ケイコの発言:
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんばんは。
雄二の発言:
こんばんは。
ケイコの発言:
今日は早いね。
雄二の発言:
マンガ喫茶だよ今。
ケイコの発言:
そうなんだ。
雄二の発言:
マンガを読みながら、喫茶しているよ。
ケイコの発言:
まあ、そうだろうね。
雄二の発言:
一方、となりの男はなんだかずーっと寝ている。
ケイコの発言:
あそう。
雄二の発言:
マンガ全然読んでないから、店員に怒られないか心配だ。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
こら! マンガを読め! って。
ケイコの発言:
怒られないよ。
雄二の発言:
マンガにしてやろうか!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、うん。
ケイコの発言:
何読んでるの。
雄二の発言:
カレーのマンガ読んでるんだけど、無駄に女子高生のサービスカットが出てくる。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
カレー情報だけで良いのに。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
食欲と性欲を同時に操れるほど器用ではない。
ケイコの発言:
まあ、うん。
雄二の発言:
最近のマンガって結構エロい。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
ときに、青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
何、急に。
雄二の発言:
ヤングなんとかに載ってるエロいマンガと、青年コミックの違いって、もはやそんなに無い気がするんだけど。
ケイコの発言:
そうなの。
雄二の発言:
青年コミックの定義って何だろう。
ケイコの発言:
さあ。
雄二の発言:
何か、基準があると思うよ。
ケイコの発言:
そう?
雄二の発言:
例えば、アイスは、乳固形分の割合によってラクトアイスと呼ばれたりアイスミルクと呼ばれたり、ちゃんと基準があるじゃない。
ケイコの発言:
あー、うん。
雄二の発言:
コミックにも、アイスで言うところの、乳固形分が、あると思うよ。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
そのまま、乳だったりして。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
全部のコマのうち、乳が10%載ってたら青年コミック、みたいな感じで。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
青年コミックの編集とか大変だよ。乳が足りなくなったら青年コミックとして出版できなくなってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
毎回、ノルマ達成にやっきになっている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
あと18パイ足りない! 前田先生に18パイ追加でお願いしてくれ!
ケイコの発言:
18パイ。
雄二の発言:
ああ、単位ね。
ケイコの発言:
まあうん、分かったけど。
雄二の発言:
でも、前田先生はもうすでに10パイも描いていて、これ以上増やすとなんだかよくわかんないマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
乳が主人公なんじゃねえか、みたいなマンガになってしまう。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
もう描けません! と前田先生。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そこを何とか! 前田先生のお力で!
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、まあ、なんとか無理やり4パイ増やしたんだけど、あと14パイも残っている。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ああ、もはやこれまで、廃刊だー。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
そのとき、前田先生、思いついちゃう。
ケイコの発言:
何を。
雄二の発言:
あー! 豚だ! 豚を描けばいいじゃないか!
ケイコの発言:
豚。
雄二の発言:
豚一頭で14パイ行くからね。
ケイコの発言:
すごい。っていうか、人間じゃなくていいんだ。
雄二の発言:
人間じゃないと駄目、という法律は無い。法の抜け穴だね。
ケイコの発言:
へえ。
雄二の発言:
最後のコマに、突然豚が仰向けで登場する。
ケイコの発言:
わー。
雄二の発言:
「この豚は一体!? 次号を待て!」みたいな。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
で、次号は、豚について一切触れられずに、なんか普通に話が続く。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
以後、困ったら仰向けの豚が突然登場する。
ケイコの発言:
うーん。
雄二の発言:
調子に乗って、豚が主人公のマンガの連載がはじまって、それだけでめちゃくちゃ稼ぐ。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
それ以外のマンガはもう乳要らないから、なんか、政治のマンガとかそんなのばっかり。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
まあ、そんなんだから、結局廃刊するんだけど。
ケイコの発言:
うん。
雄二の発言:
ってことで、家に帰るわ。
ケイコの発言:
ああうん。じゃあ。
雄二の発言:
おやすみブー。
こんなのも書いたよ。
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