あと1手しか打てないときに、何を打つか。
あと1手しか打てない理由はいっぱいある。お金が無いからあと1回しか投資できない。ミサイルがあと1個しかないから次がラストチャンス。
いろんな、あと1手の選択があると思うんだけど、この間ちょうどこんな感じになりまして。
あのー、お客さんのところにお仕事の話しに行ったんですよ。まあ、俺の仕事といえば、超ひもで作ったブックバンドを訪問販売で売る仕事なので、「超ひもより良い素材は無いですかね?」みたいな話をしに行くところだったんですけど、あのー、先方からね、資料が届いてたんです。おそらく、超ひもより良い素材(ゴム?など?)の説明資料だったと思うんですけど、あのー、前日にメールで届いてたんだけど、今の今まで、読む暇が無かった。や、俺のせい、なんだけども、あの、ホントに、怠けてたからとかそういうのじゃなくて、読む暇が、無かった。前も後ろもパッツンパッツンで。
で、じゃああれだわ。すんごい急いで移動して、ちょっとだけそこの会社付近に早く着いて、10分位で喫茶店でざっと読めばいいや、って思ったんですわ。
で、着きましたよ。でもね、もう、10分前なんですよ。まあーでも、まあ、急いでPCつけてざーって見れば、まあ、何書いてるかくらいは分かるだろ。ゴムとは何か、くらいは知ってから挑みたい。
でもね、ここで、別の問題が持ち上がってきて。
眠たい。眠たいわー。春って眠たい。あのー、春が眠たい理由わかりましたよ。
嫁が言ってたんですけどね、「これ、ふとんの温度と一緒だー」って。ああ、なるほど、と思いました。
冬の、ふとんの温度と一緒なんですよ。だから、条件反射で眠たいんですよ。
俺宇宙人だったら今攻めますもん、地球。人類が一番ぼけーっとしてる時期だもん。
話戻すと、眠いんすよ。ものすっごく。このまま行くと、会議中に寝てしまう。ムニャムニャ、とか言ってるところ、期待の新素材であるところのゴム? でバッチーン! ってされる。まあ、そしたら「これがゴムか!!!」って言うんだけど。
で、そう、眠たい。だから、あ、レッドブル買おう、と。レッドブルは効く。ほんと効くので絶対の信頼を置いている。
ただあれ飲むと、前も行ったかもしんないけど、次の日、ちょっとだけ疲れてるんです。
あのドリンクは、次の日の分をちょっとだけ拝借する、とかいう機能だと思う。エネルギーの借金生活。それだったら必ず効くのも頷ける。だから、次の日も飲んでしまう。そうすると、また次の日ちょっとだけ疲れている。という負の連鎖が生まれる。ここまで来ると、エネルギーの自転車操業である。ここで他のドリンクにも手を出したら、あっという間に多重債務に陥る。
まあそれはいいんだけども、そう、残り10分しかないから、眠たいのと、資料読まなきゃの、どちらかしか解決できない。どっちを解決しよう、ってなって。
資料は読んでないと「え、読んで無いの?」ってなる。これでは信頼を失ってしまう。でも、頭さえ冴えていれば、読んだふりはできるかもしれない。相手の話の節々から、物語を構成するのは得意だ。3巻くらいから読んでも、1巻2巻の大体の流れは分かるのが特技。しかし眠かったらすべてが終わる。今から書類読んだところで頭に入ってこないわ、行ったら行ったでゴム? でバッチーンってされるわで。ここはどう考えてもレッドブルだ! ブロロロローン!
ということで、レッドブルを書いまして、ブロロロローン! と会社に乗り込んだわけですが。
階段上がってて、あと5分、というところで、iPhoneに企画書入れてたこと思い出しましてですね! さすが! レッドブル飲むと頭が冴える冴える!
階段に座って、ばっと開きまして。見える、見えるぞ! なるほど! ゴムってそうなんだー!
ざーっと目を通すことにも成功! ガチャリとドアを開ける。
担当者がニコニコして現れる。
「ああどうもヤスノリさん。コーヒーでいいすか。あ、あと、企画変わったんで、あの、昨日送ったやつは忘れてください」
ブロローン!
