昔は、いよいよ食べ物に困ったら、武器を持って隣の敷地の畑を占領することが生き延びるためのミッションだった。そのうち、国が形成され、城単位でコミュニティが作られると、隣の畑を占領する行為は隣国の城を攻め落とすことにすり替わった。
同じ目的でも、ミッションはダイナミックに変わる。時代、技術、社会のバランスによって。
友達が、「大都市は物騒だからロボットに乗って移動したい」と言い出した。
「どんなのに乗りたいの?」と聞いたところ、ピンクでキラキラしたやつ、と答えたので、これはたぶん、中に女の子が乗っていることは容易に推測されてしまう。
こうなると、痴漢ロボットは、ピンクのキラキラしたロボットを撃破することがミッションになる。痴漢は自分のロボットを強くするためにに機械工学を学び、改造してチューニングを繰り返す。このパラダイムシフト。
そして、四年戦争を経て倒したピンクのロボットの中に居たのがおっさんだった時の衝撃。
まあ、それはいいけど、エロのためにロボットを強くする、というのは、意外にモチベーションが上がるのかもしれない。「黄金つくりてー!」っていう欲望から錬金術師が次々に化学物質の性質を解き明かしていったように、「ぐへへへへ! ぐへへっへー!」とか言いながら恐ろしい速さで発展していく科学技術も、悪くない。悪いか。
同じ目的でも、ミッションはダイナミックに変わる。時代、技術、社会のバランスによって。
友達が、「大都市は物騒だからロボットに乗って移動したい」と言い出した。
「どんなのに乗りたいの?」と聞いたところ、ピンクでキラキラしたやつ、と答えたので、これはたぶん、中に女の子が乗っていることは容易に推測されてしまう。
こうなると、痴漢ロボットは、ピンクのキラキラしたロボットを撃破することがミッションになる。痴漢は自分のロボットを強くするためにに機械工学を学び、改造してチューニングを繰り返す。このパラダイムシフト。
そして、四年戦争を経て倒したピンクのロボットの中に居たのがおっさんだった時の衝撃。
まあ、それはいいけど、エロのためにロボットを強くする、というのは、意外にモチベーションが上がるのかもしれない。「黄金つくりてー!」っていう欲望から錬金術師が次々に化学物質の性質を解き明かしていったように、「ぐへへへへ! ぐへへっへー!」とか言いながら恐ろしい速さで発展していく科学技術も、悪くない。悪いか。
こんなのも書いたよ。