2006-03-30   思考  
 家のポストに、エロチラシがものすごい溜まる。

 入れてるとこ見たら文句のひとつでも言ってやろう、とずーっと思っていたのですが、この前の休日、外へ出るときに、自動ドアの向こう側に、チラシのポスティングしてる奴が見えたんですよ。外に出るには、そいつの真後ろを通る必要がある。ようし、文句言うぞ! 滑舌良く! あめんぼあかいなあいうえお! みたいな感じで近づいて行ったのですが。

「こんにちわぁー!」

 思わず、「ああ、こんにちはー」と返してしまった。
 挨拶って、素晴らしいと思う。





2006-03-24   思考  
 学生時代、仙台に住んでいたんだけど、今思えば、近くの遊園地事情がものすごかった。

 まあ、もともと遊園地と呼べるものは八木山ベニーランドとちょっと遠くに仙台ハイランドがあるだけなんだけど、あのー、やばいよ。俺は仙台ハイランドしか行ったことないんだけど、あのー、行ったとき、俺ら含めて客4人だった。あの敷地に4人ってすげえなあ。あそこだけ切り出せば、人口密度オーストラリアより低いと思う。

 もっと不思議なのは、何故、あんな状態で、経営を続けていけるのか。客が居ないのに遊具をぐるぐる動かし続けていたら、お金は減る一方じゃないか。何か工夫をしているに違いない。例えば、なんだ、ジェットコースターがゴーッて落ちてくるのと連動してメリーゴーランドがぐるぐる回りだす、とか。セコセコ遊園地。

 で、そういう無駄なエネルギーを他の遊具の動力に、みたいな感じで、すべての遊具を繋げていったら、いつのまにか、なんだろ、絶対無理だとされている永久機関がうっかり出来ちゃったりするかもしれない。つーか、多分、既に出来ている。

 仙台ハイランド永久機関説。




2006-03-22   告知  
 まさかの3日連続更新。

 1月に、「オフ喜利」、という、大喜利のイベントに出てきました。
 で、今日、その公式レポートが出ました。出演者の解答とか司会のツッコミとかが読めます。これ全部文字に起こしてスケッチブックスキャンした審査委員長お疲れ様、と思う反面、いきなり大喜利という文化がこの世から無くなってみんなの記憶全部消えないかなーとかちょっと願った。記憶は無いんだけど、審査委員長の家にビデオと変な絵ばっか描いてあるスケッチブックだけ残されてるの。で、見るんだけど、え、何これ、みたいな。両手にうんこの絵とか、何これ、みたいな。何してんの、この人たち。会社とか学校とか大丈夫かなー。

 ああ、で、レポート。
 人間の頭は上手くできている。自信を持って出したやつ以外は、まったく覚えていない。俺、こんなこと言ってたんだ、という。すごいところでは、自分の描いた絵すら記憶に無い。何この絵。
 何を言っても言い訳になりますが、決勝特にひどい。完全にアワアワして、でも零点が怖くて、他人が出したら「あいつセンスないよね」とか言ってしばらく距離を置くような答えを、素でいくつも繰り出している。画鋲がアスキーアートって何だよ。しかも何の絵にもなってないのがまた最高。すごいなあ、自分。会社辞めて臨んでこれかよ。お前の人生が、その絵のようだよ。つか、舞台って怖いなあ。こんなのを俺に出させるとは。

 まあ、そうは言っても、こう、やっぱり舞台って、こう、パワーはありますよね。あとはお客さんが暖かい空気を作ってくれていたので、や、これは、ほんとに。ほんとに言ってんだよ。こんな俺でもいくつか自信を持って解答できた。
 家で練習したときはやっぱりなんかどこかで気が乗らないんだろうね、ああ、あのー、普通に生活してたら大喜利なんてやったことないから、一応家で練習しようかと思って、スケッチブック買ってきてやったんですよ。自分でお題を考えて自分で解答する。一人っ子なので、そういうのには慣れている。一人っ子は将棋とかもコンピューター対戦だから。ああ、将棋で思い出した。初代ファミコンの将棋で、明らかに詰んでんのに、ずーっと「考え中」になったことがある。お風呂入ってあがってきてもまだ考えてた。ファミコンがすんごい熱くなってた。

 それはいいや。ああ、そう、家で一人で大喜利の練習したんですよ。で、「こんな上司との出張は嫌だ」という問題に対して、「上司が豆」しか思いつかなかった。一個。しかも、その一個? やばい、速攻負ける! と思った。