あと1手しか打てない理由はいっぱいある。お金が無いからあと1回しか投資できない。ミサイルがあと1個しかないから次がラストチャンス。
いろんな、あと1手の選択があると思うんだけど、この間ちょうどこんな感じになりまして。
あのー、お客さんのところにお仕事の話しに行ったんですよ。まあ、俺の仕事といえば、超ひもで作ったブックバンドを訪問販売で売る仕事なので、「超ひもより良い素材は無いですかね?」みたいな話をしに行くところだったんですけど、あのー、先方からね、資料が届いてたんです。おそらく、超ひもより良い素材(ゴム?など?)の説明資料だったと思うんですけど、あのー、前日にメールで届いてたんだけど、今の今まで、読む暇が無かった。や、俺のせい、なんだけども、あの、ホントに、怠けてたからとかそういうのじゃなくて、読む暇が、無かった。前も後ろもパッツンパッツンで。
で、じゃああれだわ。すんごい急いで移動して、ちょっとだけそこの会社付近に早く着いて、10分位で喫茶店でざっと読めばいいや、って思ったんですわ。
で、着きましたよ。でもね、もう、10分前なんですよ。まあーでも、まあ、急いでPCつけてざーって見れば、まあ、何書いてるかくらいは分かるだろ。ゴムとは何か、くらいは知ってから挑みたい。
でもね、ここで、別の問題が持ち上がってきて。
眠たい。眠たいわー。春って眠たい。あのー、春が眠たい理由わかりましたよ。
嫁が言ってたんですけどね、「これ、ふとんの温度と一緒だー」って。ああ、なるほど、と思いました。
冬の、ふとんの温度と一緒なんですよ。だから、条件反射で眠たいんですよ。
俺宇宙人だったら今攻めますもん、地球。人類が一番ぼけーっとしてる時期だもん。
話戻すと、眠いんすよ。ものすっごく。このまま行くと、会議中に寝てしまう。ムニャムニャ、とか言ってるところ、期待の新素材であるところのゴム? でバッチーン! ってされる。まあ、そしたら「これがゴムか!!!」って言うんだけど。
で、そう、眠たい。だから、あ、レッドブル買おう、と。レッドブルは効く。ほんと効くので絶対の信頼を置いている。
ただあれ飲むと、前も行ったかもしんないけど、次の日、ちょっとだけ疲れてるんです。
あのドリンクは、次の日の分をちょっとだけ拝借する、とかいう機能だと思う。エネルギーの借金生活。それだったら必ず効くのも頷ける。だから、次の日も飲んでしまう。そうすると、また次の日ちょっとだけ疲れている。という負の連鎖が生まれる。ここまで来ると、エネルギーの自転車操業である。ここで他のドリンクにも手を出したら、あっという間に多重債務に陥る。
まあそれはいいんだけども、そう、残り10分しかないから、眠たいのと、資料読まなきゃの、どちらかしか解決できない。どっちを解決しよう、ってなって。
資料は読んでないと「え、読んで無いの?」ってなる。これでは信頼を失ってしまう。でも、頭さえ冴えていれば、読んだふりはできるかもしれない。相手の話の節々から、物語を構成するのは得意だ。3巻くらいから読んでも、1巻2巻の大体の流れは分かるのが特技。しかし眠かったらすべてが終わる。今から書類読んだところで頭に入ってこないわ、行ったら行ったでゴム? でバッチーンってされるわで。ここはどう考えてもレッドブルだ! ブロロロローン!
ということで、レッドブルを書いまして、ブロロロローン! と会社に乗り込んだわけですが。
階段上がってて、あと5分、というところで、iPhoneに企画書入れてたこと思い出しましてですね! さすが! レッドブル飲むと頭が冴える冴える!
階段に座って、ばっと開きまして。見える、見えるぞ! なるほど! ゴムってそうなんだー!
ざーっと目を通すことにも成功! ガチャリとドアを開ける。
担当者がニコニコして現れる。
「ああどうもヤスノリさん。コーヒーでいいすか。あ、あと、企画変わったんで、あの、昨日送ったやつは忘れてください」
ブロローン!