんと登ってる。
終点の強羅に到着。この時点で標高553m。
カレーはもっと先らしい。
えー。難易度高い。このカレーを病気の母親に食べさせたら多分ゲージ全回復する。
仕方なくケーブルカーに乗り換えます。
ケーブルカー。
こんな感じで山を上っていきます。
カレーのためなら。
早雲山駅に到着。標高767m。
雲の中だ。完全にまずい。しかもカレーまだ先。
さらに登るために、ロープウェイに乗る。
ロープウェイの中が死ぬほど寒い。
標高とともに、カレーのハードルがどんどん上がっていく。
天気悪いから全然見えないし。噴煙があがっているのはかろうじて分かる。
今のところ、カレーとは真逆の世界が目の前に広がっている。
やっとついた。大涌谷駅のスカイレストラン。
ちなみに標高は1044m。
サンシャインにもスカイレストランってあるけど、笑うしかない。
こっちの方が全然スカイ。
大涌谷カレーは鶏ガラ&昆布だしのダブルスープのポークカレー。珍しい。
こんなやつです。
ポークっても、キーマみたいな感じで入ってる。
これが、謎で旨い。謎で旨いってのは、カップヌードルの肉が謎で旨い、みたいな感じで謎で旨い。いや、ちゃんとした肉なんだけども、謎旨感がする。下ごしらえで肉をなんかしてるのかしら。
ベースのスープもしっかりしててものすごく旨い。
「この料理すげえ!」っていう感動というより、全体的なバランスが良くて旨い。
あえて苦言を呈するなら、あのー、なんつーかいわゆる一般的な名店のカレーって、何かの味が飛び出てて、「えー! あ、でも旨いー!」みたいな、基本押さえつつのダイナミックな崩しがあることが多いように思うんだけど、そういう、驚きは無いです。まあ、カレーの名店としてやってるわけじゃないだろうから良いんだけど、もうちょっと変な味しても良いのかな、と思いました。
良くも悪くもすっごい分かりやすくてみんな好きな味だと思うので、これレトルトにしてもけっこう変わらず楽しめそう。
や、ワーワー言ってますけど、旨いです。ほんとに。くせになる。
箱根を越えるときは必ず食べる、みたいな人も居るらしいんだけど、これは分かるなあ。忘れた頃に食べたくなる。
ちなみに、左上にあるのは大涌谷名物黒卵。温泉でゆでた卵で「1個食べると7年、2個食べると14年寿命が延びる」と言われている。
わりとすぐ手に入るくせに7年とかめちゃくちゃ効果のある長寿アイテム。
それから、2個〜のくだりは要らなかったんじゃなかろうか。かけ算くらいこっちでやりますし。
温泉卵落とすとこんな感じ。こんなもんまずいわけがない。
あと、黒卵はこすると黒い部分は消えるのか? という、信長が黒人に対して感じていた疑問を俺は黒卵に対してずっと持っていたので、この機会にこすってみました。
とれません。
ちなみにですが、このカレーを新宿から食べに行った場合、
・小田急ロマンスカー(4040円)
・箱根登山鉄道(780円)
・ケーブルカー(820円)
・ロープウェー(1470円)
・カレー(900円)
計8010円ということで、まあ、これだけの価値があるかどうかっていいますと、まあ、たまにはいいんじゃないでしょうか。
でも、できれば、できればなんかのついでに行きたい。ぶっとばしカードで早雲山駅に飛ばされたときとかに行きたい。
箱根へ行くにはロマンスカーが快適で便利です。
新宿から乗りました。
ロマンスカーです。
大人力で展望席を予約済み! 超かっこいい。
だんだん山深くなってくる
富士山っぽいの見えたり
2時間弱で箱根湯本に到着します。
カレーはまだ先らしいので、ここから箱根登山鉄道に乗り換えます。
なぜか箱根登山鉄道自体の写真が1枚も無かったので駅の写真。
ぎりぎりの山道上っていく感じで、途中スイッチバックが3回くらいあって、同じ場所行ったり来たりしてるような感覚に襲われるけど、ちゃんと登ってる。
終点の強羅に到着。この時点で標高553m。
カレーはもっと先らしい。
えー。難易度高い。このカレーを病気の母親に食べさせたら多分ゲージ全回復する。
