昨日、なんと横浜に雪が降った。案の定、街は浮かれまくり。「わー!雪だ!」はしゃぐ女の子。雪を食べて「うめー!」とか言ってる中学生。
馬鹿め。フワフワフワフワしやがって。俺は、この程度の雪じゃ浮かれないんだよ。仙台では、この程度の雪のことを、上りエスカレーターと呼ぶ。そのココロは、くだらない。俺がくだらない。
まあとにかく、街の奴らに、俺がどれだけ雪に慣れていて、この程度じゃ浮かれないかを見せ付けてやる。そして、「あいつ、雪なのに浮かれてないぞ!」「まじで? 落ち着いててかっこいい!」みたいな、「只者じゃないな」みたいな、そういう感じにしてやる!
と思ったんだけど、あのー、「浮かれる」仕草なら簡単なんだけど、「浮かれない」というパフォーマンスは思った以上に難しい。
自慢したくでもできないものがあります。
けっこう高めのスーツを買ったんです。真っ黒。きょうび、真っ黒のスーツなんて葬式以外殆ど見ないし味気ないんですけど、どこが一番気に入ったかって、ファスナーが、すんごいゴツくて、銀色に光ってるのね。真っ黒のスーツに、さりげなくシルバーって、めっちゃかっこいい。即買いしたんだけれど、よく考えたら、ファスナーってあんまり人に見せる機会が無い。飲みの席で女の子に「俺のファスナー見たい?」とか言ったら、ただの変態と思われてしまう。でも見せたい!
そこで、ファスナー見せびらかし作戦が決行されました。
飲みの席でトイレに立ち、わざとチャックを開けて帰ってくる。「おい、チャック開いてるぞ!」と、一笑い起こしてから、「でもさ、このファスナーかっこよくない?」と、ファスナーの話へ持っていく。「ほんとだ、かっこいい!」「抱かれたい!」「あなたのファスナーになりたい!」
こうして、夜は更けていく。完璧だ。
トイレでわざとYシャツのすそをチャックからこれでもかってくらい出し、準備完了。早速席へ戻りました。
「おい、チャック!」「やだー! もー!」
会場ドカーン。ほんと、サラリーマンはこんなんで笑い取れるんだから楽でいいよ。まあ、ここまでは、作戦通りだ。あとは、チャックのかっこよさに酔いしれるがいい!
と思って、「でもさ、このファスナ……」て話を切り出した瞬間、一人が、叫んだんですよね。
「チャック・ウィルソン。今日から、こいつ、チャック・ウィルソン」
会場、チャックコール。
いや、そんなんじゃない、ていうか、ほんと意味わかんねー! そういうわけわかんないコールやめてくださーい! 今日からチャック・ウィルソンて言われても、チャック・ウィルソンは、既に居るわけだからね。じゃあ本物のチャック・ウィルソンは、何ック・何ルソンになるんだ。
こうして、チャック・ウィルソンとかいうしょーもない妨害により、ただのアホの烙印を押された俺。その後ずっとチャックチャック呼ばれ続けました。まあ、飲み会のあだ名というのは短命で、次の日にチャックと呼ぶ奴は一人も居ませんでしたけど。
話戻すと、あの、雪ね、俺が雪に慣れてるってのをアピールするために、途中でアイス買って帰りました。店員に、「俺、雪なのに全然寒くないもんね」てのをアピール。小さな小さな自慢。ちなみに買ったのは雪見だいふく。あとで考えたら、雪の日に雪見だいふくって、一番はしゃいでいるっぽい。恥ずかしい。もうあのセブンイレブン行けない。
馬鹿め。フワフワフワフワしやがって。俺は、この程度の雪じゃ浮かれないんだよ。仙台では、この程度の雪のことを、上りエスカレーターと呼ぶ。そのココロは、くだらない。俺がくだらない。
まあとにかく、街の奴らに、俺がどれだけ雪に慣れていて、この程度じゃ浮かれないかを見せ付けてやる。そして、「あいつ、雪なのに浮かれてないぞ!」「まじで? 落ち着いててかっこいい!」みたいな、「只者じゃないな」みたいな、そういう感じにしてやる!
と思ったんだけど、あのー、「浮かれる」仕草なら簡単なんだけど、「浮かれない」というパフォーマンスは思った以上に難しい。
自慢したくでもできないものがあります。
けっこう高めのスーツを買ったんです。真っ黒。きょうび、真っ黒のスーツなんて葬式以外殆ど見ないし味気ないんですけど、どこが一番気に入ったかって、ファスナーが、すんごいゴツくて、銀色に光ってるのね。真っ黒のスーツに、さりげなくシルバーって、めっちゃかっこいい。即買いしたんだけれど、よく考えたら、ファスナーってあんまり人に見せる機会が無い。飲みの席で女の子に「俺のファスナー見たい?」とか言ったら、ただの変態と思われてしまう。でも見せたい!
そこで、ファスナー見せびらかし作戦が決行されました。
飲みの席でトイレに立ち、わざとチャックを開けて帰ってくる。「おい、チャック開いてるぞ!」と、一笑い起こしてから、「でもさ、このファスナーかっこよくない?」と、ファスナーの話へ持っていく。「ほんとだ、かっこいい!」「抱かれたい!」「あなたのファスナーになりたい!」
こうして、夜は更けていく。完璧だ。
トイレでわざとYシャツのすそをチャックからこれでもかってくらい出し、準備完了。早速席へ戻りました。
「おい、チャック!」「やだー! もー!」
会場ドカーン。ほんと、サラリーマンはこんなんで笑い取れるんだから楽でいいよ。まあ、ここまでは、作戦通りだ。あとは、チャックのかっこよさに酔いしれるがいい!
と思って、「でもさ、このファスナ……」て話を切り出した瞬間、一人が、叫んだんですよね。
「チャック・ウィルソン。今日から、こいつ、チャック・ウィルソン」
会場、チャックコール。
いや、そんなんじゃない、ていうか、ほんと意味わかんねー! そういうわけわかんないコールやめてくださーい! 今日からチャック・ウィルソンて言われても、チャック・ウィルソンは、既に居るわけだからね。じゃあ本物のチャック・ウィルソンは、何ック・何ルソンになるんだ。
こうして、チャック・ウィルソンとかいうしょーもない妨害により、ただのアホの烙印を押された俺。その後ずっとチャックチャック呼ばれ続けました。まあ、飲み会のあだ名というのは短命で、次の日にチャックと呼ぶ奴は一人も居ませんでしたけど。
話戻すと、あの、雪ね、俺が雪に慣れてるってのをアピールするために、途中でアイス買って帰りました。店員に、「俺、雪なのに全然寒くないもんね」てのをアピール。小さな小さな自慢。ちなみに買ったのは雪見だいふく。あとで考えたら、雪の日に雪見だいふくって、一番はしゃいでいるっぽい。恥ずかしい。もうあのセブンイレブン行けない。