 オフ喜利前日までそのお題考えてたんだけど、結局、豆以上の上司は現れなかった。




2006-03-21   思考  
 俺とパンダ新生。外見は殆ど変わってないんだけど、中のスクリプトを一から書き直した。実は、今までちゃんと動いていたのが不思議だった。テヘ! 前のやつは、なんつーか、あとで直せばいいや、と思いながらとりあえず仕上げたのですが、コードが死ぬほど汚いから、なんだ、直すのすげえめんどくさい、これじゃあ最初から書き直したほうが早いよ、という、まあ、ありがちなパターンで。今度は、2時間くらいかけて、まあまあちゃんと書いた。まあまあ。

 アレだなー。職業柄かもしれないけど、プログラムってのは、自分用となると、途端にめんどくさくなる。今日の2時間ってのも、実は、7時間ぐらいゴネたのちの、2時間だから。今日は休日であることを直前まで忘れていて全く予定を入れていなかったので、ずっと頭の片隅にあったそのスクリプト書き直しをやろう、と思い立ったものの、逃れたくて意味もなくドトールへ行った。や、勝手にやってるサイトだから逃れるとかもないんだけどね。まあ、でも、逃げたなあ。

 で、ドトールでアメリカンのMを頼んだものの、なーんも、持ってきてないことに気づく。や、こう、そそくさと出てきたから、なーんも、持ってきてない。コーヒーを半分飲んだところで、本当にすることが無くなって、とりあえず、寝てみた。

 起きたら、机がコーヒーでびっしょりになっていた。

 何が起こったのか一瞬分からなくって、頭をフル回転させて、あれだ、コーヒーを飲んだ直後に俺がグーグー寝たから、コーヒーがズコーッってなったのだ、という仮説を立てたのだけど、良く調べたら机のたてつけが悪くて、俺が足を動かすとガッタンガッタンしていただけだった。

 んー、良く調べなきゃ良かった。仮説のほうが、美しかった。
 まあでも、美しい仮説を思いついてしまうと、なんつーか、こうであって欲しいなあ、と願ってしまう。

 近所の「八起」という中華料理屋は、以前、事業に7回失敗していて欲しい。




2006-03-20   思考  
 「トランヴェール」という雑誌がある。
 新幹線に乗ると、シートポケットに入っている。毎回どこかの土地の特集が組まれていて、こう、旅行心をくすぐる。
 ただ、この雑誌、たまに、どうも引っかかる部分がある。や、念のため申し上げておくと、この雑誌は、とても真面目な雑誌です。俺が、こう、チンピラよろしく、勝手に引っかかるだけで。
 昔、たしかここで取り上げたんだけど、戦時中、宮城のちくわ工場が、軍需工場と勘違いされてアメリカに空爆を受け続けた、という記事があった。
 あー、伝わるかなあ。ちくわが、飛び散ってるんだよ。当時の最新式の爆弾で、ちくわがね、いっぱい、飛び散っているの。で、直しても直しても、アメリカ軍がちくわ工場を壊しにくる。いったい何のために!? 言いようもない恐怖。「お父さん、もう、ちくわ作りはやめましょう」という妻の提案にも、「なんの、わしはアメリカなんかに負けん。ちくわを作り続けるぞ!」みたいな。

 で、トランヴェール。今回は、日光でした。「日光は、江戸を守護するように、江戸の真北に作られたのだ!」みたいな、あれ、これって月刊ムーだっけ? みたいな煽りで始まる。わあ、面白そう! と思って、読み進んだのですが、一箇所、あれ、と思う部分があった。

 以下、引用。

真北の聖地から、家康が江戸城を守るために、日光東照宮は創建されました。奥社に埋葬された家康の亡骸も南面し、江戸城に向いているはずです。




 ええと、まあ、江戸城を守護するために家康公が南を向く、という理屈は分かる。でも、亡骸って、こう、寝てるわけじゃないですか。寝てるのに、南を向く、ということは。



 野球中継感覚で江戸城を見てる。薩長連合軍が江戸城を取り囲んだときも、「おーやっとるねえ」みたいな。ビールみたいなのも飲んでたかもしれない。ていうか確実に飲んでる。この体勢は、確実に、飲んでる。500mlを飲んでる。そりゃあ、江戸時代終わるわ。

こんなのも書いたよ。



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