仕方なくケーブルカーに乗り換えます。
ケーブルカー。
こんな感じで山を上っていきます。
カレーのためなら。
早雲山駅に到着。標高767m。
雲の中だ。完全にまずい。しかもカレーまだ先。
さらに登るために、ロープウェイに乗る。
ロープウェイの中が死ぬほど寒い。
標高とともに、カレーのハードルがどんどん上がっていく。
天気悪いから全然見えないし。噴煙があがっているのはかろうじて分かる。
今のところ、カレーとは真逆の世界が目の前に広がっている。
やっとついた。大涌谷駅のスカイレストラン。
ちなみに標高は1044m。
サンシャインにもスカイレストランってあるけど、笑うしかない。
こっちの方が全然スカイ。
大涌谷カレーは鶏ガラ&昆布だしのダブルスープのポークカレー。珍しい。
こんなやつです。
ポークっても、キーマみたいな感じで入ってる。
これが、謎で旨い。謎で旨いってのは、カップヌードルの肉が謎で旨い、みたいな感じで謎で旨い。いや、ちゃんとした肉なんだけども、謎旨感がする。下ごしらえで肉をなんかしてるのかしら。
ベースのスープもしっかりしててものすごく旨い。
「この料理すげえ!」っていう感動というより、全体的なバランスが良くて旨い。
あえて苦言を呈するなら、あのー、なんつーかいわゆる一般的な名店のカレーって、何かの味が飛び出てて、「えー! あ、でも旨いー!」みたいな、基本押さえつつのダイナミックな崩しがあることが多いように思うんだけど、そういう、驚きは無いです。まあ、カレーの名店としてやってるわけじゃないだろうから良いんだけど、もうちょっと変な味しても良いのかな、と思いました。
良くも悪くもすっごい分かりやすくてみんな好きな味だと思うので、これレトルトにしてもけっこう変わらず楽しめそう。
や、ワーワー言ってますけど、旨いです。ほんとに。くせになる。
箱根を越えるときは必ず食べる、みたいな人も居るらしいんだけど、これは分かるなあ。忘れた頃に食べたくなる。
ちなみに、左上にあるのは大涌谷名物黒卵。温泉でゆでた卵で「1個食べると7年、2個食べると14年寿命が延びる」と言われている。
わりとすぐ手に入るくせに7年とかめちゃくちゃ効果のある長寿アイテム。
それから、2個〜のくだりは要らなかったんじゃなかろうか。かけ算くらいこっちでやりますし。
温泉卵落とすとこんな感じ。こんなもんまずいわけがない。
あと、黒卵はこすると黒い部分は消えるのか? という、信長が黒人に対して感じていた疑問を俺は黒卵に対してずっと持っていたので、この機会にこすってみました。
とれません。
ちなみにですが、このカレーを新宿から食べに行った場合、
・小田急ロマンスカー(4040円)
・箱根登山鉄道(780円)
・ケーブルカー(820円)
・ロープウェー(1470円)
・カレー(900円)
計8010円ということで、まあ、これだけの価値があるかどうかっていいますと、まあ、たまにはいいんじゃないでしょうか。
でも、できれば、できればなんかのついでに行きたい。ぶっとばしカードで早雲山駅に飛ばされたときとかに行きたい。
こんなのも書いたよ。
この間見つけたチラシに
「元祖チーズフォンデュドリア」
って書いてあった。
まあ、そんなの絶対旨いだろ、と思うし食べたいんですけど、まだ食べてません。
でもさー、あれですよ。元祖って、それはさあ、なんだろ、新しいの編み出したら絶対元祖じゃんね。そんなの、あれじゃん、新しい一歩を踏み出す勇気さえあれば、みんな元祖って言える。
元祖チーズフォンデュドリア焼き
なんか、お好み焼き風になってる。ホットスナック感覚で食べれる。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー
それにカレーかける。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー風せんべい
人気になったもんだから、それの味がお菓子になったよ。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー風せんべい(お徳用)
