喫茶店でくつろいでいたら、外からガンガン! ガンガン! と定期的に音がする。
工事かー、まあ、平日の日中だし仕方ないよな、と思って、しばらくして外へ出て、なんか、アホ面の小学生がガードレールを傘でガンガン叩いてたときの怒りゲージの伸びは、音速を超えた。
俺は、こんなものを、え、こんなものを? こんなものを勝手に納得して我慢していたのか? という。
我慢できる範囲って、その発生源によって全然変わってくる。
外に出たらちゃんと工事だったとしても、すっごいダサいロボットみたいの作ってたら、それはそれで腹立たしい。ガンガン! ガンガン! って、なんかすっごいぷりっとした尻の部分を作っててね。だせえしうるせえよ! こんなものを作る音で俺の有意義な時間が潰されたのか! って怒ると思う。
一方で、外に出たらちっちゃいヒヨコがガンガン! ガンガン! って鳴いてたら、えっかわいい〜! ガンガンかわいい〜! ってなるし。
そういうのって、ものすごくある。
我慢してやってることも、ちょっと変わるとまったく我慢できなくなる。
また最近めちゃくちゃ暑いんですけど。
ちょっと前に、バスで出先まで行くことがあって、めちゃくちゃ暑いんですけど、大人ですから、黙ってバスを待ってたら、後ろの中華屋のグオーっていうのが体にあたってて、うおえー!? ってなった。四千年の熱を体に浴びてた! そりゃ死ぬわ! でもここ動いたら並んでるのダメになるし!
それに気づいてから、我慢のタカみたいのが外れて、もうなんだろ、えー、すげえ行きたくないし、バス来ないし。たった2分の遅れに、一人めちゃくちゃ怒っている客。プリップリしてPasmo出したら入ってないし、1万円しか持ってなくて1万円入らないし。ふざっけんなよ、と思ってふと後ろをみたら、汗を止めどなく流されているおっさんが「はやくバスに入れてください」と言わんばかりの顔をして居たので、「へへ、すんません」と言って先に通しました。
工事かー、まあ、平日の日中だし仕方ないよな、と思って、しばらくして外へ出て、なんか、アホ面の小学生がガードレールを傘でガンガン叩いてたときの怒りゲージの伸びは、音速を超えた。
俺は、こんなものを、え、こんなものを? こんなものを勝手に納得して我慢していたのか? という。
我慢できる範囲って、その発生源によって全然変わってくる。
外に出たらちゃんと工事だったとしても、すっごいダサいロボットみたいの作ってたら、それはそれで腹立たしい。ガンガン! ガンガン! って、なんかすっごいぷりっとした尻の部分を作っててね。だせえしうるせえよ! こんなものを作る音で俺の有意義な時間が潰されたのか! って怒ると思う。
一方で、外に出たらちっちゃいヒヨコがガンガン! ガンガン! って鳴いてたら、えっかわいい〜! ガンガンかわいい〜! ってなるし。
そういうのって、ものすごくある。
我慢してやってることも、ちょっと変わるとまったく我慢できなくなる。
また最近めちゃくちゃ暑いんですけど。
ちょっと前に、バスで出先まで行くことがあって、めちゃくちゃ暑いんですけど、大人ですから、黙ってバスを待ってたら、後ろの中華屋のグオーっていうのが体にあたってて、うおえー!? ってなった。四千年の熱を体に浴びてた! そりゃ死ぬわ! でもここ動いたら並んでるのダメになるし!
それに気づいてから、我慢のタカみたいのが外れて、もうなんだろ、えー、すげえ行きたくないし、バス来ないし。たった2分の遅れに、一人めちゃくちゃ怒っている客。プリップリしてPasmo出したら入ってないし、1万円しか持ってなくて1万円入らないし。ふざっけんなよ、と思ってふと後ろをみたら、汗を止めどなく流されているおっさんが「はやくバスに入れてください」と言わんばかりの顔をして居たので、「へへ、すんません」と言って先に通しました。
こんなのも書いたよ。
東本願寺には、「毛綱」という、人間の毛髪で編んだ綱があるという。
明治時代、寺の再建工事のために作ったものらしい。当時、工事には麻の綱を使っていたんだけど、強度が足りなかったため、急遽約8万人の信者の頭髪で綱が編まれた、と。長さは3千メートルあるとか。
総本山の再建のため、「使ってください!」と頭髪を差し出す。信心の結晶が、この綱なのだ。
きのう京都行ってきたんだけど、東本願寺が、工事中だった。毛綱、使ってるのかな。
このご時勢、もう毛綱なんて使わなくても、なんか強力な素材で編んだワイヤーや重機があるだろう。でも、なんか、あれじゃないですか。8万人の信者の善意の綱を、使わないっていうのも、なんか、悪いじゃないですか。せっかくだし……使う? みたいな感じで、未だに使っているような気もしないでもない。
ちなみに工事は2010年までかかるそうです。これは、多分使ってる。
まあ、というか、既に100年の時を超えた、人間の毛髪を編みこんだもの。そろそろ妖怪化して意思を持って自由に動けるようになっている気がする。意外と役に立つかもしれない。重いもの運んでくれたり。あとはなんか、わあ、角材が上から落ちてきた危ない! みたいなときに、フワッと何かしてくれたり。
休日には自慢の手料理をふるまってくれる。しかも旨い。たまに毛が入ってるけど。
明治時代、寺の再建工事のために作ったものらしい。当時、工事には麻の綱を使っていたんだけど、強度が足りなかったため、急遽約8万人の信者の頭髪で綱が編まれた、と。長さは3千メートルあるとか。
総本山の再建のため、「使ってください!」と頭髪を差し出す。信心の結晶が、この綱なのだ。
きのう京都行ってきたんだけど、東本願寺が、工事中だった。毛綱、使ってるのかな。
このご時勢、もう毛綱なんて使わなくても、なんか強力な素材で編んだワイヤーや重機があるだろう。でも、なんか、あれじゃないですか。8万人の信者の善意の綱を、使わないっていうのも、なんか、悪いじゃないですか。せっかくだし……使う? みたいな感じで、未だに使っているような気もしないでもない。
ちなみに工事は2010年までかかるそうです。これは、多分使ってる。
まあ、というか、既に100年の時を超えた、人間の毛髪を編みこんだもの。そろそろ妖怪化して意思を持って自由に動けるようになっている気がする。意外と役に立つかもしれない。重いもの運んでくれたり。あとはなんか、わあ、角材が上から落ちてきた危ない! みたいなときに、フワッと何かしてくれたり。
休日には自慢の手料理をふるまってくれる。しかも旨い。たまに毛が入ってるけど。
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