「RPGみたいな算数の教科書が出たみたいだね」
「そんなの全然新しくないだろ。ゲームセンターみたいな靴屋とか、日本には既にいろいろあるぜ」
「それはダチョウ倶楽部さんのネタじゃねえか! まあ、でも、RPGみたいな教科書、子供が算数に興味が持てるように、いろいろ気配りしてるみたいなんだわ」
「お前よりか」
「何が?」
「気配りがお前より出来る奴が居るのかよ!」
「なにそれ! ありがとう!」
「どういたしまして!」
「でもこれすごいですよ。問題を解くと鍵が手に入り、全部の鍵を集めると宝物が手に入る、というストーリーになってるらしい」
「敵が現れた! みたいな感じで問題解いてくのかな」
「まあ、わからんけど」
「問1が現れた!」
「おう」
「ゆうた は きょうかしょをまるめて そうびした」
「武闘派! それ置いてじっくり解いて!」
「まもる は まほうをつかった」
「まほう?」
「となりの ようこ の かいとうが みえた!」
「ただのカンニングじゃねえか!」
「たけし は どうぐ を つかった!」
「どうぐ?」
「えんぴつ の さきが とがった!」
「そういうのは家でやっといて! 出遅れてるよ!」
「ふとし は きゅうしょく の ことをかんがえている!」
「知らねえよ! 授業に集中しろ!」
「なおと は テレフォンをつかった」
「携帯禁止!」
「しげる は ねむっている」
「起きろ!」
「あきひろ は どうぐ を 使った」
「またどうぐ」
「きょうかしょ の くろいぶぶん が もえた!」
「虫眼鏡で教科書燃すな!」
「さちこ は ゆうた を ゆうわくしている」
「集!中!」
「しげる は まだねむっている」
「はやく起きろ!」
「あきのり は まほうをとなえた」
「まほう」
「ピタゴラス が バイクにまたがった!」
「教科書に落書きするな!」
「いやまあ、こんな感じになると思うよ」
「なるか!」
「でも、作ってるのバンダイナムコゲームスさんでしたっけ」
「そうだよ」
「この成功に味をしめて、いろいろ、ナムコのゲームをもとにした教科書出してほしいですよね」
「ほう、例えば」
「太鼓の達人で音楽の教科書とか」
「せっかくの名曲が全部ドンドンみたいな楽譜になっちゃう!」
「パックマンの社会とか」
「地図に変なドットがいっぱい出てるだろ絶対」
「アイドルマスターの保健体育」
「食いつく層が多分違うよそれ!」
「いやまあ、頑張ってほしいですけども」
「まあね、でも、いいことだよね。勉強しろ! って押し付けるんじゃなくて、自然と興味が湧くような仕組みを作るってのは、方向として正しいと思う」
「もっと学校自体もゲームっぽくしたら良いんだよね」
「どういうこと」
「まず、学校へ行ったら、自分の靴を探すゲームから始まる」
「いじめられてるだけだろ!」
「同級生の投げるゴミをよけてトイレへ駆け込むミッション」
「いじめられてるだけだろ!」
「うまく机にたどり着くとアイテムが貰える」
「アイテム?」
「机に綺麗な花が飾ってあるのでそれをゲット」
「いじめられてるだけだろ!」
「いやあ楽しかったなあ小学校」
「お前のことかよ!」
「……」
「泣くなら言うなよ! もういいよ!」
「そんなの全然新しくないだろ。ゲームセンターみたいな靴屋とか、日本には既にいろいろあるぜ」
「それはダチョウ倶楽部さんのネタじゃねえか! まあ、でも、RPGみたいな教科書、子供が算数に興味が持てるように、いろいろ気配りしてるみたいなんだわ」
「お前よりか」
「何が?」
「気配りがお前より出来る奴が居るのかよ!」
「なにそれ! ありがとう!」
「どういたしまして!」
「でもこれすごいですよ。問題を解くと鍵が手に入り、全部の鍵を集めると宝物が手に入る、というストーリーになってるらしい」
「敵が現れた! みたいな感じで問題解いてくのかな」
「まあ、わからんけど」
「問1が現れた!」
「おう」
「ゆうた は きょうかしょをまるめて そうびした」
「武闘派! それ置いてじっくり解いて!」
「まもる は まほうをつかった」
「まほう?」
「となりの ようこ の かいとうが みえた!」
「ただのカンニングじゃねえか!」
「たけし は どうぐ を つかった!」
「どうぐ?」
「えんぴつ の さきが とがった!」
「そういうのは家でやっといて! 出遅れてるよ!」
「ふとし は きゅうしょく の ことをかんがえている!」
「知らねえよ! 授業に集中しろ!」
「なおと は テレフォンをつかった」
「携帯禁止!」
「しげる は ねむっている」
「起きろ!」
「あきひろ は どうぐ を 使った」
「またどうぐ」
「きょうかしょ の くろいぶぶん が もえた!」
「虫眼鏡で教科書燃すな!」
「さちこ は ゆうた を ゆうわくしている」
「集!中!」
「しげる は まだねむっている」
「はやく起きろ!」
「あきのり は まほうをとなえた」
「まほう」
「ピタゴラス が バイクにまたがった!」
「教科書に落書きするな!」
「いやまあ、こんな感じになると思うよ」
「なるか!」
「でも、作ってるのバンダイナムコゲームスさんでしたっけ」
「そうだよ」
「この成功に味をしめて、いろいろ、ナムコのゲームをもとにした教科書出してほしいですよね」
「ほう、例えば」
「太鼓の達人で音楽の教科書とか」
「せっかくの名曲が全部ドンドンみたいな楽譜になっちゃう!」
「パックマンの社会とか」
「地図に変なドットがいっぱい出てるだろ絶対」
「アイドルマスターの保健体育」
「食いつく層が多分違うよそれ!」
「いやまあ、頑張ってほしいですけども」
「まあね、でも、いいことだよね。勉強しろ! って押し付けるんじゃなくて、自然と興味が湧くような仕組みを作るってのは、方向として正しいと思う」
「もっと学校自体もゲームっぽくしたら良いんだよね」
「どういうこと」
「まず、学校へ行ったら、自分の靴を探すゲームから始まる」
「いじめられてるだけだろ!」
「同級生の投げるゴミをよけてトイレへ駆け込むミッション」
「いじめられてるだけだろ!」
「うまく机にたどり着くとアイテムが貰える」
「アイテム?」
「机に綺麗な花が飾ってあるのでそれをゲット」
「いじめられてるだけだろ!」
「いやあ楽しかったなあ小学校」
「お前のことかよ!」
「……」
「泣くなら言うなよ! もういいよ!」