いっぱい入ってる。人数の多いご家庭に喜ばれています。
もうこのあたりで袋に商品名3行くらいになってる。
まあ、いいんですけど、何の話でしたっけ。
ああ、そう、その、元祖、みたいなやつね。スポーツとかでも、自分で編み出したら自分が一位になれるわけじゃないですか、そういうの良いですよね。
小学校のとき、もとゆきくんという子が、ダブル靴飛ばしってのを考案した。
あのー、靴飛ばしってあるじゃないですか。ポーン! って蹴る感じで、靴を遠くへ飛ばす。あれを、2段蹴りの要領で、着地するまでにポンポーン! って、両方飛ばしてしまう。
小学生とかそういうの好きじゃないですか。すげー! みたいな感じになってね。もとゆき君、得意げにポンポーン! って。もとゆきすげー! みたいな。
跳ねながら同時に2つ飛ばすのは難しい。みんな、バランスを崩しながら、次々と失敗する。
もう、もとゆきくんの独壇場ですよ。もとゆきプレゼンツのスポーツだもの。
で、俺もやってみたいじゃないですか。やってみたんですね。ポンポーン! て。そしたら、一発目でめちゃくちゃ飛びまして。めちゃくちゃ。両足とも、めちゃくちゃ飛んだ。おわー! すげー! みたいな。
そのときのもとゆき君の顔と言ったらなかった。
「元祖チーズフォンデュドリア」
って書いてあった。
まあ、そんなの絶対旨いだろ、と思うし食べたいんですけど、まだ食べてません。
でもさー、あれですよ。元祖って、それはさあ、なんだろ、新しいの編み出したら絶対元祖じゃんね。そんなの、あれじゃん、新しい一歩を踏み出す勇気さえあれば、みんな元祖って言える。
元祖チーズフォンデュドリア焼き
なんか、お好み焼き風になってる。ホットスナック感覚で食べれる。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー
それにカレーかける。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー風せんべい
人気になったもんだから、それの味がお菓子になったよ。
元祖チーズフォンデュドリア焼きカレー風せんべい(お徳用)
いっぱい入ってる。人数の多いご家庭に喜ばれています。
もうこのあたりで袋に商品名3行くらいになってる。
まあ、いいんですけど、何の話でしたっけ。
ああ、そう、その、元祖、みたいなやつね。スポーツとかでも、自分で編み出したら自分が一位になれるわけじゃないですか、そういうの良いですよね。
小学校のとき、もとゆきくんという子が、ダブル靴飛ばしってのを考案した。
あのー、靴飛ばしってあるじゃないですか。ポーン! って蹴る感じで、靴を遠くへ飛ばす。あれを、2段蹴りの要領で、着地するまでにポンポーン! って、両方飛ばしてしまう。
小学生とかそういうの好きじゃないですか。すげー! みたいな感じになってね。もとゆき君、得意げにポンポーン! って。もとゆきすげー! みたいな。
跳ねながら同時に2つ飛ばすのは難しい。みんな、バランスを崩しながら、次々と失敗する。
もう、もとゆきくんの独壇場ですよ。もとゆきプレゼンツのスポーツだもの。
で、俺もやってみたいじゃないですか。やってみたんですね。ポンポーン! て。そしたら、一発目でめちゃくちゃ飛びまして。めちゃくちゃ。両足とも、めちゃくちゃ飛んだ。おわー! すげー! みたいな。
そのときのもとゆき君の顔と言ったらなかった。
こんなのも書いたよ。
毎年クリスマスシーズンにもなると、なんか、庭先を電飾している家が目立つようになる。サンタとか、トナカイとかね。俺ナリエ、とでも言おうか。
でさあ。あのー。この時期になっても、意外に、残ってるのね。
まあ、大掃除だの、年明けたら明けたで親戚まわりだので忙しいのは分かるけど。片付けろよ。もしくは、百歩譲って、年を越すことを見越した飾り付けにしろよ。なんか、鏡餅がソリ引いてるとか。ちなみに、うちの実家はこういうことに非常に長けていて、プレートにに「Happy!」とだけ書いて、電飾の目的をぼんやりさせている。こういう良いものはどんどん参考にしていってほしいと考えています。弊社ではそう考えております。
まあ、それはいいんだけど、あのー、こっちへ来て美容室を探したんですわ。まあ、まあまあ腕の良いところが見つかった。ただ、あのー、客を覚える気が全く無い。会員カードみたいなので囲い込む気も無いし、カルテをつけようという意思も感じられない。1回目に行ったときに、速水いまいちみたいな人に「最近引っ越してきたんスか」と言われ、「あ、はい」と返し、そのうちお互いカレーの食べ歩きをしていることが分かって、「デリー!」「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ!」「エチオピア!」と盛り上がったにもかかわらず、2回目に行ったら、速水いまいちみたいな人に「最近引っ越してきたんスか」と言われた。
だから、俺は、「あ、はい」と返した。
前回の要望だけでなく、顧客との会話、嗜好までもデータベース化すると言われるこの情報化社会において、短期記憶だけで生きている人たちを見つけた。逆に、すがすがしさを感じる。覚える気、ゼロだもんなー。情報漏えいとかの心配なくて良いなー。情報、ゼロだもんなー。
でも、帰りがけに、「お会計、4000円になります。あっ、4500円になります」
それくらいは覚えようや。
でさあ。あのー。この時期になっても、意外に、残ってるのね。
まあ、大掃除だの、年明けたら明けたで親戚まわりだので忙しいのは分かるけど。片付けろよ。もしくは、百歩譲って、年を越すことを見越した飾り付けにしろよ。なんか、鏡餅がソリ引いてるとか。ちなみに、うちの実家はこういうことに非常に長けていて、プレートにに「Happy!」とだけ書いて、電飾の目的をぼんやりさせている。こういう良いものはどんどん参考にしていってほしいと考えています。弊社ではそう考えております。
まあ、それはいいんだけど、あのー、こっちへ来て美容室を探したんですわ。まあ、まあまあ腕の良いところが見つかった。ただ、あのー、客を覚える気が全く無い。会員カードみたいなので囲い込む気も無いし、カルテをつけようという意思も感じられない。1回目に行ったときに、速水いまいちみたいな人に「最近引っ越してきたんスか」と言われ、「あ、はい」と返し、そのうちお互いカレーの食べ歩きをしていることが分かって、「デリー!」「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ!」「エチオピア!」と盛り上がったにもかかわらず、2回目に行ったら、速水いまいちみたいな人に「最近引っ越してきたんスか」と言われた。
だから、俺は、「あ、はい」と返した。
前回の要望だけでなく、顧客との会話、嗜好までもデータベース化すると言われるこの情報化社会において、短期記憶だけで生きている人たちを見つけた。逆に、すがすがしさを感じる。覚える気、ゼロだもんなー。情報漏えいとかの心配なくて良いなー。情報、ゼロだもんなー。
でも、帰りがけに、「お会計、4000円になります。あっ、4500円になります」
それくらいは覚えようや。
こんなのも書いたよ。
ゴーゴーカレーで死にそうになる。
たまに行くこの店は、チェーンながらなかなか個性的な味を出す。ゴーゴー(55)だけあって、松井ファンであることを前面的に押し出しているんだけど、何故かキャラクターがゴジラではなくキングコングだったり。あと、カレーの量をエコノミーとかビジネスとかで表してるんだけど、なんで野球と絡めなかったんだろう、とか。絶対野球用語の絡め方あったよね? まあ、それはいいわ。なかなか良い店だと思う。たった1箇所を除いて。
スプーンじゃなくてフォークなんですよ。野球かよ! そこだけ野球か! や、うそ、フォークなのはいい。このお店のルーは粘度が高いので、まあ、フォークでも食える。むしろチキンカツとかトッピングを乗っけるときは、フォークのほうが食べやすい。フォーク、ストライクです。野球かよ!
や、それはいいんだけど、あのー、皿が、ステンレス? なんか、金属なんすわ。で、あのー、フォークでね、たまに、引っかくんですよ。底を。ギイッ! って。ひゃあ! ってなる。ドキドキカレーですよ。で、悪いことに、それをきっかけに俺の変態な部分が顔を出して、「あっもう一回わざとギイッ! ってなってひゃあ! ってなりたい!」みたいな願望がですね、涌いてきましてですね。ちょっと、立て目にフォークつかったりしてね。いやらしいねえ。あーいやらしい。そのくせ、案の定ギイッ! ってなると、もう2回目だから、本気で気持ち悪くなって。カレー吐きそうになる。帰りたくなる。バックホームしたくなる。野球かよ!
まあ、で、もうこんな思いはしたくない、と、慎重に、慎重にカレーを食べるのですが、もう、そうなってくると味なんて分からない。爆弾処理班のように、ただただ、ブツを解体していく作業になっている。底に溜まったルーをすくうときなんて、もう、なんか、日本の誇る工業技術みたいな感じで、ナノのオーダーでフォークを操る。iPodの鏡面加工なんて、俺に言わせればもっと綺麗に出来る。フォークで。もうこの域に達すると、いろんなものをフォークで作れる。超LSIから海底トンネルまで。ちょっと変わったところでマッシュポテトとかも。それは普通だ。普通だわ。失投した。野球かよ!
何の話だっけ。ああ、ゴーゴーカレー。
まあまあうまいし、職場から近いし、あれさえなければ俺的にスマッシュ級なんだけどな。野球かよ! テニスだよ!
たまに行くこの店は、チェーンながらなかなか個性的な味を出す。ゴーゴー(55)だけあって、松井ファンであることを前面的に押し出しているんだけど、何故かキャラクターがゴジラではなくキングコングだったり。あと、カレーの量をエコノミーとかビジネスとかで表してるんだけど、なんで野球と絡めなかったんだろう、とか。絶対野球用語の絡め方あったよね? まあ、それはいいわ。なかなか良い店だと思う。たった1箇所を除いて。
スプーンじゃなくてフォークなんですよ。野球かよ! そこだけ野球か! や、うそ、フォークなのはいい。このお店のルーは粘度が高いので、まあ、フォークでも食える。むしろチキンカツとかトッピングを乗っけるときは、フォークのほうが食べやすい。フォーク、ストライクです。野球かよ!
や、それはいいんだけど、あのー、皿が、ステンレス? なんか、金属なんすわ。で、あのー、フォークでね、たまに、引っかくんですよ。底を。ギイッ! って。ひゃあ! ってなる。ドキドキカレーですよ。で、悪いことに、それをきっかけに俺の変態な部分が顔を出して、「あっもう一回わざとギイッ! ってなってひゃあ! ってなりたい!」みたいな願望がですね、涌いてきましてですね。ちょっと、立て目にフォークつかったりしてね。いやらしいねえ。あーいやらしい。そのくせ、案の定ギイッ! ってなると、もう2回目だから、本気で気持ち悪くなって。カレー吐きそうになる。帰りたくなる。バックホームしたくなる。野球かよ!
まあ、で、もうこんな思いはしたくない、と、慎重に、慎重にカレーを食べるのですが、もう、そうなってくると味なんて分からない。爆弾処理班のように、ただただ、ブツを解体していく作業になっている。底に溜まったルーをすくうときなんて、もう、なんか、日本の誇る工業技術みたいな感じで、ナノのオーダーでフォークを操る。iPodの鏡面加工なんて、俺に言わせればもっと綺麗に出来る。フォークで。もうこの域に達すると、いろんなものをフォークで作れる。超LSIから海底トンネルまで。ちょっと変わったところでマッシュポテトとかも。それは普通だ。普通だわ。失投した。野球かよ!
何の話だっけ。ああ、ゴーゴーカレー。
まあまあうまいし、職場から近いし、あれさえなければ俺的にスマッシュ級なんだけどな。野球かよ! テニスだよ!
こんなのも書いたよ。
カレー計画、終わったわけですが。
ヤスノリ指名で来てくださった方に、本気でお詫びしたい。あのー。16人分しか用意できなかった。これは、コミック版北斗の拳でトキが核シェルターに逃げ込もうとしたときに中の人から言われた残り収容人数の16倍に相当する人数である。これが多いか多くないかは、読者の判断に委ねたい。すくねえよ。馬鹿。死んじゃえ。
12時開始で、13時を待たずして終わっちゃった。で、終わったカレーから、こう、メニューのところに横線が引かれるんだけど、なんか、すぐ切れて、一見ものすごく人気カレーっぽかった。ただ16人分しかなかっただけなのに。
あのー、ほんと、すいません。ええと、順を追って、説明しますわ。
あのー、今回、この企画のために、20リットル入る寸胴を買ったんです。20リットルっつったら、まあ、業務用すわ。サラリーマンが買うものじゃない。まあ、カレー美味しい美味しいって言うみんなの笑顔が見たくて買った。スマイル君って名前つけたもん、その寸胴に。つけてないけど。
で、1週間前に会議があったんですけど、そのときに、「どのくらいカレー作ったらいいっすかね」って、SUMIEさんに聞いたんですわ。まあ、初参加で、どのくらい作っていいものやら、と思ってたので。
そしたら、「20リットルのやつ持ってるんだったら、それ一杯」と。
よし、20リットル分のカレーを作るぞー、としばらくは思っていたのですが、なんか、アレですわ、なんかのきっかけで(たぶん小川を飛び越えたとか、改札で止められたとか、そういうきっかけで)自分の中で、ノルマが、20リットル分から、20人分、に変わってた。や、無意識で。しれっと、変わってた。
で、昨日、土曜日ですわ。何の疑いも持たずに20人分の玉ねぎを炒め(俺のカレーは玉ねぎをものすごく使うので、それでも20個炒めた)、冷凍し、なんやかんやで気がついたら当日朝になっていた。
で、今日は、朝6時くらいから早稲田へ移動し、調理を再開。
あれ、明らかに量おかしい、と思ったのは、今日の、あー、朝9時くらいっすね。
まあ、まだまだ素人なので、大量に作ることが不慣れなわけで、あのー、味が大幅にずれて全滅するのを防ぐために、面倒でも、手鍋で5分の1ずつ作ることにしたのですが。 で、5分の1作り終わって、寸胴に入れたんですよ。
寸胴の底に、水溜りができた。
なんつーの、こう、量が少なすぎて、水平線も張れないっつーか。まあ、水溜りができた。で、一瞬ですべてを理解した。やっべー、違うじゃん。何やってんの俺。
しかも、全5回の作業のうち、1回失敗した。火力強すぎて、ちょっと焦がしちゃった。
で、まあ、アレだ、混ぜちゃえば分からんかも、むしろ焦げでコクが出るかも、とか思って、めちゃくちゃ悩んだんですけど、まあ、そこは、なんだろ、職人のこだわりとして、捨てた。や、本当の職人は焦がしたりしないんだけども。食材のみなさん、ごめんなさい。
で、結果として、20人前の5分の4の、16人前しか提供できなかった、と。
寸胴の、なんか、下ちょびっと。給食で分け終わったあと、みたいな。食いしん坊が2、3人おかわりしたら終わり、みたいな。
「どんだけ限定だよ! (意訳すると、死ねよ!)」と、後半来た方にメッタクソに言われながら、俺はずーっと台ふいてました。おかげで台ぴっかぴかになった。
あとは、ごはんが切れまくったのも、顧客満足度を下げていたなあ。俺がはじめ飛ばしてよそいすぎたのも原因の一端です。
あと、なんかカレーよそうときに、カレーが皿のへりについちゃったんだけど、俺、とっさに指でふいちゃった。指て! 実家かよ! ごめんなさい。
本当にごめんなさい。クビにならなければ、次回はしっかり20リットル作ります。あと小川を飛び越えたり改札で止められたりしない。
ヤスノリ指名で来てくださった方に、本気でお詫びしたい。あのー。16人分しか用意できなかった。これは、コミック版北斗の拳でトキが核シェルターに逃げ込もうとしたときに中の人から言われた残り収容人数の16倍に相当する人数である。これが多いか多くないかは、読者の判断に委ねたい。すくねえよ。馬鹿。死んじゃえ。
12時開始で、13時を待たずして終わっちゃった。で、終わったカレーから、こう、メニューのところに横線が引かれるんだけど、なんか、すぐ切れて、一見ものすごく人気カレーっぽかった。ただ16人分しかなかっただけなのに。
あのー、ほんと、すいません。ええと、順を追って、説明しますわ。
あのー、今回、この企画のために、20リットル入る寸胴を買ったんです。20リットルっつったら、まあ、業務用すわ。サラリーマンが買うものじゃない。まあ、カレー美味しい美味しいって言うみんなの笑顔が見たくて買った。スマイル君って名前つけたもん、その寸胴に。つけてないけど。
で、1週間前に会議があったんですけど、そのときに、「どのくらいカレー作ったらいいっすかね」って、SUMIEさんに聞いたんですわ。まあ、初参加で、どのくらい作っていいものやら、と思ってたので。
そしたら、「20リットルのやつ持ってるんだったら、それ一杯」と。
よし、20リットル分のカレーを作るぞー、としばらくは思っていたのですが、なんか、アレですわ、なんかのきっかけで(たぶん小川を飛び越えたとか、改札で止められたとか、そういうきっかけで)自分の中で、ノルマが、20リットル分から、20人分、に変わってた。や、無意識で。しれっと、変わってた。
で、昨日、土曜日ですわ。何の疑いも持たずに20人分の玉ねぎを炒め(俺のカレーは玉ねぎをものすごく使うので、それでも20個炒めた)、冷凍し、なんやかんやで気がついたら当日朝になっていた。
で、今日は、朝6時くらいから早稲田へ移動し、調理を再開。
あれ、明らかに量おかしい、と思ったのは、今日の、あー、朝9時くらいっすね。
まあ、まだまだ素人なので、大量に作ることが不慣れなわけで、あのー、味が大幅にずれて全滅するのを防ぐために、面倒でも、手鍋で5分の1ずつ作ることにしたのですが。 で、5分の1作り終わって、寸胴に入れたんですよ。
寸胴の底に、水溜りができた。
なんつーの、こう、量が少なすぎて、水平線も張れないっつーか。まあ、水溜りができた。で、一瞬ですべてを理解した。やっべー、違うじゃん。何やってんの俺。
しかも、全5回の作業のうち、1回失敗した。火力強すぎて、ちょっと焦がしちゃった。
で、まあ、アレだ、混ぜちゃえば分からんかも、むしろ焦げでコクが出るかも、とか思って、めちゃくちゃ悩んだんですけど、まあ、そこは、なんだろ、職人のこだわりとして、捨てた。や、本当の職人は焦がしたりしないんだけども。食材のみなさん、ごめんなさい。
で、結果として、20人前の5分の4の、16人前しか提供できなかった、と。
寸胴の、なんか、下ちょびっと。給食で分け終わったあと、みたいな。食いしん坊が2、3人おかわりしたら終わり、みたいな。
「どんだけ限定だよ! (意訳すると、死ねよ!)」と、後半来た方にメッタクソに言われながら、俺はずーっと台ふいてました。おかげで台ぴっかぴかになった。
あとは、ごはんが切れまくったのも、顧客満足度を下げていたなあ。俺がはじめ飛ばしてよそいすぎたのも原因の一端です。
あと、なんかカレーよそうときに、カレーが皿のへりについちゃったんだけど、俺、とっさに指でふいちゃった。指て! 実家かよ! ごめんなさい。
本当にごめんなさい。クビにならなければ、次回はしっかり20リットル作ります。あと小川を飛び越えたり改札で止められたりしない。
こんなのも書いたよ。
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